正体不明のまんこ

【心さん】と【身体君】の会話


【身体君】
「あのさ、今度のセックスでは俺の一人舞台にしていい？」

【心さん】
「は？私に参加するなって言ってるの？」

【身体君】
「ていうかさ、セックスに心はいらなくね？」

【心さん】
「いやいやいや、心があるから萌えるんでしょ」

【身体君】
「まあそうだけどさ、1回くらい心のないセックスもいいじゃん。どうなるか試してみたいんだよね。」

【心さん】
「いや、気持ちは解るけどさ、そんなの不可能だよ。」

【身体君】
「だからこうして頼んでんじゃん！」

【心さん】
「ていうか、私が居ないと感度も下がると思うよ」

【身体君】
「じゃあ風俗はどうなるのさ。あれは完全に身体だけの付き合いじゃん。その辺どう思うのさ」

【心さん】
「風俗はお金で割り切ってるから…」

【身体君】
「だから割り切ればいいって事だろ？」

【心さん】
「ていうかさ、私も一人舞台したい」

【身体君】
「は？笑わすなって。心だけで何が出来るって言うんだよ！」

【心さん】
「恋愛出来るじゃん。心の通った素敵な恋愛♪」

【身体君】
「抜かせアホ！」

【心さん】
「は？ていうかアンタさ、最近おかしいよ！何かあったんじゃない？前はそんなに自己中じゃなかったよね？」

【身体君】
「あ…。」

【心さん】
「何？やっぱり何かあったんでしょ。聞いてあげるから話して」

【身体君】
「何か…。何か俺、衰えてきてる気がする。何か…自信なくなってきてて、実は性欲もあんま無いんだよね」

【心さん】
「なら、余計に心が必要でしょ。協力しあおうよ」

【身体君】
「だよね…。でも、俺、相手から期待されてる部分もあるし…」

【心さん】
「大丈夫だよ！私が相手の心に上手くコンタクトをとってあげるから。心配しないで」

【身体君】
「うん。ありがとう。優しいね。」

【心さん】
「あはっ。優しいよ。惚れた？」

【身体君】
「うん。惚れた。惚れたからセックスしようぜ。」

【心さん】
「心ない言葉をありがとう」

【身体君】
「だよね」