No.44 2016/05/27 14:51
匿名さん あ+あ-
「でも…素直になったからと言ってアイツは俺に心を開いてくれるか?…自信持てないんだよ。
それも俺、顔に大きな火傷の跡あるからアイツまで変な目で見られてしまうんじゃないかとか…あぁもうどうしたらいいんだよ。かっこ悪いな。ホント…」
さわさわと静かに揺れる音しか聞こえない場所でただただ寂しく響く諒平の声。
「でもなんだかお前に話したら、元気になった。明日宜しくな?じゃあ今日は帰るわ。」
諒平は、振り返らずに桜に手を振ると家に帰っていった。