恋愛依存

主さん。

もうね。

主さんのしたいようにしたらいいよ。

ゆりやは、独身の主さんのことを母親のように心配し、主さんの大切な人生の時間を不倫というカタチで、無駄にしてほしくなかった。

好きというキモチは、誰でももっていいもの。道をはずしたまま、何年も、独身である主さんを縛りつけたくなかった。主さんは、独身。今から、結婚だって、ある。それを、人妻の愛とやらで、無駄にしてほしくなかった。主さんは、独身者との交際をあきらめているみたいだけど…それは、違うよ。それより、怖いのは、人妻の歪んだ愛。それが、主さんを目に見えない何かで、縛っているように、私には、見えてしまう。

青空のした、堂々と手を繋いで歩ける独身者と巡りあってほしい。

主さんが、直ぐには、キモチ切り替えられないのわかっている。少しずつでいいから、人妻と離れていくのがいい。実際にあった、私の身内におこったことも、話そうと思ったけど…。

ﾌﾐちゃんが、別れた、独身者とメールだけ、また繋がると、聞いたとき…

ゆりやの中で、少し怒りがわいた。

まだ、独身の男を苦しめるのかと…。

自分の家庭や自分の子供や自分のことばかり…。

ながい月日、独身の男を縛ってきて、自分は、なんかの理由で離婚しない…

独身の男を解放してやるのが、ほんとの愛でないのか？メールしてたら、未練がつのるばかりさ。

不倫する人妻の自己中心的考えをやっとわかった。

私は、そこまで、人を苦しめられない、悪魔になれない。

ﾌﾐちゃんは、独身男には、優しいし、親身になってくれるみたいだから、ここで、癒されるといいよ。ゆりやは、目先のことで、自分の家庭は、守りながら、子供に嘘ついて、いきる、そんな母親になりたくないし、不倫していた母親というのを子供に悪い事と思うし、不倫は、ゲスだと、最終的におもう。
ﾌﾐちゃんにたっぷり癒されて、主さんが、キモチいいなら、それで、仕方ない。ﾌﾐちゃんは、なんか、怒ったみたいだから、ゆりやは、これ以上、主さんにいう事もないから…

また、たまに元気か、聞きにくるだけにするね。
くれぐれも、新しい、出会いが必ず、あることしんじよう。

不倫は、しないほうが、いいよ。