No.3 2025/01/28 15:26
昼のお仕事さん0 ( ♀ )
あ+あ-
「えっ…桃ちゃん!?」
白い歯を見せて笑う顔は、昔とあまり変わっていない。
桃ちゃん先輩ではなく、桃ちゃんと呼ばれた事と、垢抜けて逞しくなったその姿にドギマギしながら
「すごい偶然!元気だった?」と明るく返す。
だけど頭の中では、
そのままジムの体験ができるように、部屋着みたいなTシャツとハーフパンツで来た事を後悔していた。
「桃ちゃん、変わらないねー」
本当かな…本当かな…
所帯染みていないかな…
一瞬そんな気持ちがよぎったけれど、
「きゅうちゃんは大人になったねー」
と笑顔で返した。