No.70 2016/03/24 08:57
匿名さん あ+あ-
≫69
「全然悪くないですよ。」
「お前は?」
「えっと……私も甘い物が好きです。」
「ふーん。なぁ…」
諒平は麻里の顔をチラッと見て、また前を向いて歩き始めた。
「どうしたんですか?」
「やっぱりなんでもない。」
「そっそうですか…」
話しが全然盛り上がらない…それも何考えているか分からないよ…
あっ…諒平さん…私の手掴んだままだ。
あったかいなぁ…。
小さい頃よくお父さんと一緒に手繋いで歩いたっけ…
あの頃は楽しかったな。
お父さんがまだ生きてたら…
「なに考えてんの?」