禁断の恋 俺
No.33 2016/11/10 08:15
シバトラ ( bX5KBe )
あ+あ-
「ある日、俺の目の前に若い男女がいた。男は周りを見渡すと女にキスをした。女は恥ずかしいって小さい声で呟いた。男は、俺だって恥ずかしいけど、今すっごく可愛い顔してたからつい…と言った。その男の耳は真っ赤になっている。」
「えっ?うん…。それで?」
満里奈は突然の話にびっくりしながらも、
耳を傾けている。
「女が笑っているような、はたまた泣きそうな表情を浮かべながら男を抱き締めた。」
「嬉しかったんだね。彼女さん」
「嬉しい?」
「嬉しいよ!!いいなぁ。その彼女さんが羨ましい。」
満里奈の長い髪が男の顔に触れると、男は満里奈をどかし座る。
「でも俺、お前とキスしても恥ずかしくもないし、嬉しくもない。なんの感情も湧いてこないんだけど?なんで?」
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