No.33 2016/01/15 15:06
匿名さん あ+あ-
結局、貸切風呂ではなく、それぞれ温泉に入って、ロビーで待ち合わせた。
佐伯先生がロビーの中にある喫煙所にいるのが見えた。
佐伯先生も私に気付いて、タバコを消してこちらに向かってきた。
「リオのほっぺたピンクだ。かわいー」
佐伯先生は私の頬をつついた。
「もう少しで食事だね。リオもお酒飲むよね?」
「…お酒…」
「…飲めない?」
「飲めるけど。…弱いから寝ちゃうかも」
「…寝ちゃったらいたずらして起こすぞ」
「…ダメです。一杯だけにしよ」
「ビールでいい?」
「はい」