甘美な罠は蜜の味
No.4 2014/09/10 00:22
甘い罠 ( ♀ 5XmIBe )
あ+あ-
翌日の夜に、電話の着信と、1通のMail
『お前んとこきてるから大至急電話して』
ミナはお風呂上がりに電話をした
「もしもし?何?」
「コンビニにいる」
「今お風呂上がりだから、五分待って、用意して行くから」
「あぁ」
ミナは着替えて、髪の毛も乾かさないで近くのコンビニに向かった
内心苛立ちながら•••
コンビニに付くと、カズキの車に乗り込んだ、いや、車の名義はミナだ、だからミナの車だ•••
『お前が苦しいだろ?だから、終わりにした方がいいんじゃないの?って言ってるのに、別れるとか、おまえが勝手に思っただけだろ?』
『は?あのMailは、もう、決定事項でしょ?そうとれるよ?』
『俺は別れるとは言ってない!』
『意味わかんない』
『お前我慢出来るか?』
『我慢って、カズキが我慢しろ!って言ってたんじゃん!今までだって、ずっと我慢してきたよ』
カズキの言葉は、ほんとに意味が分からない
車の中は、カズキが一方的に話していた
ミナは外を見ながら、早く帰ろうって思っていた
時間だけは、刻々と過ぎて行く
ぼんやりしているミナの頭に入ってきた言葉は、「今日はこの話をしに来たじゃない、この話は保留な、本当は今日、泊りに行っても良かったんだけど、俺の精神状態がおかしいから、そんな気分じゃないんだょ」
(精神状態がおかしいのは、昔からでしょ?)
ミナは心の中で反発していた
口を開けば、お金
そんなカズキにウンザリしていた
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