健康
匿名さん
2023/09/09 10:13(最終更新日時)
「健康の三種の神器」
体重計、体温計、血圧計
○体重計
体重は定期的に測定し変化を把握することが重要。体重をはかる歴史は古く、インドのムガール王朝時代の王が毎年の誕生日に、自分の体重を国民に広く知らせたのが起源。当時は太ることが富と権力を象徴したので、王の体重の増加は喜ばしいことだった。しかし現代では肥満が生活習慣病の原因であることが分かり体重への考え方が肥満を避ける方へ変わった。そして身長と体重から体型を判定するBMIという指標が開発された。
○体温計
体温は、体の末端や表面は環境の影響を強く受けるが、体の中心温度は、脳や心臓などの働きを保つために高く安定している。中心温度は直接測れないため、通常ワキ下で検温する。日本人の平均体温は、全体の36.6~37.2℃。ちなみに感染症法では37.5℃以上を発熱、38.0℃以上を高熱と分類している。
○血圧計
定期的な測定でリスク回避。
血液は心臓からの圧力で身体中を流れている。この血液への圧力を血圧という。心臓は1日に10万回収縮と拡張を繰り返して血液を送り出す。血圧は、心臓が収縮して血液を送り出すときに最も高くなり(収縮期血圧)、心臓が拡張して次に送り出す血液をため込むときに最も低くなる(拡張期血圧)。血管は加齢とともに弱ることで血圧が上昇。男性は40代から、女性は更年期を過ぎると高血圧になる傾向がある。高血圧になると、動脈硬化による狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの重篤なリスクが高くなるので、40歳を過ぎたら自分の血圧は定期的に測ること。起床後の血圧で135/85mmHg以上の場合は早朝高血圧の可能性がある。
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