忘れられない

あ、もうこんな時間(^_^;)すみません、話込んじゃって。
では、子守唄代わりに純朴な青年の話を。

純朴な青年は、クラブのお客様でした。
会社の人に連れられて来てすっかりはまってしまったんですね。
お初で、私が付きました。会社の人には、馴染みのキャストが付きました。

キョロキョロして仕切りに汗を拭いてる青年に冷たいおしぼりを差し出しました。
「いやー優しいですね」
仕事なのに感動する青年。帰り際「また来ていいですか？」「待ってます(ニッコリ)」仕事ですから。

名刺をお渡ししました。
後日携帯に電話が来ました。
「○○ですけど覚えてますか？」
「わかりますよ」
覚えてないけど、会話から何とか思い出しました。
「会社の方といらした方ですよね?」
「そうです。そうです」
ここで突然女性の声
「○○ご飯よ～」
「明日、出勤してますか？」
「○○ご飯よ～」
「あの～声が聞こえますけど?」
「あ、すみません。今、電話中だからっ!」
「聞こえないの～」
「だから電話中っっ」

叫ぶ母親、怒鳴る息子…

「ご飯食べてからでいいですよ」
「すみません。そうします」