さらよんのナイトモノローグ９

アンチエイジングについて

以下の、３つのグループのタンパク質をうまく制御してやれば「老化という疾患」を予防できて健康な長寿が手に入る。なお、ⅰ．は、老齢に特有の病気を発症する大きな理由の１つ。

ⅰ．サーチュイン

ⅱ．ＡＭＰＫ（ＡＭＰ活性化プロテインキナーゼ）という酵素
真核生物において、細胞レベル・個体レベルで影響を与える『代謝』の中心的調節因子の一つ。

ⅲ．ＴＯＲ（ラパマイシン標的タンパク質）

老化の進行の抑制には、ⅰ．サーチュインとⅱ．ＡＭＰＫを活性化させ、ⅲ．ＴＯＲを抑制してやれば良い。

ⅰ．サーチュインの活性化には、ＮＡＤの前駆体である①ＮＭＮ（ニコチンアミドモノヌクレオチド）（高価なサプリ）や、赤ワインなどに含まれるポリフェノールとして有名な②レスベラトロールが効く。

ⅱ．ＡＭＰＫの活性化には、糖尿病の治療に使われる安価な薬剤③メトホルミンが効く。

ⅲ．ＴＯＲ阻害剤は副作用が強い。毒性の低い化合物が作られるのを待ちたい。


「老いなき世界」で、老化研究の第１人者シンクレアは、①～③の摂取などを行っている。よって、若々しい。

①は、安いものでグラム当たり２，０００円近くもする。しかし、シンクレアは毎日１グラム飲んでいる。

①で、シンクレアの父はとても元気になった。閉経していたが月経が再開した女性もいる。

ただ、僕は、半年、①を微量投与しているが、効果の実感は無い。妻も。