バツイチ40歳だけど
奥さんの不倫その前の主です
彼と会う前の事はほぼ書き終えましたので、これからはなんてことはない日常とこれからどうなるか本人にも分からない彼との事を綴っていこうと思います
タイトル通り、バツイチ40歳だけど気楽に毎日生きてます
不倫否定、セックス描写が苦手な方は見ない方が精神的によろしいかも知れません
読んでやろうかという優しい方はよろしくお願いします
感想スレ
http://mikle.jp/viewthread/2237015/
15/08/02 22:16 追記
感想スレ変更しました
http://mikle.jp/viewthread/2241493/
15/10/09 16:11 追記
感想スレは閉鎖しています
興味のある方だけ見て下さればと思っています
- 投稿制限
- 参加者締め切り
「すごい、お尻でもイけるんだね」
や、ん
乳首を引っ張りながら耳元で囁かれて、それだけでも中のオモチャを締め付けてしまう
「ここ、俺の入るかな」
アナルに入ったままの指を中でバラバラに動かされてビクビクと太ももが痙攣した
いつも行くホテル街ならバスルームにローションがあるけど、ここはどうなんだろう
体液でも入るかもしれないけど、出来ればローションを中まで塗ってから挿入して欲しい
龍成、お風呂に、ローション、、、
ずっと気持ちいいままなので上手く喋ることが出来ない
「あったと思う、取ってくる」
そう言指を引き抜いてくれたけど、代わりにまたオモチャのスイッチが入る
やぁ、ひ、やだ
「すぐ戻るから」
龍成はベッドの上で震える私を放置してバスルームに向かった
イッた後に激しい刺激を与えられて必死で耐えるけど辛い
バスルームから戻ったきた龍成はそんな私の姿見て足を止めた
りゅう、せい
名前を呼ぶとベッドに近づいてきてキスをしてくれる
「未来、エロくて可愛い、ずっと見てたいな」
や、とめ、て
涙を流して喘ぐ私をずっと見ていたいとしばらくスイッチを切ってもらえなくて、その上キスや乳首の愛撫なども受けてもう一度絶頂に達した
やっとスイッチが切られた時には意識が半分飛んでいて、龍成が手を縛っていたタオルを解いて涙やヨダレで汚れた顔を拭いてくれていたけど、よく分からなくてされるがままだった
いつの間にかうつ伏せにされてお尻だけ高く上げたポーズになっていてアナルに冷たい感覚がきた
ローションを塗られているのだと分かって徐々に意識が覚醒していく
「凄い興奮する」
色っぽい声で龍成が言うけど、彼は今私のアナルを解してくれている
そんなとこを触りながらセクシーな声で話す彼にゾクゾクした
何度もローションを塗りこまれてアナルからはグチョグチョとイヤらしい音がする
アソコはオモチャが入ったままでそれを自分で無意識に締め付けるから前後から快感がくる
りゅう、せい、も、いい
実際入るのかは分からないけど、もっと強い刺激でイかせて欲しい
龍成はゴムを付けてそこにもローションを塗ると私を仰向けにひっくり返した
何だか久しぶりに顔を見た気がしてホッとする
何度もキスをしてため息が漏れた
「後ろからの方がいい?」
入るなら、こっちが、いい
久しぶりのアナルはやっぱり少し不安だから出来れば龍成の顔を見て繋がりたい
幸い身体が柔らかいから慣れていた時は普通に出来ていた
めいっぱい脚を開いて少しお尻を浮かせるように枕を下に敷いた
アナルに彼の物があてられると少しずつ埋め込まれていく
アナルは龍成が3人目
元旦那の時は入れる時痛かったんだけど、巧の時はそうでもなかった
巧として私が思った事は挿入時の痛さは大きさじゃなくテクニックと形ではないかという事だった
元旦那ははっきりいって小さかったけどかなり右に曲がっていた
だから入れる時、どうしても斜めからの挿入になって痛かったのだと巧として分かった
巧はアナル経験もあったし全てにおいて丁寧で上手だったから彼とのセックスで痛い思いをしたことは無い
そして龍成の物はスラッとしていて太さは普通、長さは長めだと思う
先っぽの一番太いところさえクリア出来れば大丈夫だろう
「大丈夫?」
先っぽが少し入ってきた時に龍成が聞いてくれた
でも正直全然痛くない、と言うかもっと一気に入れて欲しい
ジワジワ進んでくるあいだ、ずっとドキドキしてしまう
うん、だいじょぶ
そう言うとキスをしてくれてそのままズズっと腰を進める
クプン、と頭の部分がアナルに潜り込んでビクッと身体が震えたけどやっぱり痛みはない
「あ、ごめん大丈夫?」
うん、ね、もっと
もう引っかかるところがないから後はローションの滑りを借りてズルズルと奥へと入っていった
「く、すご」
お尻に龍成の陰毛が当たって根元まで入ったのが分かる
はぁ、とため息を付いて彼を見ると目が合う
「痛くない?」
うん、気持ちいい、龍成は?
「最高」
深く何度も口付けていくうちにアソコもアナルもウズウズしてきた
龍成もそうみたいで無意識に腰が動いている
ズルッといきなりアソコからオモチャが引き抜かれて悲鳴を上げた
キスをしている間にベルトを外してくれていたらしい
「動くよ」
龍成
キスを繰り返しながらいつもよりゆっくり腰を動かし始める龍成の顔がエロい
「凄い、気持ちいい」
グチョグチョとローションの音がして身体の奥から快感がせり上がってくる
ん、は
「お尻気持ちいいの?イヤらしい身体だね」
耳元で囁かれてアソコがジュワッと濡れるのが分かる
そこを彼の指が撫でた
ひぁっ
「お尻に入ってるのにこっちもグチョグチョだよ」
割れ目を指で触りながら可笑しそうに龍成が言うけど、その声だけでゾクゾクしてイキそうになった
アソコを指で愛撫されてアナルは龍成の物で掻き回される
気持ち良すぎて喘ぎ声が抑えられない
龍成がアナルでイクのと同時に私もイッてしまった
コンドームの後始末をした龍成はグッタリとした私を抱きしめて髪にキスをする
顔を上げて唇にもキスをしてもらって幸せな気分になった
バスルームに移動すると今度はアナルをキレイに洗ってくれてバスタブの中でも後ろから抱きしめられる
「未来、愛してる」
龍成、大好き
何度もキスをして乳首を愛撫されてまた欲情してくる
「俺のが2本あったらどっちの穴も同時に気持ち良く出来るのに」
後ろから耳たぶを噛みながら龍成が言った
ふ、それ、いいね
想像しただけで興奮する
でもそんな事あり得ないからとりあえずアソコを気持ち良くして欲しい
龍成、ココにも欲しい
彼の指をアソコに導いてオネダリをする
「どこに欲しいって?」
私が言えないのを知っていてワザと聞いてくる
身体の向きを変えて向かい合うと、もう硬くなっている彼の物を掴んで愛撫した
これ、入れて
「ちゃんと言わないと分からないよ」
ここに、お願い
言えない代わりに自分でアソコを彼の物の先っぽにくっ付けてお願いする
龍成は私の「お願い」が大好きで凄く興奮するらしく、いつもお願いすると顔付きが一気に変わる
彼の手が私の腰を掴むとそのまま私の中にゆっくりと彼自身を埋め込んでいく
ふあ、気持ち、いぃ
あまり激しく動けないけど気持ちいい
このままずっと入れておいて欲しいと本気で思った
私が上下に動く度にお湯がチャプチャプと音を立てる
乳首を強く何度も捻られて深い口付けを受けて彼の物を締め付けた
「気持ちいい?」
う、ん
「どこがいいの?」
ちくび、と、アソコ
「どこ?ちゃんと教えて」
耳たぶを舐めたり噛んだりしながら耳元で囁かれて、その度にアソコから体液が溢れてくるのが分かる
「凄く締まってきたよ、イきそうなの?」
ふ、や
「いや、じゃないよね、ホントにイヤらしいな」
「自分でいい所突いてるの?乳首もビンビンに立っててエロいよ」
ひぁっ
乳首を思い切り引っ張られてその刺激で絶頂に達した
アソコがキュウッと龍成の物を締め付けて太ももがビクビクと痙攣する
私の身体が落ち着くのを待って彼の物がそっと抜けていく
「未来、エロい、可愛い」
瞼や頬に何度もチュッチュとキスをしながら龍成がいう
「未来がイク時、俺のを締め付けるのが凄く愛おしい」
「俺のが大好きって言ってる気がする」
だいすき、だよ
私を湯船の縁に座らせてアソコを舌でキレイに舐めてくれる
クンニは苦手だけど龍成は私の苦手なクリを吸ったりはしないし、割れ目をそっと舐めてくれるのは気持ちいい
龍成はまだイッてない
のぼせる前にベッドに移動して続きをする事にした
ベッドの上でもずっと私のアソコを舐める彼に私もしたいとお願いをする
上向きに寝転んだ龍成の上に四つん這いで覆いかぶさった
彼の物をペロッと舐めるとビクッと震えるのが愛おしくて口いっぱいに頬張る
龍成にも気持ち良くなってもらいたいから張り切ってフェラを始めた
龍成の物は太さは普通だけど少し長いのでどれだけ頑張っても根元までくわえ込めない
でも彼は頭の部分をキャンディみたいに舐めまわすのが好きみたいだからスライドしたり吸い上げたりするあいだに頭を舐めまわす
はじめはやりたい様にさせてくれてたのに段々余裕がなくなってきたのか私のアソコを激しく愛撫してフェラを中断させようとしてきた
やだ、もっと、したい、触るの、やめて
龍成を振り返って抗議する
「いや、もう無理、出そうになるから」
出してよ
「未来の中で出したい」
龍成は1回でも多く私の中で出したいからとあまり口に出してくれない
一瞬どうしたものかと思ったけど時間も遅いし今回は諦めることにする
向きを変えて龍成に跨ると割れ目の中に彼の物を迎え入れていく
ん、はぁ
全部飲み込んで腰を前後にクチュクチュと揺らして感触を確かめた
「あー、気持ちいい」
私のお尻を鷲掴みにして揉みながら龍成が言う
そのまま小刻みに動きながら何度もキスをした
龍成の顔付きが険しくなってきて下から突き上げてくる
子宮口にあたって悲鳴を上げた
「くっ」
短く声を上げて彼が中で弾ける
龍成は私をギュッと抱きしめて荒い息を整えた
龍成
名前を呼んでキスをしてもらうと、そっと腰を浮かせて彼の物を抜いた
「未来」
何度もキスをしてベッドの上で抱きしめ合ってじゃれていたけど、いつの間にかウトウトしてしまっていた
フッと意識が浮上する
え、私寝てた?
暖かいものに包まれていてそれが龍成だと気付いた
目の前に彼の顎がある
どうやら龍成も寝ているらしい
モゾモゾと腕の中で体勢を変えてチュッと彼の唇にキスをする
龍成、起きて
もう一度キスをするといきなりギュッと抱きしめられた
「起きてる」
え、寝たふりしてたの?ひどい
「いや、寝てたけど未来が動いたから目、覚めた」
「あ、未来起きちゃったなーと思ってたら」
もう、やだ!
寝ている龍成にキスした事を思い出してもの凄く恥ずかしくなった
「寝てる俺に何してたの」
ニヤニヤして龍成が顔をのぞき込んでくる
恥ずかしいのとちょっと悔しい気持ちで顔を上げることが出来ない
「未来、あんな可愛い事出来るんだねー」
もう、ぜったい、しない
「うそうそ、また旅行とか泊まった時やってよ」
やだ
寝顔が可愛いとか思ってしまったのがいけなかった、油断した
龍成は何が楽しいのかニコニコして抱きしめてくる
少しの間抵抗したけど力では適わないから諦めて腕の中に収まった
「からかってゴメン、でも可愛かったから」
恥ずかしかったけど、本気で怒ってるわけじゃないからいつまでも拗ねてるわけにもいかないし、やっぱり龍成の声が大好きだからその声で謝られたら許すしかない
龍成、今何時?
「3時、すぎ?」
え!帰らなきゃ
「俺は今実家だから大丈夫だよ」
一瞬誘惑に負けそうになったけど明日、というか今日も仕事だしやっぱりチェックアウトして帰ることにした
いつも通り仕事に行って気が向いたらジムに寄って帰る
車をマンションの駐車場にとめておっちゃんの店に行く
龍成からは相変わらずたくさんのメールが来てたまに返す
真由美や梨花からは「最近何してるの?」とラインが来た
ちょっと太ったから、暇さえあればジムに行っていると返信して近々3人で飲みに行く約束をした
家に帰ってお風呂の後、発泡酒を飲みながらメールを見るとまた龍成からのメールがある
「もし大丈夫ならちょっと電話したいな」
私は、いいけど
返信するとすぐに電話が鳴った
「もしもし」
もしもし、電話大丈夫なの?
「うん、実家だから」
え?新学期って、まだ?
近くの小学校はもう始まってるから幼稚園は違うのかと思ったけどそうではなくて、新学期は始まってるけど龍成と子供さんは家に帰っていなかった
「母親が幼稚園送り迎えしてくれてる」
家、帰らないの?
「別居、て言うか離婚決まった」
どうして、奥さんは?
龍成と関係する前、奥さんと電話で話したことがあるけど、あの奥さんが離婚を受け入れるなんて信じられなかったし、本気でそんな事考えてなかったから何がどうなったのか理解出来ない
「来週、会った時に詳しく話すけど、息子もこっちでじいちゃん達といたいって」
「俺、シンパパになるけど、未来とは何も変わらないから」
「未来には迷惑かけ無いようにするつもりだけど、もし何かあったらゴメンね」
私は不倫すると決めた時から一応覚悟はしているからそんな事はいいんだけど、色々急すぎて気持ちが付いていかない
唯一思った事は
子供さん、男の子だったんだ
だった
週明けの月曜日、龍成が家に来た
朝晩少し肌寒くなってきたからキムチ鍋を作って2人で食べる
シメのキムチーズ雑炊を食べたあとアイステーを飲みながら彼の話を聞いた
「未来と会うまで家が辛くて、ほとんど実家に帰ってた」
「居心地が悪くて、レスの事を話し合うのも諦めて会話もなくて、たまに話したら怒鳴り合いだし」
「半年くらい着替えや必要な物を取りに行くだけだったけど、嫁に、あんたの子供なんだから休みの日くらい面倒みろ、と言われて土日実家に連れていくようになった」
「だからはじめの頃未来にはちょっとだけ嘘ついてた、ゴメン」
はじめの頃私が聞いていたのは「週末は交互に実家に行く」「晩ご飯は外か実家が多い」「週末は奥さんが家事を休むからどちらかの実家に行かないとご飯がない」とかだと思う
正直、その時はこんなに気持ちが入ってなかったから龍成の家の事なんて興味なくて、あまり真剣に聞かなかったのでよく覚えていない
「でも未来と会って家に帰れるようになってから、嫁といる時の息子が気になってきた」
龍成から聞かされたことは本当なら確かに離婚を言い渡されても仕方がないと思ってしまう内容だった
「春休みも、実家に帰ってたんだ息子と」
「その時、息子がずっとここにいたいって泣いて、理由を聞いた」
「家に帰ってもママは僕と何も話さない、ずっと電話(携帯)見てる、と言っていた」
「俺、自分だけ実家に逃げて、嫁がしてる事薄々気付いてたのに、子供の為とか1度は好きで結婚したんだからとか向かい合うことを避けていた」
それまでいつも通り明るく話していた龍成が少しだけ辛そうな顔をした
龍成の話はそこで終わってしばらく私を抱きしめてキスを繰り返した
「今日はもう帰る、また水曜日来てもいい?」
うん、でも仕事だから、ご飯とか出来ないかも
「いいよ今日も作ってもらってるし、俺何か買ってくる」
一緒にエレベーターに乗って車まで送っていく
もう何時もの龍成だ
1人で部屋に戻ると発泡酒を飲みながら龍成が話してくれたことを思い出した
色々聞いたけど、あくまでも龍成側の話だから奥さんには奥さんの言い分があるだろう
でも実際、彼の子供は母親より彼、と言うか彼の実家を選ぼうとしている
子供には興味がないけど、可愛いと思うし嫌いではない
5歳の男の子が物事をどこまで理解しているのか分からないけど、彼ともっと仲良くなれればいいと思った
まあ、これ以上考えても私に出来ることなんて調停の通知が来たら出廷するくらいのものだし
龍成が再婚相手を探す気になったり、子供さんが年頃になって別れる時が来るまで可愛がって貰うことにしよう
水曜日来るって言ってたからカーネルさんのチキンでも買ってきてもらおうとテレビを見ていて思いついた
それにしてもよく考えると全て奴の思い通りのような気がして少し面白くない
暁は龍成は離婚した方がいいと思っていたし、その為に私を紹介したようにも思える
もちろん私の事も考えての事なのは分かっているけど、まんまと引っかった
でも龍成に会えて良かったと思っているからもう奴に怒ることは出来ない
龍成にメールでカーネルさんの今だけチキンをオネダリして彼が来るのを待つ
思ったより早く帰れたから先にシャワーをして少し迷ったけど首輪を着ける
今日は近くのパーキングに車を停めて来るから下まで行かなくてもいいから彼以外に見られる事はない
インターホンがなってロックを解除した
「ただいま」
ドアを開けると龍成がチキンを持って立っている
おかえり、と言うのは変な気がして、お疲れさま、と彼を迎えた
買ってきてくれたチキンをテーブルに置いて抱きしめ合う
何度かキスをして身体を離したら彼がスーツを着ていることに気付いた
龍成、スーツだね
「うん、今日は涼しかったから」
そうだね
私は龍成のスーツ姿が密かに気に入っていて、夏の間はクールビズで残念だと思っていたから少し嬉しい
ジャケットとネクタイをハンガーにかけるとチキンが冷めないうちに先に食べることにした
龍成、何飲む?
「ビール1本だけ、アルコール抜けてから帰るから」
遅くなるよ?
「大丈夫」
なら、どーぞ
1人の時は缶飲みだけど、一応ビアグラスもあるからグラスに移して軽く乾杯した
今だけだというチキンはカリッとしていて美味しい
私はチキンだけでもいいけど、龍成にと思ってポトフを作っておいたからそれも食べる
「これ美味しい!」
ポトフ?私サラダとか野菜ほとんど食べないから、たまに作るよ
普通にコンソメスープで適当に野菜を煮るだけだから誰が作っても美味しいと思うけど、言ってもらえるとやっぱり嬉しい
食べ終わって龍成がシャワーを浴びている間に簡単に食器とゴミを片付ける
龍成はシャワーを終えるとパンツ1枚で出てきた
「お待たせ、何か冷たいものある?」
ジャスミンティ
「俺ハーブティー苦手」
じゃあ、アイスコーヒー入れる?
「うーん、ビールダメ?」
飲酒運転がダメ
「半分だけ!ちゃんと時間たってから運転するから!」
ダメ
それくらい大丈夫かなと思わないでもないけど、万一帰りに何かあったら嫌だからそこは譲らない
龍成も諦めてアイスコーヒーを流し込むように飲んだ
ベッドに移動して服を脱がしてもらう
パンツと首輪だけになって彼のキスを受ける
ん、ふ
乳首をキュッキュッと捻られて声が漏れた
「首輪、可愛い、ここも」
向かい合って座ったままキスを繰り返して乳首をキツく愛撫されてアソコがムズムズしてくる
「乳首赤くなってきたよ、気持ちいい?」
んん、いぃ
「痛くないの?凄くエロくなってきたよ」
いい、もっと
龍成の唇が胸に下りてきて乳首を口に含んだ
キリ、と歯を立てられて身体がビクッと震える
パンツを脱がされるともうグショグショに濡れていた
「凄い、触ってないのに溢れてきてるよ」
や、だ
「嫌じゃないでしょ、ほら」
ひっ、
いきなり指を突き入れられて身体が逃げを打つけど、ベッドに寝かされて押さえつけられる
執拗に乳首を噛まれてアソコを掻き回されてあっという間にイってしまった
「未来、今日はいっぱいイかせるからね」
龍成がキスをしながら楽しそうに言った
片方の乳首を口に含まれてもう片方は指で愛撫してもらう
ジンジンするけど気持ちよくて、アソコからどんどん体液が溢れてきているのが分かる
アソコも触って欲しいのに胸ばかり刺激されてウズウズした
「乳首真っ赤だね」
う、や
「可愛いよ、首輪と似合ってる」
龍成、アソコも、して
「どこ?」
アソコ、指入れて、ほしぃ
「ちゃんと言わないと分からないよ」
ふぇ
アソコを指でグチャグチャにして欲しいけど、恥ずかしくて言えない
我慢出来なくなって自分の指をそっとアソコに潜り込ませる
龍成はそれに気が付いたけど、ちょっと笑っただけで自分は相変わらずずっと乳首の愛撫を続けた
龍成の身体があるから指は入り口にしか届かなくて切ない
りゅ、せい、イきたい
「乳首だけでもイけるんじゃない?」
や、ここ、して
体液がお尻まで伝っていて中もヒクヒクしている
多分指を入れられるだけでイッてしまうだろう
龍成、イきたい、おねがい
自分の指で入り口を慰めながら彼の顔を見てお願いをする
涙が出そうになって必死で堪えた
「自分でして」
身体を起こされて龍成に後ろから抱き込まれた
彼の足で私の足を固定して開脚させると胸を鷲掴みにして耳たぶを噛まれる
やっ、あぁ
「ほらこれなら指、入るでしょ」
いや、してほしぃ
「我慢出来ない子は自分でして」
ふ、あ
龍成の声に逆らえなくて、イクのも我慢できなくて、自分の指をアソコに入れていく
「気持ちいい?」
彼の声が聞いてきた瞬間、2回目の絶頂を迎えた
「あぁ、もうイッちゃったんだ」
んん
「気持ちよかったね」
私の身体を後ろに倒しながら髪を撫でてキスしてくれる
確かに気持ちよかったけど、足りない
龍成のが、いい
「俺の何?」
龍成の、チンチン
「どうして欲しいの」
入れて、欲しい
「言ったばかりなのに、イヤらしい」
だって
やっぱり龍成の物で奥を突いてもらいたい
「まだ駄目」
え
グショグショのままのアソコに指を這わせながら龍成は楽しそうに言う
「指も好きでしょ」
クチュっと2本の指が入り口から潜り込んできた
んんっ
「中もグチョグチョだよ、ヒクヒクしてる」
ひ、あぁ
中のいいところを激しく刺激されて身体が震える
や、や
同じところを執拗に責められて潮を噴いた
私はイキやすいけど毎回潮を噴くわけじゃなくて、体調なのかは分からないけどたまになってしまう
「うわ、いっぱい出たよ」
あ、あ
下半身が痙攣して頭が真っ白になった
「凄い、エロい」
引き抜かれた指からポタポタと体液が滴っている
あ、や
何か言いたいけどアタマが働かなくて身体も上手く動かせない
「未来」
噛み付くように口付けられて突然彼の物を突き入れられた
ひっ
イッたばかりなのに1番奥まで何度もガツガツ突かれて感じ過ぎてラブホじゃないのに声が抑えられない
中で彼が弾けるのが分かったけど動きを止めることはなく身体を反転させられる
龍成が何度か円を書くように腰を揺らすと中で彼の物はみるみる硬さを取り戻していった
私が潮を噴いてしまったのと龍成が出したものでアソコはビショビショだろう
太ももにも伝っていて龍成からはそんな汚いところが丸見えなんだと思うと恥ずかしくて興奮する
「未来の可愛いここ、凄くエロいことになってるよ」
んん、だっ、て
「気持ちいい?」
んん
後ろから深く浅く突かれてうっとりとする位気持ちいい
正上位に戻って何度もキスをしながら快感だけに支配される
龍成
中がキュウっと締まってきて龍成の物を締め付けていく
「未来、俺もイク」
同時に絶頂を迎えて彼の物を収めたまましばらく抱き合った
龍成が先にシャワーを浴びて湯船の用意をしてくれたので彼を送り出してからひとりで湯船につかる
ほぅ、と息を吐いて温まりながら龍成が帰りに言っていた事を思い出す
「未来、これから離婚のことで色々あるかもしれないけど俺らは何も変わらないから」
龍成は優しい顔でそう言ってくれたけど私は、うん、としか言えなかった
元々先の事を考えるのが苦手だし変わらない関係なんてないと思う
でも龍成の事は大好きだから許される限りは一緒にいたい
難しいことを考えるのは止めにして今日のセックスを思い出して余韻に浸ることにした
今日はいっぱい言葉責めされて焦らされたけど凄く気持ちよかった
久しぶりに潮も噴いてしまって恥ずかしかった
あれって、結局何なんだろう
同じことをしても毎回潮を噴く訳じゃないし、龍成とはもうたくさんセックスしたけど今日で3回目だった
いつもの体液とは違うサラサラの液体、どこから出てるんだろう
真由美と梨花と3人でちょっと高めだけどドリンクとフードが充実しているカラオケボックスに行った
同級生だから気兼ね無く懐メロを歌えるし、初めて歌う歌も挑戦してみたり会社関係で行くのとは違う楽しさがある
飲み放題プランだから私と真由美は次々にカクテルやチューハイを頼んだ
真由美はこういう時案外保守的で知らない物を頼まないけど、私は元々あんまり知らないのもあって名前だけ見てガンガン頼む
これ、甘い、要らない
「そんな訳の分からないもの頼むからだよ、ちゃんと飲みな!」
梨花は主婦だからか性格なのか、お残しする事に厳しい
飲み放題、食べ放題のマナーだという
一通り食べて飲みながら歌ったので少し休憩、とお喋りタイムになった
「あんた達、本当にもう結婚しないの?とうとう40歳だよ今年」
梨花が私達を交互に見て切り出す
「あんただって再婚しないの?」
そうだよ、彼氏、とかは?
「そうだね、そろそろ彼氏くらい欲しいかな、って実はね」
梨花が任されてるお店に副店長として他の店から来た男の人といい感じなのだという
離婚して10年以上、梨花の初めての恋バナだ
いくつの人?
「二つ下、バツイチだけど子供なし」
「子無しか、未来と同じだな」
うん、子供いないなら、いいと思う
「いや、まだ定休日に遊びに行くくらいなんだけどね」
「再婚はともかく彼氏を作るのはいいよ」
「女は恋愛してないと駄目、なんでしょ」
「そう、恋愛しないと老けるよ、セックスもね」
「はいはい、真由美は常にいるもんね、で未来は?」
え、私?
一瞬迷ったけど、これ以上隠すのは辛いから打ち明けようと決めた
初めは需要と供給だと割り切ってセフレとして始まった事
奥さんと電話で話して公認で不倫してた事
セフレは初めてで割り切れなくて好きになってしまった事
相手もそう言ってくれて離婚を決めた事
元々説明したり長く喋るのが苦手だから、時間系列に沿って必要最小限に話す
「そっか、離婚するんだあいつ」
「真由美は知ってたの?」
「うん、不倫だけどって聞いてた」
「未来、水くさいじゃない、どうして教えてくれなかったの?」
ごめん、梨花は母親、だから
不倫なんて軽蔑されると思った、嫌われたくなかったから言えなかった
でも嫌われるよりこれ以上黙ってる方が辛くなったから話そうと思ったと白状した
「確かに不倫してるって聞いたら、何やってんの!?とは思うし言うだろうけど、そんな事で嫌ったりしないよ」
うん、ごめん
「それに話を聞く限りではその奥さんにも大分問題あるしね」
初めは、奥さんが良いならいいか、可愛いしラッキー、くらいの気持ち、だったんだ
「で、好きになって離婚して欲しいとか思わなかったの?」
全然、ずっとこのままが、いいって、結婚とか、言われないし
「奥さんにヤキモチとか」
そういうのは、よく分からない、合ってる時は、凄く愛情、感じるから
「あー、そっか、でも相手も本気になったんだね」
「奥さん側の理由は何だったの?」
ずっと黙って聞いていた真由美が口を挟んだ
「離婚だけはしないって言ってた嫁が離婚を承諾するって、なんかあったんだろ?」
あった、みたいだけど、夫婦の事だから
あんまり私からは言いたくないのだと2人に謝った
その後は3人で懐かしのメドレーやノリのいい曲を歌って盛り上がった
梨花に「秘密にしていたバツとして写メを見せろ」言われて仕方なく水族館に行った時の物を見せる
「あ可愛い、未来好きそう」
「私おっちゃんの店で見た事あるよ」
龍成は梨花、見た事あるって
「え?本当に!?」
前、梨花の店で髪切った事話した時、息子さん3人と来てたから、多分って
「そうなんだ、あいつらと行ったら回りみないからなぁ」
お互い、知らないんだから
「まあね、私は暁に紹介されたから」
「何回か暁とは会ってるからその時にいたのかな」
うん、そう言ってた
「いかにも未来が好きそうだろ」
「うんうん、ストライクだね」
なんでよ
「だっていつかの彼に似てるよ」
「あ!そうだ!似てる」
え?
「身体が良すぎて別れたやつだよ」
巧?似てないし、そんな理由で、別れてないし
「「似てるよ」」
2人に言われて何となくショックだった
私ってそんなに分かりやすいんだろうか
「前のはもうちょい野生的っていうかオスっぽかったけど」
オスっぽいって
「今のはちょっと綺麗な感じだもんね」
もう、いいでしょ、確かに顔は、好みです
「未来面食いだもんね」
「梨花の彼はどうなのよ」
「ふつう、てかまだ彼じゃないし」
写メ、見せてよ
矛先が梨花に向いたのでホッとしながら真由美の話しに乗っかっていく
結局時間の半分以上、歌わずに話してお開きになってしまった
何となく龍成は家にいた方がいいんじゃないかな、とらしくなく気を使って会う約束を取り付けないでいた
実際友達と約束してたり遅番が続いたりもしていたし
でもやっぱり私も彼が好きだし、好きな相手に会いたいと何度も言われてスルー出来るほど人間も出来ていないからご飯だけなら、とおっちゃんの店で会うことにした
カウンターの奥に座って手を繋いだりして少しだけイチャつきながら龍成の実家の様子を聞いたりする
龍成、もっと家にいた方が、いいんじゃない
「どうして?」
だって、息子さん、、、
実家には龍成のお父さんとお母さんがいるとはいえ、お父さんが起きてるうちに帰らないのは寂しく無いんだろうか、とらしくなく最近考えていたから私の考えを伝えた
「でも夏休みの初めからもう二ヶ月こんな感じだし、それが俺ら親子の普通になるんじゃないの?」
そんなもの?
「前はずっと家にいて、未来と付き合い出して急に帰らなくなったんなら息子も不安がるかもしれないけどさ」
「俺、自慢にならないけど、この二ヶ月今までで一番長くアイツといるから」
確かに、自慢にはならないかもね、パパ
「うん、だからやっぱり嫁が悪いとは思えなくて、嫁が言うままに離婚さえしなけりゃいいかって思ってたんだけど」
「息子が大きくなって色々話してくれるようになって、初めて可愛いと思えるようになってきたんだ」
龍成は少し照れくさそうに自分の気持ちを話してくれてた
私は女だし子供もいないから龍成の気持ち全部は分からないけど、子供が赤ちゃんのうちは父親の自覚が持てないという男性はいるらしい
会話が出来るようになってコミュニケーションが取れる頃やっと愛情が芽生えてくる
龍成もそんなタイプなのかもしれない
「そうしたら息子の様子がおかしい事にも気付いて、というか未来と会って気持ちに余裕が出来たら気付けたんだけど」
「自分だけ実家や未来に逃げてたらダメだって、やっと思えたんだ」
でもね、やっぱり無理には、会わなくていいよ
「だから会わないのが無理なの!初めだけ頑張っても続かなきゃ意味無いだろ?」
う、ん
珍しくちょっと強めに言われてビックリした
好きな人に会いたいと言ってもらえるのは嬉しい
私だって会ってキスしてセックスして愛し合いたい
でも私は1人でも生きていけるけど、子供にそれは無理だから
「絶対親任せにしない、ちゃんと父親する」
「でも未来との時間も同じくらい大切だから」
うん、分かった
そこまで言われたら拒むことなんて出来ない
そんなに立派な人間じゃない
これから先、子供の方が大切になったら自然とそちらを選ぶだろう
今は無理せずに時間に任せることにしようと思った
連休も会うか迷っていたけど、子供さんは龍成の両親が1日遊びに連れていってくれると言うので夜遅くならないなら、と水族館にいく約束をする
「未来が会ってくれないなら1人でスロット行くから」
とちょっと脅された
でも私が了解しやすいように言ってくれてるんだと分かる
そんな彼が愛おしいと思う
店を出てパーキングまで2人で歩く
私のマンションはそこからもう少し駅側に行ったところだから龍成を車まで見送って帰るつもりだったけど、マンションの前まで乗っていけと言うので助手席にお邪魔する
「水族館のあと、ホテル行こうね」
うん
初めは軽いキスだったけど徐々に激しく性的なものになっていった
龍成、ダメ
ワンピースの裾から彼の手が入ってくるのを止めようと彼の腕を掴む
「未来愛してる」
ん、や
首すじにもキスされて軽く吸われた
身体の芯が熱くなってきて抵抗する力が抜けてしまう
「イク顔、見せて」
シートを倒されてパンツを脱がされた
龍成の指が2本入ってきてバラバラに動かされる
ん、ふ
激しい口付けを受けてアソコを掻き回されて頭がボウっとしてきた
アソコからクチュクチュと音が聞こえて、あぁ車のシート汚れないかな、とふやけた頭で思うけど身体は素直に反応して絶頂に向かっていく
何度もいいところを集中して責められてイってしまった
アソコはヒクヒクして彼の指を締め付けている
「未来」
キスをしてそっと指を引き抜くとティッシュでアソコをキレイにしてくれた
龍成、気持ち良かった
またキスをする
凄く気持ちよかったけど、私もしてあげたい
そっとズボンの上から彼の物を触るとガチガチになっているのが布越しに分かる
龍成にも、したい
「うん」
カチャカチャとベルトを外してズボンを膝までずり下げると今にも弾けそうな彼の物が出てきた
薄暗い駐車場の奥側とはいえ、誰かに見られるかもしれない場所で彼の物を口に含む
そのいつもと違う場所に凄く興奮した
「未来、気持ちいいよ」
彼は頭の部分を舐めてもらうのが好きみたいだから口に含んだまま舌先でキャンディのように舐めまわす
頭を上下にスライドさせて吸い上げるようにフェラすると少し彼の味がした
彼の息づかいで感じてるのが分かる
嬉しくて口の中の物を愛おしく感じた
龍成は私の髪に指を差し込んで頭を撫でてくれている
「未来、出る」
大好きな彼の声がいつもよりセクシーに言うと口の中に彼の精液が放たれた
先端を口に含んだままそれを飲み込むと根元を手で扱いて残りも全て口で受け止める
最後はチュッと先っぽにキスをした
龍成はパンツとズボンを上げると私を抱きしめる
マンションの前で車を降りて部屋に帰るともう龍成からメールが来ていた
「連休中、マンションを売る為に不動産屋に行ってくる、最後の日に嫁と話し合うけど、向こうももう開き直ってるから案外早く決着すると思う」
マンション、龍成の?
メールを返して軽くシャワーを浴びて出てくると返信が来ている
「そう結婚する時、うちの親が買ってくれたからローンも無いし売ってしまう事にした」
そっか、月曜日水族館は大丈夫?
「大丈夫、楽しみにしてる」
うん私も、お休み
メールを終わらせてベッドに入っ目を閉じる
全然実感沸かないけど、本当に離婚するんだなぁ
龍成はずっと考えていた事なのかもしれないけど、私には展開が急すぎて気持ちが付いていかない
世間ではシルバーウイーク、だいたい五連休?らしいけど接客業には連休なんてない
パートさんたちは交代で休みを取るバトルがあったらしいけど、若い子たちが案外休まないみたいで私も月曜日休みが入っている
連休初日の土曜日、昼から出勤するも予想外の暇さで時間が長い
皆で適当に交代しながら倉庫の整理をしたりするけど限界があるから早く上がろうと事務所に伝えにいく
「え、未来さん出勤したばっかりなのに帰るんですか?私が上がりましょうか?」
20代半ばの同じフロア担当の子が気を使ってくれるけど、折角の連休に出てきてるんだから稼ぎたいだろうと思う
帰りたいならいいけど、そうじゃないなら気にしなくていいよ、お給料減っちゃうし
4時間しか働かずに会社を出て気まぐれにショッピングモールに向かう
長袖、欲しいな
ここのところ龍成の離婚騒動でらしくなく考える事が多かったから買い物で気晴らししたくなった
何時もなら家にある服の確認をしてから買い物に行くんだけど、思い付きで来てしまったから目に付いた可愛いものをどんどん試着する
結局パーカーとブラウス2枚、ロンTを買って満足した
時間を見ようと携帯を取り出すと龍成からメールが来ている
まだ仕事だと思ってるだろうから返さない
もう一通は暁の奥さん、智恵ちゃんからだった
「未来久しぶり、最近うちに来てないでしょ?近々来ない?」
確かに今年に入ってからは智恵ちゃんに会っていない
最後に会ったのはおっちゃんの店で龍成の話をした時だ
智恵ちゃんには会いたい
でも奴には会いたくない
少し迷ったけど智恵ちゃんに会う方を選んだ
五連休の真ん中の月曜日
久しぶりに龍成と朝から出かける
高速に乗って初めてデートした水族館に行く
車の助手席に乗って土曜日仕事が暇すぎて服を衝動買いした事や智恵ちゃんからメールが来て遊びに行く事になった事などを話す
「暁さんとこかぁ、いいなぁ」
うん、智恵ちゃんに会うの、楽しみ
「俺もフットサルのメンバー何人かで行った事あるよ」
そうなんだ
「娘さんと奥さん、ソックリだよね」
うん、確かに
「だから暁さん、娘さんにも頭が上がらないんだって」
あー、そうかも
「俺のとこは息子と俺ソックリだろ?」
言ってたね
見たことはないけど、前にそう聞いていた
「やっぱり同性で似るものなのかな」
うちの姪は、どっちにも似てるかな
「弟と奥さんが似てるの?」
じゃない、顔は弟、でも色白じゃない
体型は奥さん似で、背が高くて手足長い
「可愛い?」
可愛い、叔母バカだから
子供に興味はないけど、別に嫌いなわけじゃい
普通に可愛い子を見たら可愛いと思うけど、姪の早紀ちゃんは特別可愛いと思う
外見じゃなくて姪だから、だと思うけど
「俺この前飲み会で生田斗真に似てるって言われた」
うん、似てるよ
「ねえ」
うん?
「そこはさ「飲み会誰と?」とか「だれに言われたの?」とかならない?」
聞いた方がいい?
「あ、邪魔くさいと思ったでしょ」
うん
「寂しい」
誰と言ったの?
面倒くさいけど龍成が可愛いとも思うから希望通り聞いてみた
割合としては、面倒くさい7:可愛い3というところ
龍成の話では会社の同僚3人に誘われて飲みに行ったら変に小洒落た居酒屋で、中に入ると女子四人がいた
中の1人が同僚の彼女で4対4で飲もうという事らしい
多分合コン
同僚のうち龍成ともう1人は既婚者で女子は全員独身らしい
「俺、未来と会う前何度か行った事あって、あ、でもお持ち帰りとかはしてないよ!」
うん
「今回も人数合わせ的な感じだったと思うんだけど、そんなにガッツリ合コンでもないし、ただみんなで飲もう!みたいな」
うん
適当に相槌を打ちながら頭の中で模範解答を探す
本当はどうでもいい、特に出会う前に合コン行ったとか持ち帰ったとか帰ってないとか
でも、自分から話すって事は聞いて欲しいんだろうし、多分ヤキモチ、を妬いて欲しいんだと思う
面倒くさいけど運転席の彼は「ワクワク」な顔になっていて、正直かなり可愛い
惚れた弱みなのでヤキモチを妬く事にする
「そこでちょっと酔ってきた子に「生田斗真君に似てるぅ、私既婚者でもいいよぉ」って言われたんだ」
ふぅん、で龍成はなんて言ったの?
「え、気になる?」
うん
ちょっと不安げに頷く
「もちろん断ったよー!未来がいるのに当たり前だろ?大体酔っぱらいの言う事本気にしないし」
本当に?
「もちろん!俺未来だけだし!!未来だから抱きたいって思ったんだし」
うん、ありがとう
「本当は未来がいるからって言いたかったけど流石にそれはマズイから、オレは浮気なんてしないよって言ったよ」
あ、そうなんだ
色々突っ込みたい気もするけど龍成は物凄く嬉しそうだし、私の事をばらすのは流石に不味いことだけは分かってるみたいなので思い止まった
好きな人が嬉しそうなのはこちらも嬉しい
ねえ、その女の子、可愛かった?
「普通、未来の方が全然可愛いよ!何?心配なの?」
だって、もし酔ってなくて、真剣に言われたら、どう?既婚でもいいからって
「それでも!相手するわけないじゃん!誰でもいいなら未来の事、あんなに口説かないって!」
じゃあ絶対、浮気しないでね?
「絶対ないから!俺自信ある!」
嬉しい
繋いでいた手に少しだけ力を入れる
確かに関係を持つ前「誰でもいい訳じゃない」「合コンで誘われてもその気にならない」「未来さんがいい」「好きな人としかしたくない」とずっと言ってたと思い出した
ヤキモチ、という物はよく分からないけど、龍成がモテるのが心配、浮気されたら悲しいぽい雰囲気で話す
女の子と飲みに行くな、という人もいるのかもしれないけど、そこまでは演技でも言えない
でも龍成は私に気にしてもらったことで満足なのかその後はいつも以上にゴキゲンで優しかった
水族館は連休だからすごい人で水槽まで辿り着くのも一苦労する
龍成と手を繋いで人ごみをすり抜けた
大好きなクラゲは相変わらず可愛くて、また2人で写メをとる
前に来た時はまだ龍成の事を彼氏だとは思っていなかった
セフレだからデートなんてしてもいいんだろうか、と考えていた事がなんだかすごく前の事に感じる
じっと彼の顔を見ていると目が合った
「どうしたの?」
ううん、好きだなぁ、と思って
龍成はビックリした顔をしたけど、すぐにニカッと笑ってたくさんの人がいる中で一瞬だけ私を抱きしめた
なんだか凄く幸せな気分になって、同時に早く龍成に抱いて欲しいと思った
龍成も同じ思いだったのでお昼ご飯は適当に目に付いた定食屋さんに入ったけど、意外と当りで美味しい
高速沿いに見えていたラブホテルに向かいながら信号待ちの度にキスをする
部屋に入るといきなりスカートの中に手が入ってきた
や、まって、シャワー
「待てない、入れる」
パンツだけ脱がされてベッドに押し倒される
噛み付くようなキスをされてすごく興奮した
「未来愛してる」
ブラウスのボタンを外されて、ブラのホックも取り払うと乳首にも噛み付かれて悲鳴を上げる
龍成はズボンとパンツを一緒に脱ぎ捨てて私の腰を掴むと一気に押し入ってきた
ふぁ
何度も何度もキスをして舌を吸われる
「愛してる、未来だけだ」
私の口からは喘ぎ声しか出なくて答えられないから代わりに中の彼の物をキュウっと締め付けた
「もう未来しか抱けない」
嬉しくてカレを抱きしめる
龍成の身体中が「愛してる」と言っている気がした
先の事なんて分からないけど、今の彼の本当の気持ちだと思う
同時にイってしまってもずっと抱きしめ合っていた
ヤキモチ、妬くのもいいものだ
私はヤキモチがよく分からない
龍成が若い子に告られたと聞いても、そうなんだカッコイイもんね、と思う
飲みの場に女子がいたって普通だし、私も会社の男子たちがいる時もある
でもそれと浮気されても平気とは違う、と思っている
もう一度する前にシャワーを浴びたいと先にお風呂場へ向かった
服を着たまま犯すように激しく求められたのに、その行為から凄く愛情を感じる
1人でシャワーを浴びながらヤキモチについて考えてみた
龍成が合コンに行っても女の子に告白されたと聞いても、そうなんだ、カッコイイもんね、としか思わない
私にその事を言わずにその女子と何かあったりしたらもちろん嫌だけど、私は知らないんだからヤキモチ妬きようがない
でももし、龍成がほかの誰かとあんなに身体中から「愛してる」と伝わるようなセックスをしたら、それを知ってしまったらどうだろう
なんだか少し悲しくなって考えるのを止めた
こういうのがヤキモチなんだろうか
なら、こんなもしもの話は考えなかったらいいのに、みんなどうしてヤキモチ妬くんだろう
シャワーから出てきた私を龍成が両手を広げて迎える
腕の中にすっぽりと収まるとさっきの悲しいような気持ちはすっかり無くなっていった
「どうしたの?なんか甘えてる?」
龍成の顔は見えないけど少し嬉しそうな、でも少し不安そうな声に聞こえる
龍成、ほかの子とセックスする時も、あんなに愛してあげるの?
「え?」
龍成に抱かれると、凄く愛されてる、気がする
「何言ってんの、未来しか抱いてないし、抱けないって言ってるだろ」
もしもの、話し
「俺、未来だけだよ、こんなに本気で抱いてるの」
うん、ごめん
なんだか私らしくないけど、龍成はほかの女の人を同じように大切に抱いたんだろうか、と思って聞いてしまった
「なんだか今日の未来、可愛いなぁ」
龍成は嬉しそうにそう言うといつも以上に丁寧に全身を愛撫してくれる
乳首はキツくされるのが好きだと知っているから、そこだけは捻ったり噛んだりするけど、顔中、身体中にキスをしてアソコの割れ目にも舌を這わす
指で中を掻き回されて何度もイってしまった
龍成の物が入ってくる頃にはもうトロトロに蕩けていて何も考えられずにただ快感に震えた
「未来は俺がどれだけ未来を好きか、分かってないよ」
龍成はゆっくりと動きながら馬鹿になってる私に聞こえるように耳元で囁く
「初めて店で見かけた時より、初めて抱いた時より、愛してる」
わたし、も、愛してる、よ
キスをねだりながら何とか返事をする
「初めはセフレでもいいと思ってたけど、もう手放さないから」
そう言って苦しいくらいに抱きしめられた
龍成、好き
私ももうセフレなんて思えないけど、ずっと彼の物がいいところを刺激してるからそう言うのが精一杯だ
「未来のここも、そう言ってるよ」
知らずに彼の物を締め付けていたらしい
だんだんと彼の動きが激しくなってくる
あっ、や
中がキュウっと締まってわたしだけ先に達してしまった
「あ、ごめん俺も出る」
ひ、やぁ
いつもならイってしまった時は感じ過ぎて辛いから少し落ち着くまで待ってくれるんだけど龍成も限界が近くて動きを止められない
ガクガクと揺さぶられながら悲鳴のような声を上げて彼の射精を受け止めた
となりで龍成が寝ている
眠る前、まだし足りないから起きたらまたセックスすると言って寝落ちした
少し携帯を触って私も龍成の横に潜り込むと彼の腕が抱きしめてくる
部屋はキツイくらいエアコンが効いていて人肌が気持ちいい
誕生日に旅行に行こうと言ってたけど、事情が変わったから中止になると思う
でもこうして少しの間一緒にいれるなら別にいい
身体が温まってきて知らないうちに眠っていた
どれくらい寝ていたのか、ふと意識が浮上すると目の前に龍成の顔がある
え、いつ起きたの?
「さっき」
起こしてよ
「どうして起こそうか考えてたら起きちゃったから」
ん
キスをしながら会話する
龍成、喉乾いた
部屋の冷蔵庫からオレンジジュースを取ってもらって半分こした
龍成がジュースを口に含んだまま唇を重ねてくる
そこからジュースが流れ込んできて、こぼさないように必死で飲んだ
「美味しい?」
うん
また繰り返されて全部飲み干すと今度は彼の舌が入ってくる
んん
口内を舐め回されて身体が震えた
「未来、自分でしてるとこ見せて」
ふ、あ
キスはしてくれるけど、身体には触れてくれない
言われる通りに自分の乳首を指で摘んでクリクリと捻るとアソコがジンジンした
龍成はキスを止めると少しだけ身体を離して私を見ている
「乳首気持ちいいの?」
うん
「脚開いて」
アソコは多分もうグショグショに濡れている
恥ずかしいけど逆らえないからめいっぱい脚を開いて彼の前に晒した
龍成が見てる
そう思うと凄く恥ずかしいけど凄く興奮する
片手で乳首を押しつぶすように愛撫しながらもう片方でアソコの割れ目を撫でた
そこからは体液が次々溢れてきてシーツを濡らしている
「指、入れて」
彼の声に逆らえなくて自分の中指と薬指をあそこの中に潜り込ませる
クチュクチュと指を動かして中のおへそ側にあるいい所を刺激した
んん、ふ
気持ちいい
1人でする時は元旦那の事が浮かんできて途中で止めてしまうけど、今は龍成が見てくれているから凄く気持ちいい
「割れ目開いて、中見せて」
もっと中を掻き回したかったけど、指を引き抜くと彼によく見えるように自分でアソコの入り口を限界まで割り開いた
「真っ赤で、グチョグチョだね」
うん、、、グチョグチョ
「エロいな」
龍成、もう
「まだダメ、俺の舐めて」
ん
龍成が自分から舐めてと言うのは珍しい
もし、私のオナニーを見て興奮したのなら嬉しいと思いながら彼の物に顔を近づける
彼の物を口いっぱいに頬張ると少し彼の味がした
しばらくご奉仕しているとまたアソコがウズウズしてくる
「未来、お尻こっちに向けて」
寝転んだ龍成の上に四つん這いで跨って69の体制になった
お互いの性器を愛撫しあって何度も名前を呼びあう
龍成の指がいい所を何度も刺激して絶頂に達した
ベッドの上に仰向けに転がされて脚の間に龍成が入ってくる
今から与えられる快感を想像してウットリしながら彼を迎え入れた
激しくされなくても凄く気持ちいい
ゆっくりと彼の物が私の中を行き来するとゾクゾクと背中を快感が伝う
龍成の顔を見るとセクシーで少し射精を我慢しているような顔をしていた
もう三回目だから次は無理かもしれない
だから少しでも長くしてくれようとしてるのだと思うとそんな彼がとても愛おしい
身体を反転させられてバックから突かれるとまた違うところに彼のカリ部分が当たって気持ちいい
とにかく何をされても気持ちいいのだけれど
龍成の指がアナルに伸びてくる
今日は出かける時には綺麗にしてきたけど、だいぶ時間が経っているから少し不安だった
でもアナルはアソコから流れ出る体液でシトシトに濡れているからすぐに彼の指を受け入れていく
ん、や
指1本が楽に入るとしばらく愛撫を受ける
アソコに入った彼の物は動いてないけど萎える気配はなくて、それをキュウキュウ締め付ける
ズルッと彼の物が引き抜かれて代わりにアナルの指を増やされる
アナルは気持ちいいけどアソコは寂しくてヒクヒクした
「未来、オモチャ持ってる?」
ふ、ん
コクっと頭を縦に振ると龍成は指をアナルに入れたままベッドの枕元に置いた私のポーチを引き寄せて中から1本物のオモチャを取り出した
口元にオモチャをあてがわれて、それをペロペロと舐める
「エロいよ、未来」
龍成、入れて
オモチャがアソコの入り口をくぐって中に潜り込んできた
何度かクチュクチュと掻き回されてスイッチを入れられる
彼の物とは違う感触に震えながら与えられる快感を受け入れた
指とオモチャで愛撫されてお尻を高く上げた格好のままシーツを握りながら喘ぐ
ゴリゴリと硬いオモチャで中を掻き回されて止めてと何度もお願いした
何度目かのお願いでやっと両方の穴からズルッとそれぞれ入っていた物が引き抜かれた時には涙とヨダレで顔中グチャグチャになっていたと思う
「未来」
涙もヨダレも気にせずに龍成が私の顔を舐める
さっきまでオモチャが入っていたアソコに彼の物が突き入れられた
「ヌルヌルで凄く熱い、気持ちいいよ」
あんなにオモチャで激しくされて気持ちよかったけど、やっぱり龍成の物の方が比べ物にならないくらい気持ちいい
りゅう、せい
「凄く締まってる、イきそう?」
名前を呼んでキスをしてもらうと龍成が耳元で囁く
こくこくと首を縦に降ってまたキスをねだった
「俺も」
龍成はそう言うと私の腰を掴んで大きく出し入れを始める
だんだんと動きが早くなって龍成が私の中に射精をしたと感じた瞬間に私も絶頂を迎えた
散々セックスをしてもうグッタリだったけど、気持ちは満たされている
昼一から始めたからまだ7時にもなっていない
もっと一緒にいたいけど、今日は早く帰ると決めていたから軽く食事をして8時過ぎには家に帰った
最近龍成の離婚とかでガラにもなく考えたりしていたけど、セックスしたらどうでもよくなった
離婚しようがしまいが、パパであろうが無かろうが私といる時の龍成は変わらない
だから私も今まで通りでいる事にする
龍成が部屋に来るから前日からおでんを仕込んだ
この前から龍成はうちによる時、電車で通勤するようになった
私の部屋で飲みたいかららしい
実家に戻って電車で通勤しやすくなったのも大きい
息子さんと暮らしているから遅くまでうちにいるのはどうかとも思うけど、私と会わない日は早く帰ってると言うしセックスを始めてしまったら離れられない
昨日の電話で今日は絶対にセックスすると宣言されていたのでお風呂に入って髪を乾かすと首輪とオモチャを装着する
慣れとは恐ろしいもので、姿見の中に映る全裸で首輪とオモチャを着けた自分の姿を見ても何とも思わない
何故龍成はこんなものに興奮するんだろう
それでも歩くとアソコに入ったオモチャが擦れて感じてしまうからだんだん変な気分になってきた
さっきアナルも洗ったりしたから尚更かもしれない
ちょっと戸惑ったけどそっと乳首に指を伸ばしてつまみ上げる
あ、気持ちいい
アソコの中のオモチャを無意識に締め付けた
もうすぐ龍成が来る
そう思うけど乳首を弄るのを止められない
オモチャのプレートの中に収まっている割れ目から体液が出てきているのが分かった
もっと強い刺激が欲しいけどオモチャのリモコンは龍成が持っているからどうにも出来ない
諦めてワンピースを着て深呼吸をする
ちょうどその時携帯が鳴ってビクッとしながら電話に出た
「俺、今下に着いた」
玄関のロックを解除してしばらく待つと龍成が部屋のチャイムを鳴らした
お疲れ様
龍成は玄関に入るとじっと私を見ている
龍成?
「あ、ただいま、これ」
手土産のシュークリームを受け取ってお礼を言うけどやっぱり様子がおかしい
「未来」
ん?
「なんかエロい顔してる」
正直焦った
確かに少し前まで自分でちょっと乳首を触ったりしていたけどバレるものなんだろうか
オモチャ、入れてる、から?
嘘じゃないからそう答えると龍成も興奮した顔つきになった
私を引き寄せてキスをするとスカートの中に手を入れてお尻を鷲掴みにする
舌を絡めてお尻を揉まれて息が上がった
ん、はぁ
ワンピースを脱がされてソファにコロンと転がされて見上げると龍成がじっと見下ろしている
「未来、自分でしてた?」
え?
「乳首、赤いよ」
図星をさされて恥ずかしくて顔が熱くなった
「あ、顔も赤くなった」
龍成は楽しそうに笑いながら私の上に乗り上げてきた
「何してたの」
「乳首弄ってたんだよね」
キスを繰り返して乳首を愛撫しながら龍成が聞いてくる
う、ちょっと、だけ
「俺にされるのとどっちがいい?」
りゅう、せい
答えるとギュッと乳首を捻られた
「ベッドいこう」
姫抱っこでベッドまで運んでもらってまた深い口付けをする
「オモチャ、凄く似合ってるけど俺、入りたい」
龍成はそういうとオモチャのベルトを外して中からズルッとオモチャを引き抜いた
龍成、ほしい
もうトロトロにとろけたアソコに龍成の物が押し当てられる
一気に一番奥まで突き入れられてその瞬間にイってしまった
「未来」
龍成はすぐにイってしまった私の身体を抱きしめて小刻みに腰を動かす
ん、あ
アソコが気持ちよくて体液があるれているのが分かる
「未来の中、凄く気持ちいい」
ん、龍成のも、凄くいい
軽いキスを繰り返しながら私の息が整うのを待ってくれていた彼の動きが段々と激しくなってきた
バックから何度も突かれて乳首も強く捻られる
ひ、や
「もう一回イって」
中のイイところを何度もすりあげる様に刺激されて無意識に腰が動く
乳首を押しつぶすように愛撫されてアソコが彼の物を締め付ける
同時に彼の物が一番奥で弾けた
アソコがキュウっと彼の物が抜けるのを嫌がるみたいに中に引き込むように動く
彼の精液も一滴残らず身体の中に欲しいと思った
しばらく抱き合ってから彼の物がそっと抜けていく
起き上がろうとしたら彼の手にやんわりと止められた
「そのままコレ付けて」
彼の物を体内に残したままでオモチャを入れられてベルトで固定される
や、立ったら出てくるよ
「それ見たい、このままご飯食べよ」
えー
一応抗議してみたけど、本当に楽しそうな顔をしている彼を見るとどうしても逆らえない
仕方なくそっと立ち上がるとおでんを温めにキッチンへ向かう
裸だと少し肌寒くて服を着たいと言ったけど却下されたのでエアコンの暖房を付けた
おでんの鍋を真ん中に向かい合って座ったけど私は全裸で首輪とオモチャを着けているだけの格好だ
何だか、落ち着いて食べられない
おでんを食べている間、龍成はずっとゴキゲンで何度も「エロい」とか「絶景」とか言いっていた
私は落ち着かなくていつもより早いペースで発泡酒を飲んでしまったから少し酔っ払って、そのおかげで自分の醜態は気にならなくなっていった
ほろ酔いでベッドに寝転んでイチャイチャとキスをしたり耳朶を噛んだりしながら少し話をする
仕事の事やテレビのニュースの事、龍成の離婚の話は出ない
多分次に聞く時は離婚が成立した時だろう
乳首への愛撫が始まって性的な動きに変わっていく
アソコにはオモチャがはめられていて龍成が出した物も残っているのに、そのままスイッチを入れられた
う、や
「中で俺のと未来のが混ざってるよ」
何となくミキサーを想像して何故だか興奮する
龍成はアナルにジェルを塗り込んで挿入の用意を始めた
家にはローションじゃなくジェルを置いている
ローションより硬くてベッドに垂れにくいから後片付けがしやすい
ふ、や、ん
ふたつの穴に刺激を受けてだらしなく腰を揺らす
「もうちょっと待って、アナルいっぱいになるからね」
うん、はや、く
アソコの刺激だけでもイきそうだけどやっぱり龍成の物でイかせて欲しい
ゴムを付けた龍成の物がアナルに押し当てられてゆっくりと進んでくる
なるべく楽に入るように意識して身体の力を抜いた
グチュっと音がしてお尻に彼の陰毛が当たる
入ってしまうと快感しかない
アナルに彼の物を突き入れられてアッという間にイってしまった
そのままアナルとアソコを刺激され続けて2度目の絶頂を迎えた時、龍成も中で弾けた
アナルから龍成の物が引き抜かれてオモチャも外される
中からドロっとどちらの物か分からなくなった体液が流れ出てきて彼が綺麗に拭いてくれた
龍成は自身からゴムを外すとベッドに置いてあるウエットティッシュで根元を拭くとキスをしてヌルヌルのアソコをさするように愛撫する
んん
少し頭がボゥっとしてされるがままになっていると龍成の指がアソコに入ってきた
ふ、や
「今度はここで気持ちよくして」
ん、アナル、気持ち、よく、ない?
「アナルももちろんいいけど、こっちももう1回」
彼の物がトロトロになっている私の中に入ってきた
う、あぁ
「あー、すご」
ご飯を食べる前にもしてるから3回目なのに龍成の物は凄く硬くて熱い
やっぱりオモチャより彼の物がいい
なるべく長く繋がっていられるようにゆっくりと動く
彼の上に跨って大きく脚を開いて入ってるところがよく見えるようにすると龍成は凄く喜んでくれる
「未来の、俺のでいっぱいだよ」
そう言って彼の物が突き刺さっている周りに指を這わす
私のアソコはビラビラが殆どなくて少し変わってるから本当にいっぱいに見える
同時に達してからもしばらく抜かずに抱き合っていた
龍成が言うにはアソコは吸い付くような感じ、アナルはギュッと締め付ける感じらしい
「どっちも熱くて凄くいいけどね」
こんな変な身体だけど龍成が喜んでくれるなら嬉しい
最近周りの人から優しくなったと言われる
前からそれなりに優しかったと思うけど、そういう事ではないらしい
表情とか雰囲気
自覚はないけどやっぱり色々満たされてるからなのかもしれない
そしてふと考えたのはもし、今の私が前の彼たちと付き合ったなら別れずに上手く付き合っていけるのだろうか、という事
今にして思えば前までは「結婚を意識させてはいけない」と1歩引いていたところがあった
でも龍成は既婚者だからそれを気にせずに付き合えたから素直に好きだと言ったり甘えたり出来る
それが良かったのか歳をとって丸くなったのか今までの付き合いの中では1番自然体でいられる気がする
巧は大好きだったけど、今みたいに穏やかな気持ちじゃ無かった
40歳の誕生日を龍成と迎える事が出来て嬉しい
一緒にプレゼントを見に行ってダイヤのピアスを買ってもらった
思ったより高くて他のものでいいと言ったけど「それが1番似合うから」私の好きな顔でニカッと笑う
絶対に無くさないようにしなければ、と決意して謹んでいただく事にした
買い物のあと、お昼からホテルでセックスをして抱き合いながら、私なんかがこんなに幸せでいいんだろうかと思っていると
「俺、今すっごい幸せ」
と龍成が言ったのでビックリした
龍成も、幸せなの?
「うん、凄く、何だか今まで何年も何してたんだろうって思う」
「未来と愛し合えて、子供も向き合ってみたらすげー可愛くて凄い幸せ」
彼の幸せは自分が幸せだと思う事の何倍も嬉しいと改めて知った
週の真ん中くらいに龍成と会うのが習慣になってきた
それは私の部屋だったりおっちゃんの店だったりホテルだったり
たまに月曜日なんかにご飯だけ行く時もあるけど、その時は早く帰ってもらうようにしている
明日はうちにくる
美味しい冷酒を貰ったのですき焼きでも奮発する予定にしてお肉を買って帰った
私はネギとお肉さえあればいいんだけど、一応一通りの野菜や焼き豆腐も用意する
外食する時は龍成が払ってくれるから、おうちごはんの時は私が出す
それを龍成は気にしてくれていてお金を出すと言ってくれるけど正直お金には困っていない
ハッキリいうと結構持っていると思う
ただ客観的に見たらバツイチ40歳のフリーター、いくらマンションが持ち家でも生活は楽には見えないと思う
実際自分で稼いだ訳じゃないし
お鍋に入れる野菜を切りながらそんな事を考えているとこの間のセックスの事も思い出してきた
ピアスを買ってもらった後ホテルに行ってセックスをした
あの日のセックスはプレイじゃなくて愛し合う方だった
もちろんプレイでも愛情は感じるけど、ゆっくりと高められて身体中を愛撫されるセックスは堪らなく幸せな気持ちになれる
繋がっているのにほとんど動かずにキスを繰り返して乳首を愛撫される
気持ちよくてアソコがキュウゥっと龍成の物に絡み付いていく
龍成、イきた、い
「ん、ここ?」
ほんの少し中のいい所を刺激されただけで簡単に達してしまった
龍成は多分少し早漏気味
でも1日で3回は出来るし復活も早い
硬さも2回目までは変わらないし抜かずだって出来る
だから少し早くても全然不満は無かったんだけど、最近龍成は自分は最小限の動きで私のいい所を責めるコツを掴んだ
そうして乳首で遊んだり言葉責めを楽しみながら私をイかせる
だから私は最近イク回数が多くなった
誕生日の日もたくさん愛してもらってたくさんイった
セックスをする度に身体が龍成専用になっていく気がして少し悔しいし、関係が終わる時は寂しいだろうなぁとも思う
でもどんな関係だっていつかは終わるんだから今は少しでも気持ちよくしてもらおう
本当かは分からないけど龍成も「もう未来以外抱けない、てか起たない」と言ってくれるから彼も相性はいいと思ってくれているばずだし
「ただいま」
約束の時間通りに龍成がくる
どうしても、おかえり、とは言えないからお疲れ様と出迎えた
手土産のアイスクリームを冷凍室に入れてすき焼きを食べ始める
肉、いっぱい食べてね
「美味いね、この肉」
会社の子に、教えてもらった、お肉やさんで、買ってきた
「会社の近く?」
うん、会社の近所に住んでる、パートさんが、美味しいって
「この冷酒は?」
お隣さんの、お土産
「え以外、未来近所付き合いとかしてるの?」
何よ、失礼な、してるよ
本当はそんなにしていないけど、隣の老夫婦とは立ち話もするしお土産もやり取りしている
そういえば冷酒をもらった時に「彼氏、出来たのね」って言われて恥ずかしかったと思い出す
お隣さんに「彼氏」って言われた、龍成の事
「え、なんか嬉しい」
どうして?
「だってお似合いって事じゃない?」
そうかな、セックスの声とか
「ベッド、両隣の壁にも面してないし窓も遠いから聞こえないよ」
そう、思うけど
お隣さんも龍成が部屋に入るところと2人でエレベーターに乗るところを見たと言ってた
本当ならいいんだけど、これからは今まで以上に大きい声を出さないように気をつけようと思う
お鍋を片付けてリビングに行くと龍成がバラエティー番組を見ている
そういえば以前はバラエティーなんて殆ど見なかったけど最近は1人の時も見てしまう
結構影響を受けているらしい
コーヒーを飲みながら2人で笑い合う
「お風呂入っていい?」
一緒にと誘われたけど、私は帰ってきてすぐに入ったから遠慮した
先にベッドに入っていようと服を脱ぐ
少し迷って首輪だけ着けた
「お待たせ、お、準備万端だね」
だって早くしたいし
そう言うと龍成はガシガシと頭を乱暴に拭いてベッドに早足で近付いてくると隣に滑り込んできた
ギュッと裸の身体を抱きしめられると龍成の肌の感触が気持ちいい
深く唇を合わせて何度も口付けた
待ちきれなくて彼の物に手を伸ばすと既に臨戦態勢になっている
龍成、ほしい
「まだ何にもしてないよ?」
いいから
龍成はからかうように言うけど、欲しくてたまらない
もちろんキスも愛撫もして欲しいけど、今はアソコを彼の物でいっぱいにして欲しい
「ん、キツ」
全然解れていない場所を割開くように龍成の物が進んでくる
痛くはないけど凄い圧迫感があってこの感覚が堪らなくいい
自分の中が彼の物でいっぱいになっていくのが実感できるから
ん、いぃ
龍成の物を全部飲み込んで彼を抱きしめる
性的なイヤらしい口付けをして唾液の交換をした
そうしていると中が柔らかく動き出して彼の物を包みこもうとしてくる
「うゎ、凄い絡み付いてくるよ」
りゅう、せい
「気持ちいい、もっと俺の事欲しがって」
うごいて
龍成は満足そうに笑うと片方の乳首を口に含んで、もう片方を捻るように指で愛撫しながら小刻みに動き始めた
頭の中がどんどん快感に支配されていく
もっともっと気持ちよくして、もっとイヤらしい事をして欲しい
んん、はぁ
「気持ちいい?アソコからどんどん溢れてきたよ」
ん、すご、いぃ
「胸、自分でして」
そう言うと私の手を貧弱な胸に導く
とにかく気持ち良くなりたいからキュッと乳首を摘んで引っ張った
きもちい、い
「こっちも凄くいいよ、未来が乳首弄る度に凄く締まる」
「眺めも最高にいいよ」
ん、やぁ
龍成は私の脚を左右に割開いてゆっくり大きくピストンしながら私がだらしなく開脚して自分の乳首を必死で愛撫しているところを上から見下ろすように眺めている
「エロいな未来、お尻まで垂らしてるよ」
ひ、んん
ガツンと奥まで付き入れられて身体が跳ねる
「もう、限界」
龍成は私の身体を反転させてバックの体勢にするといきなり激しく付き入れ始めた
や、ああっ
お尻を高く上げられた体勢でガツガツと一番奥まで何度も突かれる
頭が真っ白になって中で龍成の物が弾けるのと同時に絶頂を迎えた
龍成は自身を入れたまま後ろから乳首をキツく愛撫し続ける
イッたばかりの身体は凄く敏感でそれだけで龍成の物を締め付けてまたイキそうになる
ひぁ
ズルッと大きいままの彼の物が引き抜かれて声を上げた
「また勝手にイこうとしてたね」
ん、ちが
「本当にイヤらしい」
ああっ
代わりに指が入ってきた
中をグチャグチャにかき回されて龍成の精液と私の体液が混ざり合う
龍成は最近この行為がお気に入りらしい
2人の体液が混ざり合うところを想像すると凄く興奮するのだと言う
激しくされて脚がガクガクと震えてくるとコロンと仰向けに戻される
でも指の動きはそのままだから何だかヤバい
や、あ
あ、と思った瞬間にプシュっと潮が噴き出て同時にイッてしまった
「うおっ、出たね」
うぅ
何をされても平気なのに潮を噴いてしまうといたたまれないくらいに恥ずかしい
慣れていないからだろうか
少し休憩、と身体を拭いてもらってベッドの中で抱きしめ合う
そろそろ人肌が気持ちいい季節になって来た
「あれさ」
うん?
「未来潮噴く時、いつもとどう違うのかな」
分からない
そう、毎回出るわけじゃないから出ない時との違いが分からない
出る時の方が気持ちいいのかと言えばそうでもないし
強いていえば激しく追い詰められるようにイかされた時に噴く事が多いのかもしれない
イチャイチャしながら会社の事を話したり年末の予定を相談したりした
龍成はクリスマス前後にちょっといいホテルでお泊まりしたいと言う
私はクリスマスには興味無いし今は子供さんの事もあるから泊まりは止めとこうと思ったけど、結局押し切られて平日の夜、出張という事にして街のホテルに泊まることになった
「ホテルで食事して、つぎの日有給とるからデートね」
うん分かった
「その時には」
「普通の恋人同士になってると思うよ」
ん?
一瞬意味が分からなかったけど、そういえば龍成はまだ離婚が成立していないから私たちは不倫関係だった
あんまり、関係ないけどね
「どうして」
だって今でも、龍成、私のこと大切にしてくれてるし
「でもちゃんと彼女って紹介出来るし、堂々と会えるよ」
うん、それはそうだね
「未来、愛してる」
長く口付けをしてキツく抱きしめ合った
彼に愛されていることに何の不安もない
だから彼が既婚者でもバツイチでも今の関係は変わらないと思う
でも龍成にとっては全然違うのかもしれない
龍成の口付けから愛撫から私のことを愛していると伝わってくる
トロトロになった身体に彼の物が入り込んでくるとそれだけで絶頂に達した
龍成、すき
イッた後の呼吸を調えながら彼に伝える
折れそうなくらい抱きしめられて思いきり子宮口を突き上げられた
もう何度イッたのかも分からなくて身体が勝手に快感だけを拾う
龍成の物が中で弾けるとそれを飲み込むようにアソコがキュウっと彼の物を締め付けた
朝、いつもの時間に目が覚める
少し体が重いのは昨夜龍成がなかなか解放してくれなかったからだろう
結局深夜まで何度も求められて最後は眠るように意識を手放していた
覚醒して慌てて龍成を家に返した時にはもう3時前だったから実質3時間ほどしか寝ていない
カレンダーを見て昼から出勤だと確認する
二度寝しよう
朝晩冷える季節になったから眠れるかどうかは別として布団に潜ってゴロゴロするのは気持ちいい
何となく数時間前まで龍成としていた行為を思い出してしまってそっとアソコに手を伸ばした
実は最近、ほんの少しだけどオナニーをするようになった
離婚してから何故かイく瞬間に元旦那を思い出してしまうのが怖くて、ずっとしていなかったのに何か心境の変化なのだろうか
でもまだイくのは不安だから少しだけアソコや乳首を触る程度、特に龍成に抱かれた後の余韻に浸りたい時にしてしまう
アソコの入り口を指で撫でながら、もう片方の指で乳首を転がす
目を閉じて龍成が興奮した目で私を見下ろしてるところを想像した
すぐに指先がヌルッとしてアソコが濡れてきたのが分かる
中指を割れ目の中に潜り込ませて内壁を撫でた
ん
いいところを見つけて何度もそこを刺激する
もう1本指を増やして愛撫すると自分の意思とは関係なく声が漏れた
それ以上は出来なくて指を引き抜いてティシュで拭くと眠気が襲ってくる
身体に残った快感が静まるのと同時にウトウトと二度寝を始めた
いつも龍成との事を書いてるからセックスばかりしているみたいだけど、もちろんちゃんと仕事もしているし友人とご飯を食べることもある
ただ仕事と言ってもフリーターなので大体週5勤務で中には半日だけ出勤の日もあるから自由な時間は多い
そしてお給料は少ない
たまたま不似合いなくらいの預金があるから気楽に生活出来ているけど、それは真由美みたいに自分の力で得たものじゃないから自慢にはならない
でも運も実力のうちなんて楽天的に受け入れて、運に感謝しつつ日々を過ごしている
同僚や後輩にはたまに「どうしてそんな暮らしが出来るのか」と疑問に思われるけど、慰謝料でマンションを買ったから家賃が無いんだと適当に説明する事にしていた
元義母から婚姻時の預金を含めて300万円の慰謝料を貰った
実際には100万円ほどだけど、本当はそんな物を貰うような事はされていないと今でも思っている
そのお金はエステや旅行なんかのリフレッシュに使おうと口座を分けているけど、マンションのローンが無くなってからは殆ど使っていない
もし龍成の奥さんから慰謝料を請求されたらそのお金を使う予定だけど今の所それもない
そうして普通に生活していてたまに仕事終わりに同僚と飲みに行くこともある
販売員としては結構なお局なんだけど、年配のお客様には若い子より私くらいの方がいいとの事で有難いことにまだ需要はあるらしい
そしてそのお局を誘ってくれる20代の後輩たちも凄くいい子達で本当に周りの人には恵まれてるなと実感できる
その日も仕事終わりに誘ってもらって近くの居酒屋へ行った
ちょっと飲みたい気分だったので車は会社に置いて帰って次の日電車で来ることにして生中を頼む
若い子に混じって私ともう1人同年代のパートさんが参加した
子供さんは結構大きいから大丈夫らしい
「たまには私も息抜きしたいからね」
主婦は大変だね
その佐藤さんとは結構シフトが一緒になるから仲はいいと思う
「未来ちゃんは家帰ってもひとりなんでしょ、いいよなぁ」
でも、将来は孤独死だからね
今好きに生きてる代償だから全然構わないけど、弟家族には迷惑かけたくない
「どうして結婚しないんですか」
20代グループから質問があがる
因みにその日は20代の男女3人づつに私たち2人の8人で飲んでいた
1回して、懲りた、向いてないし
「未来さん若く見えるのに勿体ないですよ」
「あ、みんな私たちの年齢知ってるの?」
佐藤さんは確かまだギリギリ30代
私がこの前誕生日を迎えた時に40歳になったとからかわれた
「2人とも30ちょいですか」
お、いい子だね
「40歳ですよね」
うん
「私はまだ39歳!」
「でも若いっすね」
お母さん、何歳?
1番若そうな男の子に聞いてみた
「46歳です」
わぁ
予想はしていたけどやっぱり母親と同年代か
ちょっとショックだ
そこで飲み物が揃ったので取り敢えずお疲れ様、と乾杯をする
年齢の話しは終わりにしよう
注目の話題
おとなチャンネル 板一覧