No.2 2014/12/03 21:58
恋愛依存さん ( ♀ )
あ+あ-
「ふっ、変わった事言いますね」私は少し鼻で笑って彼の瞳を見つめた。気づいちゃった…「貴方だって…悲しそうですね」つい口が開いてしまった。
「そうかな?じゃあ慰めてよ」口角をあげ笑う彼は名刺を私に握らせると、お金をテーブルに無造作に置き帰って行った。
私…悲しそうな顔なんてしてたかな?鏡で見るがいつもの私と目が合う。「ほら、いつもと一緒じゃない」あぁ、そうか涙黒子のせいかな?
握った名刺…「ナンパのつもり?」抜けた笑いをする私。でも何でかなちっとも嫌じゃなかったな。