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ひとりの夜

No.10 16/05/06 18:02
寂しがり屋さん ( ♀ )
あ+あ-

一際早いピストンの後、ズンッ ズンッと深く強い突きをして、彼は一旦離れました。

そして次に、私をうつ伏せにして、お尻を高く持ち上げます。

イッてない私の身体は、はやく続きが欲しくてウズウズしていました。

グニッ ズップゥ…!

「あふぅうん♡」

私は思わず背中を反らせ、一層お尻を高く突き上げます。

激しいピストンが始まりました。

前へ後ろへ、私の身体はベッドに擦り付けられるように前後しています。

「うぁっ ああんっ! あぐぅっ! はおっ おんんっ! んおぉ!」

あんあん♡と、可愛く喘ぎたかったのですが、そんな余裕などもうありませんでした。

パンッ パンッ パンッ
肉が肉を打つ音。

ジュブッ グチュッ ズチュッ パチュッ
粘液の絡む音。

ズンッ ズンッ ズコッ ズコッ
中からお腹を打つ衝撃。

ギッシ ギッシ ギッシ
跳ねんばかりに軋むベッド。

いやらしい音が部屋中に満ち、その中心で、私は声をあげよがり狂っていました。

ヒロトは泣き叫びながら感じている私を見下ろしながら、何度もなんども、硬いソレを私の狭い穴に叩き込むのです。

私は思わず後ろに手を伸ばして、私の太ももの向こうにある彼の太ももを掴みました。

すると、彼はその手をすかさず捉え、さらにもう反対の手も掴むと、私の上体が浮き上がるようにぐいっと自分の方へ引き上げました。

私は膝立ちの状態になり、胸を前に突き出すような姿勢になりました。

打ち付ける彼の腰に体重を乗せることになるので、挿入はさらに深くなり、私は髪を振り乱して、上下に揺さぶられていました。

「あんんっ! あぉっ おぉんっ はおぉん!」

ぶるんぶるんと乳房が激しく揺れています。

「くっ! ふっ! ふうっ!」

苦しそうな彼の息遣いが聞こえました。

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