誘惑蝶
No.46 2014/06/06 14:08
ハル ( deZwBe )
あ+あ-
「どうゆう、こと…?」
「だから、そのまんまの意味だよ!私は、ハルちゃんが好きなんだよぉ」
ユキナにぎゅうぎゅう抱きしめられ、
私は困惑していた。
私が好きって、何?
それは、女の子が好きって事?
つまり…
「レズなの!?」
「…そうだね。一般的に言うと、そうなるよねぇ。私ね、いままで好きな人ができた事なかったんだけど、高校に入ってハルちゃんを見てすっごくドキドキしてね…私、女の子が好きなんだなぁって、気付いたの」
「なんで…私?」
「だって、ハルちゃん、小さくて可愛いんだもん!」
ユキナは私にすりすりとくっついてきた。
「ちょ、近い近い!」
私はぐいっとユキナを押しのける。
「でもこの間、ハルちゃんが男の人達やナツとアキホとラブホに入って行くのを偶然見ちゃって、私胸が苦しくて…」
「うん、好きな人が、他の人とラブホに入るとこなんて、見たくないよね…」
私はいつの間にか恋愛相談のように
ユキナの話しに共感してしまい、我に返った。
「だよねっ!?ヤキモチ妬くよね!?…だからハルちゃん、私ともエッチしよ…?」
「うん…って、ええぇ!?」
「いいじゃない、ハルちゃんエッチ大好きなんでしょ?いつも教室でエッチな話ししてるじゃない!それにこの学校、ヤリ校なんて呼ばれてるし…私もエッチ好きだよっ。だから、私ともエッチしよっ」
…言っている事がめちゃくちゃすぎて
だんだん頭が痛くなってきた…。
気付くとユキナは、
プチッ、プチッ、と私の制服のボタンを外し始めていた。
「だ、だめだよっ」
私はユキナから離れた。
いくらエッチ大好きな私でも
女の子とのエッチは想像できない。
大体、女同士でどうやってエッチするの?
私の頭では到底考えつかなかった。
「どうして…?ハルちゃん、やっぱりさっきの蛍先輩って人が好きなの…?」
「や、違うってゆうか…わかんないけどっ」
「じゃあ、いいじゃんっ」
ユキナは再び私の方に迫って来る。
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