甘美な罠は蜜の味
No.8 2014/09/10 01:07
甘い罠 ( ♀ 5XmIBe )
あ+あ-
付き合って8ヶ月過ぎた2011年2月頃
ミナはカズキに思いを伝えた
「カズキが怖い、だからもう会わない」
「そんなに怖い思いさせたか?俺と会ってる時も、俺は怖かったか?」
カズキと別れようと思った瞬間だった
翌日、カズキは「別れるなら俺を嫌いで別れろ!嫌いって言ってくれ、俺が辛いだろ」とMailして来た
ミナはカズキが好きだった
好きだから怖くなったのだった
今なら本音で話せる
そんな気がした
全てを打ち明けた
カズキは「今夜家に来い、金が無いから泊めてやる」
そう言ってミナを自宅の部屋へ招いた
初めて入るカズキの部屋は、乱雑としていた
カズキの家は、二階建ての一軒家
二階には両親が住んでいる
カズキは実家の一階の一部屋がテリトリーらしい
「女を部屋に連れて来たのは、お前が初めてだ、二階に親父とお袋居るんだから、声出すなよ」
カズキの気持ちに変化が起こった瞬間だった
ミナを自分の懐に入れてしまった瞬間だった
その夜、ミナは泣きながら思いを伝えた
カズキは、ミナを抱き締めて気持ちを伝えた
「俺は嫌いなら会わないし、抱かない、だから、その態度で判断してくれ、俺は甘い言葉をかけたりするのは苦手だ」
気持ちを伝えるのが下手なカズキ
その夜は、カズキが初めてミナに弱さを見せた
ミナは、そのギャップに完全に惚れてしまったのだった•••
この先、辛い事がミナの身に降りかかる事も知らずに•••
その日は、カズキの腕の中で深い眠りに着いたのだった
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