【水の檻・水の月】
No.11 2014/09/29 10:47
葉桜 ( 1soc3 )
あ+あ-
それから3時間程、マンガを読んで時間を潰していた。
「桜ぁ~、いるか?」
社長の声だ。
やっと来た。
「お疲れ様です、あの…」
「ああ、今回はスマンな。だが待遇は保証する、やってくれないか?」
「開店前や休憩時間にディーラー達にツキを与えるだけだ。ホールの仕事はしなくていい、時給は2千円だったな?時給1万にする。浜は黒服にしたよ、お前を試した2人も負けてない」
「トイレもシャワーもついた専用の部屋がある、お前はそこでツキを与えてくれりゃいい。他のウエイトレスに嫌がらせされる事も無い。強姦の心配は一切しなくていい」
「どうだ?福女になってくれないか?」
一気に話され、戸惑った。
社長はそんなに福女とやらを信じてるのか。
だけど悪い話では無い、時給1万円。専用の部屋。
社長が飽きるか、迷信だとわかるまで福女になるのもいいだろう。
「わかりました、あまり自信ないけどやります」
「そうか!助かった、ありがとう!じゃあ早速こっちに来てくれ」
いつも鍵のかかっている青いドアが休憩室にある。
使ってない倉庫か何かだと思って気にしていなかった。
取り出した鍵で社長がドアを開けると、意外な程綺麗な部屋があった。
奥にはベッドがあり、透けたカーテンが吊されている。
バストイレ、ミニキッチンまでついている。
「どうだ?まあまあだろ?」
「じゃあ早速、俺にもツキをくれ」
ベッドに押し倒された。
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