ひとりの夜
一人妄想にふけるときだけ更新していきます。
明かりを消すと、寝室はほとんど何も見えない暗闇です。
その中で、私とヒロトは向き合うように横になって、しばらくキスを楽しんでいました。
私は、彼の口の中を抉るように舌を差し入れたり、舌先同士でペロペロと舐め合ったりしながら、その頬にそっと手を添えました。
すると、彼も私のこめかみから頬へと、温かい手で撫で下ろします。
ガッ!
突然、その手が乱暴に私の顎をつかみました。
「うぐっ…んん」
グリュッ と深くねじ込まれる舌に、思わず呻きますが、顎をつかむ彼の指には、有無を言わさない強さがありました。
グチュッグチュッと口内を掻き回され、次に舌を吸い出されました。
と、同時に彼の手が腰からするりとパジャマの中へ滑り込み、ナイトブラを上にずらすように潜り込んで、乳房を鷲掴みに揉みしだきます。
親指でクニクニと乳首がこねられ、私は我慢できずに身をよじりました。
「は、ぁ…あへぇ」
舌を吸いだされているので、そんな恥ずかしい声が漏れてしまいました。
それでさらに興奮したのか、彼は私を片腕に抱えるように抱きしめて身動きできなくし、胸を揉みしだいていた手を下へ滑らせて、パンティの中へ差し入れました。
手のひらで全体を上下に撫でつつ、中指だけ少し力が込められていて、割れ目を往復しています。
クリトリスが控えめに擦られ、その直接的ではない刺激が、ムズムズと私を焦らしているのです。
「はぁ…はぁ…、あふぅ…」
私は思わず身を捩りましたが、右手は彼と自分の身体に挟まれて動かせず、左手は、背中から回された彼の手に掴まれていたので、抵抗は叶いません。
やがて、中指がワレメをかき分けるような動きをしたかと思うと、その入り口のヒダになっている部分を、くるりと丸くなぞりました。
「へあぁっ…!」
思わず悲鳴のような声をあげ、私は必死に内腿を閉めたり、彼から逃れようと試みましたが、私を捉える力がいっそう強くなるばかりでした。
ソコはまだ濡れていなかったのですが、ザラついた指の指紋さえ感じ取れるほどに、敏感になっていたのです。
「へあっ!あぁ!ひやあ!ほあぁ!」
下を吸われたまま、言葉にならない懇願の声をあげましたが、彼はまるでお構いなしに、そろり、そろりと、力を入れずただなぞり続けます。
ジンジンと、ソコが熱くなってきました。
指を入れられたわけではないのに膣の奥が疼き、何かが膨らんでいくようです。
ダメッ…なにか…
なにかくる…だめ、だめぇ!
「あっ…はああぁぁあ!! あっ…あぁ…」
ビクビクンッ!
恥ずかしいことに、抑えられたままでも身体が跳ね上がるくらい、とても激しくイッてしまいました…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
ぼぅっとした気だるさを感じましたが、それもつかの間。
そろり、そろり…
彼の指がまた動き出しました。
責めは、まだ続いていたのです。
いつの間にか、ソコはすっかりヌルヌルになっていました。
「はあぁっ…おあぁ…ほおぉ…!」
イッたばかりの私には、狂わんばかりの刺激です。
ここでようやく舌が解放されたので、すかさず訴えます。
「だめぇ!やめっ…や、あ、あはああん!!」
ビクビクビク…!
あっという間に、二度目の絶頂。
もちろん、まだまだ終わりません。
クチャ…クチャ…
あそこからいやらしい音が立っていました。
私はひとり喘ぎ、悶えているのに、ヒロトはとても静かで、そして冷徹に責めを続けました。
「だめぇ、もうやめて、もう…だ、め、あ、あんんああぁぁ!」
ただ、ゆっくりと入り口をなぞられているだけなのに、私は狂わんばかりに、何度も何度もイかされてしまったのです。
はぁ…あ…はぁぁ… と不規則な呼吸をしながら、私はぐったりと肢体を投げ出していました。
途中から、イッている時間の方が長かったのではないかと思うほどイキっぱなしの状態が続いたので、前戯だけでもうお腹がいっぱいという感じです。
ヒロトはそんな私をよそに、私の足の方に座って、パジャマのズボンとパンティを一緒に脱がしてしまいました。
そして、意地悪く鼻で笑ったのです。
「はっ、すごいグショグショ。なぁ、フウカ…」
ヒロトに蔑むような口調でそう言われ、わざとピチャピチャ音がなるよう指で雑に弾かれたのが恥ずかしくて、膝を立てるように太ももを閉じました。
「だ、だって、あなたが、あんな…」
荒い呼吸の合間にそう言いかけたときでした。
ズプゥッ!
いきなり、彼は指を割れ目に差し込んだのです。
「ふあああっ!」
ヌメヌメと濡れた私のソコは、あっさりと彼の指を受け入れてしまいました。
あまりに何度もイかされたせいなのか、まるでその指を締め出そうとするかのように膣がキュウンと締まります。
そのせいで、膣の中いっぱいに彼の指の感覚が伝わり、それだけでイッてしまいました。
彼は何度か指を抜き差しして私の反応を眺めていましたが、一際感じやすい場所を探り当てると、指を二本、強引にねじ込みました。
そして、まるで膣に指をひっかけて私を持ち上げようとしているかのように、腰を浮かさせて、根元まで突っ込んだ指を激しく動かし、中をかき回したのです。
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ…!
「あんああああっ!いや、いやああぁっ!」
アソコが上向きになるような恥ずかしい格好。
たった二本の指に身体全体が揺さぶられていました。
私は首を左右に打ち振り、気づけば涙を流しながら枕にしがみついて、激しくイかされたのでした。
「あ…ああ…あ…」
絶頂の余韻がまだ終わらないうちに、私は足をM字に開かされて、彼の方へ力任せに引きずり寄せられました。
グッ…!
彼の硬くて熱いソレが、割れ目に押し当てられます。
もうそれだけでイきそうになる私の身体…
グプッ
固く膨れた先が入り、
ズヌヌヌヌ…!
肉壁を押し分けるようにして、彼のソレが深く差し込まれてきました。
「んあああっ…」
彼は一度根元まで差し入れると、ゆっくりそれを抜き…
ズンッ と、一気に突き上げました。
「っ…くあぁっ!」
一体何度目の絶頂なのか、数える余裕もありません。
ズッズッズッ
膣いっぱいにみっちりと詰まるような彼のソレが、柔らかな膣内の肉を引きずるようにしてピストンを始めています。
「はぁっ あんっ ああんっ!」
真っ暗な部屋の中とはいえ、少し目が慣れると、かすかな外からの光によって薄っすらながら情景を見ることができます。
膝をM字に押さえつけ、私を見下ろしながらピストンを続けるヒロトは、ゾクゾクとするほど冷やかな目をしていました。
彼はそのまま片方の手を伸ばし、私のパジャマのボタンを外して前をはだけさせました。
そして、露わになった乳房を捕まえると、身を屈めて吸い付きました。
「うああっ、やあっ、ひやぁんっ!」
コリュコリュと、舌先が乳首を弾きます。
さらにもう一方の手を反対の乳房に伸ばし、乳首をつまんでクリクリと転がすように弄りました。
3点の性感帯がそれぞれに感じ、一体何をされているのかわからないほどの快楽に、私はただただ犯されていました。
ひとしきりピストンを楽しむと、ヒロトは動きを止めました。
膣の中いっぱいに、ぎゅうぎゅうに詰まっているソレが引き抜かれる瞬間でさえ、私は身体を震わせて感じていました。
「あうぅ…っ」
ビクビク震える身体を抑えようと、自分を抱くように身を縮めましたが、なにを休もうとしているんだ、とでも言うように、ヒロトが両膝の裏を掴んで、ぐいっと持ち上げます。
まるで折り畳まれるように、膝が肩へ押し付けられ、私は天井に向かって足をあげるような格好をさせられました。
暗がりとはいえ、アソコがむき出しです。
もちろん恥ずかしいのですが、快楽の震えに支配された脳と身体では、「いやぁ…っ」と細く嘆くしかありません。
次の挿入では、されるがままになるでしょう。
しかし、ヒロトはそうやって私が抵抗を諦めることさえも許してくれないようでした。
次の挿入をお預けにし、あられもない格好の私を、ただじっと見下ろしているのです。
「ひ、ヒロト…やだ、見ないで…」
もじもじと身体を動かしましたが、彼は私のあそこを眺め、そして、恥らっているのを確かめるように、私の顔を冷たく見下ろしました。
「や、もう、意地悪しないで…っ」
そう言い終わらないうちに。
ヒロトは私の足の間に、身を沈めたのです。
ぶちゅぶちゅ、じゅるるる、ぴちゃぴちゃ…
羞恥心の最高潮にあって、突然の激しいクンニ。
「いやっいやあぁぁ!ああっ、そんなとこ…ああっ!舐めないで!だめぇ!」
足をピンと伸ばしたり背中を反らせたり、私はなんとかその快楽の波を抑えようと身体のあちこちに力をいれました。
ですが、膝から腰までは完全に押さえ込まれていて、無抵抗状態のその中心で、彼の舌が巧みに私のあそこを刺激するのです。
レロレロと細かく、ベロリと強く、チュウチュウと吸われ、そして、グチュリ…
柔らかくてヌメヌメとした彼の舌が、割れ目に侵入してきました。
グニュッグニュッ
アレとも指とも違う感触で、私はまた、何度もイかされてしまうのです。
「あんっ、あっ、うぅっ…あっ、はああぁっ!」
けれど、わずかに残った私の冷静な脳の中では、太ももの間にある彼の頭部が愛おしくて…
彼の髪を撫で、そして優しく掴んで、私はよがり喘いでいました。
やがて、彼の唇はワレメから少し上へと移り、クリトリスを責め始めました。
そこはあまりに感じすぎるのか、ジンジンとピンポイントで燃えるような熱さを感じます。
「ひあっ!んっ、そこは…っ! あっ!あひぃっ!」.
チュルッチュルッ と吸われるたびに、小さな点から生じる電撃が、お尻、腰、下半身、お腹、胸、そして頭の先へと走るようでした。
チュクチュク グリュッ クチュゥッ!
ひときわ鋭く、激しく、彼の舌がクリトリスを弾き、こね回し、吸い上げました。
ああ、また、イかされる…!
ビクビクという震えが膣奥から駆け抜けて、まさにイク!という瞬間。
その震えを迎えに行くかのように、彼は指を膣に差し入れてピストンさせたのです。
ズニュッ!
ニチュ ニチュ クチュ グチュウ…!
「くふうぅぅんん!うぅっ!ううぅん!」
思わず、彼の頭を太ももで締めてしまうほど、私の身体は抗います。
それは頭が真っ白になるような、危険なまでの快楽への誘い。
私はここまで幾度となく絶頂へと押し上げられたのですが、これはそれを越えてさらにまだ登らされていく、高い高い山。
しかも上り詰めてしまったら、一気に深い谷へ落ちて行くような…!
彼もまた、その手応えを感じているのでしょう。
暴れる私の下肢を力尽くで押さえつけて畳み掛けるようなピストンを繰り出し、舌と唇を駆使したあらん限りの刺激を叩き込んだのです。
「いひいいぃ!いやあぁ!こぉっ、壊れぢゃうよぉ!あぁあああ!やめてぇっ、もうやめでぇえ!」
もはや何をされているのかなどわかりません。
私は足の間にある彼の頭を掴み、泣き叫び、懇願し、暴れ…
「もう許じでぇっ!ごめんなざいっ、ごめんなざいぃぃっ!いやっ、だ、だめぇえあああああっ…ーー‼︎‼︎‼︎」
最後の瞬間は声を出すことさえできませんでした。
頭が真っ白になり、力が抜けて、骨がふにゃふにゃになってしまったかのようです。
「はぁ…はぁ…あ…ぁ…」
身体中がピクピクと細かく震えていました。
私の絶頂を見届けると、ヒロトは私に覆い被さるようにのしかかってきて、ぐったりとする私の顔を自分の方に向かせ、キスをしました。
いやらしい味…私の愛液なのでしょう。
彼のキスは、力尽きた私とは反対に生命力に溢れていて、私を支配している喜びに満ちているようでした。
「愛してるよ、フウカ。可愛いからもっといじめたい。ずっと見ていられる」
「あ…愛してる…私、壊れちゃうよ…」
「壊すよ、まだまだ。壊れたフウカを見たい」
彼はそう言うと、私の身体を横に向かせ、片足を持ち上げるように開脚させて、その足を抱えるようにして挿入してきました。
グッ… ズプッ ズッチュ ズッチュ ジュップ ジュップ…
間髪入れずにピストン運動が始まります。
「あんっ♡ はぁんっ あっ ああんっ はぁあん♡」
力が入らないので、声までふにゃふにゃです。
なにより、快楽の波を乗りこなす力もないので、すべての刺激を受け入れて、喘ぎ、感じるしかありません。
この体位は私とヒロトの身体と相性が良いのか、彼のものが私の中の1番気持ちいいところをグリグリと押します。
さらに、彼は後ろに体重をかけて腰を前に突き出し、動きをさらに早めました。
ズグ ズグ ズグ ズグ ズグッ
「んっ うぅん! あんんっ あっ はぁん♡」
私は身を捩って、上半身だけうつ伏せるように、枕にしがみつきました。
けれど、踏ん張りのきかない身体は、彼の動きに合わせて激しく揺さぶられるばかりです。
止まない快感…また、波が押し寄せてきました。
けれど、イけないのです。
一度山を越えてしまった身体は、もはやその高い頂を登り切る力はなく、果てしなくその中腹で感じ続けるしかないのでした。
一際早いピストンの後、ズンッ ズンッと深く強い突きをして、彼は一旦離れました。
そして次に、私をうつ伏せにして、お尻を高く持ち上げます。
イッてない私の身体は、はやく続きが欲しくてウズウズしていました。
グニッ ズップゥ…!
「あふぅうん♡」
私は思わず背中を反らせ、一層お尻を高く突き上げます。
激しいピストンが始まりました。
前へ後ろへ、私の身体はベッドに擦り付けられるように前後しています。
「うぁっ ああんっ! あぐぅっ! はおっ おんんっ! んおぉ!」
あんあん♡と、可愛く喘ぎたかったのですが、そんな余裕などもうありませんでした。
パンッ パンッ パンッ
肉が肉を打つ音。
ジュブッ グチュッ ズチュッ パチュッ
粘液の絡む音。
ズンッ ズンッ ズコッ ズコッ
中からお腹を打つ衝撃。
ギッシ ギッシ ギッシ
跳ねんばかりに軋むベッド。
いやらしい音が部屋中に満ち、その中心で、私は声をあげよがり狂っていました。
ヒロトは泣き叫びながら感じている私を見下ろしながら、何度もなんども、硬いソレを私の狭い穴に叩き込むのです。
私は思わず後ろに手を伸ばして、私の太ももの向こうにある彼の太ももを掴みました。
すると、彼はその手をすかさず捉え、さらにもう反対の手も掴むと、私の上体が浮き上がるようにぐいっと自分の方へ引き上げました。
私は膝立ちの状態になり、胸を前に突き出すような姿勢になりました。
打ち付ける彼の腰に体重を乗せることになるので、挿入はさらに深くなり、私は髪を振り乱して、上下に揺さぶられていました。
「あんんっ! あぉっ おぉんっ はおぉん!」
ぶるんぶるんと乳房が激しく揺れています。
「くっ! ふっ! ふうっ!」
苦しそうな彼の息遣いが聞こえました。
突然、ヒロトは私を解放し、すぐに仰向けに転がしました。
正常位での挿入。
グチュゥッ
「あうぅん♡」
もはやドロドロの私のあそこは、なんの抵抗もありません。
彼は私に覆いかぶさって、耳をめちゃくちゃに舐め回し、荒い息を吐き掛けながら腰を打ち振っていました。
「はぁあん♡ ふあぁ♡ ああん♡」
耳や首筋を愛撫され、私はゾクゾクして反射的に身をこわばらせます。
そして、それが一層膣をキュッと締めることになり、彼のソレを強く感じることができました。
ヌボッ ヌボッ ヌポッ ヌポッ
硬くて柔らかい、と言えば伝わるのでしょうか。
バイブなどの硬さとは違う、ぬくもりのある硬さ。
ヌルヌルの愛液にまみれて出し入れされる、そのゴツゴツとした形を確かめるように、私の膣はひしとソレを掴んでいました。
私は彼の首に腕を絡め、パンと張ったたくましい肩を甘噛みしながら、愛と快楽に溺れていきました。
のしかかってくる熱い彼の肌に、今更のようにときめき、初めて愛された時のように、彼に包まれる幸せを感じながら、最後の山を上り詰めていきます。
「はあっはぁっ! 愛してる! フウカ、一生俺だけだぞ!」
「あっ ああっ! 愛してる、愛してるぅ! 一生あなただけ…あなただけのものにして…ああっ!」
もはや頭は恋心と快楽とでぐるぐる回っているようでしたが、私は必死で叫び答えました。
彼のモノがさらに硬く、大きく膨れ上がっていくのを感じます。
私は彼の頭をかき抱きました。
「あっ! イクッ…!」
これまでよりずっと深い突きが繰り出されました。
長いセックスの中で、もっとも愛があり、もっとも気持ちの良い瞬間です…!
ズポズポズポズポ!
早くて深い、力強いピストンが、子宮の入り口を激しく打ち、ゴリュゴリュと擦ります。
「はぁんっ! あんっ! 私も…イクぅ…!!」
私は太ももで彼の脇腹を締め上げ、両手で彼の背中に爪を立てるようにしがみつきました。
ズボスボズボ…ズンッ!!
「あっ! あっ…あああぁぁ♡…ーー!!!」
最後のひと突きで、ヒロトは私の中で果てました。
私は一歩遅れて、射精した彼のものがビクンビクンと脈打つわずかな刺激によって、絶頂を迎えました。
私と彼は呼応するように、結合したまま、ビククッ ビクンッ と、互いに震え合っていました。
「はぁ…はぁ… 愛してる…」
脱力して私の胸に顔を埋め、荒い息を整えながらヒロトが言いました。
「あ…はぁ…あはぁ…愛してる…」
あまりに何度もイッたので、私はほとんど放心状態でしたが、なんとか、そう呟きました。
そして、彼の汗に濡れた髪を、そっと撫でました。
「大丈夫?」
シャワーで汗やその他諸々のものを洗い流した後、暗いベッドに戻ると、ヒロトが笑いかけるように尋ねました。
「う、うん…いっぱいイッちゃった…」
私は此の期に及んで羞恥の念に苛まれ、スポリと布団に入って丸くなります。
20代とはいえもう若い娘さんとは言えない歳なのに、あられもなく喘いでいた自分を思うと、恥ずかしくてたまりません。
でも、どこかでは、「そんな私を見て興奮してくれたのかな」などと考えている自分もいました。
ごそごそと音がして、彼が私を自分の方へ引き寄せ、温かく抱きしめてくれました。
「…嫌だった?」
遠慮がちに、彼が聞きます。
私は彼の肩に顎を乗せ、ぎゅーっと抱き返しました。
「ううん。すごく感じちゃった♡」
そうして、私は彼の温もりの中で、とろりとろりと、眠りに落ちていったのでした。
今度は私が口でいっぱいしてあげなきゃ…♡
と、そんなことを思いながら。
『フウカの夜』完
『フウカの夜 2』
「よしっと。ふぅ…」
お弁当包みの端をキュッと結び、それを保冷バッグに詰めて、私は一息つきました。
独身時代は朝が苦手だった私ですが、ヒロトと結婚してからというもの、すっかり主婦らしく早起きになりました。
ですが、その一方…
私は、すっかり冷めてしまったハムエッグトーストとコーヒーを見やります。
飲みに行けば朝5時に帰宅し、お酒の匂いを漂わせながら8時に出社したり、徹夜明けでも早朝ゴルフに行ったりと、睡眠二の次な独身生活を送ってきたヒロトは、すっかり寝坊助になってしまいました。
同居人がいると安心するのでしょうか。
「ヒロトぉ、お仕事遅れるよー!」
階下から何度目かの声をあげましたが、物音一つ聞こえてきません。
仕方なく、私は寝室へ向かいました。
ガチャッ
寝室はカーテンを締め切っていて薄暗く、ベッドの真ん中に、こんもりと布団の山が出来ていました。
ベッドのそばに歩み寄ると、山の端っこにヒロトの顔が埋まっています。
抵抗するかのように布団に包まって…中学生みたい、可愛いんだから。
「ヒーローくんっ」
私は布団を揺すりました。
「朝ですよ、起きーー」
言い終る前に、布団からバッと手が伸びて私の腕を掴み、引っ張りました。
「わっ!」
ヒロトの胸の上に倒れこむと、そのままゴソゴソとお布団の中に引き込まれてしまいました。
そして気付けば、すっぽりと彼の腕の中に収まっていたのです。
「あ、危ないよもう…」
と、言いつつ、幸せな気分になって彼の胸に顔を押し付けました 。
お付き合いしてた頃、休日の朝はよくこうやって昼近くまで抱き合ってたっけ。
ヒロトは強く私を抱きしめると、私の顔を上に向かせて、キスをしました。
足の間に彼の足が割り込んできて、絡まり合うように密着させます。
その時、私の太ももに硬く怒張したものがふれ、ヒロトの身体が熱いのは寝起きのせいだけではないのだと気付きました。
途端に、アソコが疼きます…
でも、今は朝だし、時間もないし…
彼の手が、エプロンの上から乳房を揉み始めました。
もう、困った人。
本当は入れて欲しいけれど、我慢して、お口ですることにしました。
私は襲いかかるようなキスをして、そのまま彼の身体の上に上半身を乗り上げました。
耳、首筋、鎖骨を、貪り喰らうように愛撫しながら、手を下に伸ばします。
パジャマのジャージを押し上げて、それは硬く反り上がっていました。
彼の頬を掴むように左手を添え、ちょっぴりS気取りで舌を絡ませながら、右の手のひらを足の間に差し入れ、お尻の方から睾丸、反りをなぞるように撫で上げます。
服の上からでも、その熱さが伝わるようでした。
「ん…」
にわかに呻いて、彼はうつ伏せにのしかかっている私のお尻を掴み、もう片方の手で、腰から背中へ、服の中に手を滑り込ませます。
「はぁ…」
背中の弱いところをなぞられて、震える吐息が漏れました。
私はジャージごと彼のものを掴み、あまり力を入れずに、撫でるように上下に擦りました。
もう片方の手で彼のTシャツを捲り上げ、厚い胸板に口付けます。
小さな乳首を優しく舐め、そこから下へ下へと唇を進めます。
そして、右手はボクサーパンツの中へ…
しっとりと硬いそれを捕まえました。
ピクリとヒロトの身体が震えます。
右手でごそごそとパンツの中のそれを弄りながら、唇はみぞおちからおへそ、そして陰毛のすぐ際まできました。
彼の足を跨ぐように上に乗り、ジャージとボクサーパンツを一緒に脱がせます。
それは少しゴムに引っかかって、弾けるように飛び出してきました。
ああ…♡
愛おしいヒロト。
私はさっさと彼の服を捨てて、その上に屈み込みます。
優しく手を添えて頬ずりをしながら、その根本に顔を埋めました。
まずは睾丸から、口をすぼめて吸い上げるように口に含みました。
「うっ…く」
ビクンッとヒロトの身体が跳ね、小刻みに震えました。
毛がいっぱいでむせそうになりながらも、その柔らかな感触を舌先で楽しみます。
左、右、少し根元をなめて、また左…
こね回すように堪能しました。
次は塔を登っていきます。
ギチギチに硬く張り上がったそれを見上げるようにして、根元に唇を押し当てました。
ちゅう…!
隙間から舌を出してぐりぐりと舐めました。
クチクチと唾液が絡んで音を立てます。
舌を長く出してベロリと這わせたり、小さく出してくすぐったり。
そうしながら、少しずつ上へ上へと登っていきました。
私の唇と共に、ヒロトの気持ちも昂ぶっていくようです。
彼のもの越しに見ると、胸が荒く上下していました。
とても感じてくれているのが嬉しくて、私もすっかり濡れてしまいました。
下着が温く張り付いています。
やだ、いつもより濡れてるみたい…
私はふと羞恥の念を覚えましたが、まぁこのまま口で終わるんだし、と流しておくことにしました。
そして私は、ようやく先へたどり着きました。
我慢の液を溢れさせているその割れ目に舌を入れ、チロチロ舐めます。
「うぅっ…!あぁ…」
ヒロトが呻きます。
いやらしい声です。
私は興奮していました。
顔にかかる髪をかきあげ、いよいよ本格的な攻めを始めることにしました。
つるりとした先頭を舐めまわし、手で太ももを撫で上げました。
そして、スフィンクスのような姿勢から、一気に顔を沈めます。
唇をキュッとすぼめ、舌をものの表面に押し当てるようにして、ズブブブブッと根元まで口に含みました。
危うく喉を突きそうになりましたが、なんとか堪えました。
ビクビクゥっ!
ヒロトが震えました。
私は御構い無しに、口の中でぐるぐる舌を回すようにそれを舐め、一度顔を浮かせて、また根元まで。
ジュププププ…!
ゆっくりと顔を上下させました。
だんだん早く…!
ジュププ…ジュプッ…ジュブッジュブッジュブッ
リズミカルに、一定の速さで。
でも、口に含むたびに舌の使い方を変えたり、一瞬先っぽを舐めたりと、緩急をつけていきます。
ヒロトは呻き、震え、身体を硬くして、私の髪に手を差し込みました。
両手がこめかみに添えられ、まるで彼に支配され奉仕させられているような感覚に、ますます私は濡れました。
「んっ、んぶっ、んんんっ!」
彼の手に力が入り、彼のものがだんだん突き出されてきて、喉を突くようになってきました。
「んぐっ、うぶうっ!ぐうっ!んむぅ!」
私は喉の奥で小さく悲鳴をあげました。
彼のモノでえづいてしまい、吐きそうになるのに、そんな暇もないほど激しく口の中を突かれていました。
もちろん、手で頭を抑えられていて逃れることもできません。
ああ、私が攻めていたのに、いつの間にか攻守交代です。
「んっ!んふっ!うぐぅっ!」
ヒロトは目をつぶり、顎を上げて気持ちよさそうにしながら、私の頭を鷲掴みにして犯しているのでした。
ちゅぼっ…!
突然私の頭を高く持ち上げて、ヒロトは私をイラマチオから解放しました。
「ケホッカハッ…!はぁ、はぁ」
頭を掴まれたまま、私は上を向いて深く息をしました。
目には涙がたまり、だらしなく開いたままの口元は唾液と彼の汁とでドロドロです。
私は苦しみから解放されてホッとしていましたが、同時に、彼がまだイッていないことが気がかりでした。
すると、彼は起き上がって、私の身体を引き寄せ、自分の前に後ろ向けに座らせて、背後から抱きしめました。
彼の体温を背中に感じながら、私はぐったりと身を預けました。
恋人に戻ったような安息。
あれ、おしまい?
イかなくてよかったのかな…?
と、思ったりもしましたが、もちろんそんな訳はないのです。
彼の手がエプロンの中に差し込まれ、その下の薄いニットを捲り上げました。
さらにブラをくぐって乳房を鷲掴みにし、揉みしだきます。
「あっ…!」
私は肩をすくめ、にわかに抵抗するように、彼の腕に手を添えました。
「んっ…ヒロト、時間が…あっ!やんっ…!」
熱い手で胸を包むように揉まれ、同時に人差し指で乳首をクリクリこね回されて、私は身を捩りました。
エプロンの下で胸を弄られる光景は、まさに犯される主婦…まるでAVのようなシチュエーションに興奮してしまいます。
ヒロトは片方の手を抜き、下半身へと伸ばしました。
ウエストにリボンがくるエプロンなのですが、その下で、もぞもぞといやらしい膨らみがうごめいています。
スカートと下着の中へ、彼の手が侵入してきました。
その時、私はそこがひどく濡れてしまっていたことを思い出し、「あっ、ダメ!」と、エプロンの上から彼の手首を押さえました。
けれども時すでに遅く、彼の指がヌルリと割れ目を擦ったので、私の身体はビクンと反応してしまいました。
「ひゃんっ!」
「あれ?すっごい濡れてる…なぁ、ほら」
ヒロトは手を私の顔の前に出しました。
指先がテラテラ光っています。
「や、やめて…恥ずかしい…」
「フウカのアソコ、こんなになってる。いやらしい液が溢れてるよ」
彼は耳元で囁きながら、ネチネチと粘液を弄びます。
私はかあっと顔が火照るのを感じて、目を背けました。
「俺のを咥えて、興奮してたんだ?」
「ち、ちがうの…」
「ちがう?じゃあこれ、何なの?」
ギュムッ
胸を揉んでいたもう片方の手が、突然乳首を強くつまみました。
「あくぅっ!」
コリコリコリ…!
人差し指の爪が敏感な突起を引っ掻き、みるみる乳首が硬くなっていくのを感じました。
同時に、私は抗いがたい鋭い快楽に悶えていました。
「あんんっ!や、やめっ、はあぁん!」
よがる私に、ヒロトはさらに濡れた指を突きつけます。
「言うまでやめない。なんで濡れてるの?」
「ああんっ!あっあっ、こ、興奮し、ぃ、しちゃったの…!」
「ちゃんと言わないと。何をして、興奮してたの?」
「そんなっ、こと…う、うぅん!くぅう!」
不意にヒロトが耳を舐めてきました。
私はまたビクッと身体を震わせます。
「ひ、ぃ…!」
ペチャペチャと、わざと音を立てながら耳を貪り、耳たぶの下から肩へと唇を滑らせます。
背中がゾクゾクとして力が抜け、「くふうぅん…!」と喘ぎが鼻に抜けていきました。
力んで抵抗していた乳首の刺激が、拒めなくなってきました。
「あぁっ!あふぅ、ふうぅん…!」
「早く言えよ」
声が一段と冷たくなりました。
ヒロトは乳首を攻める手を大きく開き、親指で左の乳首を、中指で右の乳首を押さえ、そのままぐにぐにと揉み始めました。
「い、ひあぁっ!」
乳房の膨らみに乳首を押し込まれ、内側へ寄せられたり、上へ持ち上げられたり、片手で乱暴に嬲られています。
エプロンの布の中で。
そんな状況に、私はまた一層濡れてしまうのでした。
このまま責められ続けたら、おかしくなってしまいます。
私は恥ずかしさと快楽に涙を浮かべつつ、腹をくくりました。
「うぅんっ!んっんっ!ひ、ヒロトのぉ、ぉ、おちんちんを…ふぅっ!く、咥えてたら…こ、興奮しちゃったの…!」
私はどうにかそう言いました。
おちんちん、なんて言って…恥ずかしくて顔から火が出そうでした。
「なんで?」
ヒロトが意地悪く聞いてきます。
「あっ、あんっ!なんでって…それは…好きだから…」
「おちんちんが?」
「ち、違うよ!ヒロトが好きなの…っ!」
んもうっ!ヒロトは意地悪です。
「ふうん。それで、こんなになったんだ?」
言って、また彼の手があそこへ伸び、中指でひと回し撫でました。
クチュル…!
なんと、さっきよりもヌルヌルの液が溢れています。
「あっ…!」
「ふん」
彼は冷たく鼻で笑い、しつこくぬめりをなぞります。
ヌチュ、ヌチュ、クチュゥ…!
「あうぅ…!くうぅん…!」
ジンジンと熱くなってきました。
「こんなにヌルヌルにして、どうして欲しいの?」
「どうって…」
「言えよ、なぁ」
そりゃあ入れて欲しいけど朝っぱらだし時間もないしっていうか出勤しないと!
…なんて、頭の片隅で冷静な私が叫んでいましたが、その時ヒロトの指がズニュウッと割れ目に差し込まれてきたために、その理性はにべもなく吹っ飛んでしまいました。
「あんんっ!」
「言えよ…!」
グチュウ、グリュッ、クチュクチュクチュ…!
俄かに苛立ったようなヒロトが、暴力的な手マンを始めました。
「ああっ!はう!うああっ!」
私は太ももを堅く閉じて悶えましたが、股間に差し込まれた手をどうすることもできません。
朝からこんなに乱されて…
家の外で子供達がランドセルを背負って通学しているのかと思うと、恥ずかしい上に自分がひどく淫乱な生き物のように思えました。
…いえ、否定はしませんけれど…。
こうなったら流れに身を任せ、ヒロトのペースで終わらせるより仕方ありません。
「はぁっ!あっ!あ、い、入れて、欲し、い…!」
喘ぎ声の合間に、か細く絞り出すようにそう言いました。
「聞こえない」
低い囁き。
しかし、冷酷で支配的な声色です。
「ひぃ!い、入れて…!はぁ、あはぁ!」
「入れてください、だろ」
「い、入れて、くださ、あ、ああっ、ください…!」
「何を?どこに?」
「…!」
言葉攻めと同時に手マンは続きます。
もう下着がビチョビチョになって、お尻やヒロトの手に絡みついているのがわかりました。
グヂュグヂュグヂュグヂュ…!
いつの間にか彼の指は二本になり、ピストンするように膣壁を擦っていました。
まるでローションのように滑る愛液に塗れた彼の手。
抜き差しされる二本の指。
ーー全ては、エプロンの下。
このシチュエーションのせいで、私はますます昂ぶってしまい、膣がムギュッと彼の指を締め付けました。
リズムを崩さず、長いストロークで続けられるピストン。
頭が真っ白になりそうです。
「あ、ああっあっ!ひ、ヒロトの、おちんちんを…ぉ、ふっ、ふぅっ、フウカの…あそこに…!」
もはや観念して、私は言いました。
「あそこって?」
「ん!んん!そ、それは…!」
少し口ごもったのがバレて、彼の指の動きが早まります。
「あ、ああぁあぁ!や、やぁあぁぁ!」
フウカの…おま…
ダメです!
そんなはしたないことは言えません。
グチュグチュグチュグチュ!
「あんぁあああっ!」
そうしてる間にも彼の指が狭い膣の中で暴れています。
ですが、たとえ戯言でも、私には言えませんでした。
「あっああんっ、ゆ、許してぇ…!う、うんんんんっ」
私は捨てきれない恥じらいを隠すように、両手で目を顔を覆います。
しかし、彼の指は止まりません。
中指と薬指が膣の中を犯し、人差し指がクリトリスを弄び始めました。
「いひぃい!だめぇ!それはぁっあっあああんああ!」
私は仰け反って彼の肩に後頭部を預け、ビクビク身体を震わせます。
彼はさらにその無防備な首筋に舌先を触れさせ、つつーっと滑らせました。
「ひいぃんっ、やめ、やめてぇ、お、おかしくなっちゃ…う!ゆ、許して!許してくださいぃ!」
もちろん、そんな懇願がうけいれられるはずもありません。
胸を弄る手が離れたかと思うと、エプロンの前布をぎゅっとつかみました。
下に着ているニットもブラも上に押し上げられていたので、エプロンを谷間に挟むようにして、両乳房をむき出しにされたのです。
その状態で、また乳首攻めが再開しました。
今度はギターをかき鳴らすように、開いた5本の指の腹で乳首の上を往復するのです。
ブルルルルンッ ブルルルルンッ
一度の往復で細かい刺激が乳首を襲います。
それが、素早く、何度もなんども。
膣の中も、クリトリスも、おっぱいも、首筋も…もう限界でした。
「あはぁんあんあぁあ!いやああ!だめぇ!もうやめて、やめてぇ!ゆるしてぇ!」
私は暴れるように感じまくっていました。
しかし、ヒロトは無言のまま、手が緩むこともなく…。
「い、言えないのぉ!やだぁ!あっ!だ、だめ、い、いっちゃう!いっぢゃうああああーーっ!!!あっ、ああっ…!」
私は腰をガクガク上下に揺らし、激しくいってしまいました。
彼の肩にぐったり身体を預けます。
「…許さない」
突然、私の身体は乱暴に横へ突き飛ばされ、ベッドにうつ伏せに倒れこみました。
「あぁっ…!」
怒ってしまったのでしょうか。
私は慌てて腕で上半身を起こし、彼を見やります。
が、彼はすでに立ち上がり、私の足元を跨いでベッドを降りてしまったのです。
「ヒロト…!」
ところが彼はベッドを降りるなり私の両脚を掴んで、下半身だけベッドから降ろしました。
彼を振り返る私の肩を、ベッドの布団に押さえつけます。
そうして、スカートを腰まで捲りあげ、パンティに手を掛けて、一気に引き下ろしたのです。
「や、っ!ヒロト…!」
ググッ…!
早くも、ズボンとパンツをズラして出したヒロトのソレが、私のあそこに当てがわれています。
パンティはまだ、膝上あたりに引っかかったまま。
「こ、こんなの…!」
これではまるで…
ズブブブブ!
ヒロトは一気に膣を割りソレを奥まで押し込みました。
「んあああっ…!!!」
予期せぬ挿入だったのか、ヌルヌルのあそこは抵抗するように硬く閉ざしており、それが尚更刺激を増幅させています。
おもわず目に涙が浮かぶほどでした。
ゾワゾワとお尻や太ももの皮膚が騒ぎ、私はベットにしがみつきました。
ズブッズブッズブッ
早速始まるリズミカルなピストン運動に、私の身体は揺さぶられました。
「あんっ あっ あっ ああっ はぁっ」
ベッドは、膝の少し上くらいの高さです。
なのでベッドに上体を伏せると、自然とお尻を突き上げている格好になります。
両手でシーツをくしゃくしゃに掴み、顔を上げて背中を弓なりに反らせて、私は全身で膣の中のものを感じていました。
けれども、踏ん張ることはできません。
イッたばかりであることと、ヒロトより足が短いので爪先立ちになっていること、太ももにパンティが掛かっているせいで内股になってしまうこと、それらのせいで、しっかりと立つことが出来ずフラフラします。
そんな頼りないお尻を鷲掴みにし、仁王立ちの彼が激しく突きまくっています。
「はぁっ はぁっ あ!ああっ!ああん!あんっ!」
犯されているような強引さと久々の着衣セックスに、私は早くも上り詰めていました。
激しくされたり、ゆっくりされたり、体位を変えたりと、いつものセックスは変化に富んで、あらゆる方法でイかされるのですが、今日は同じペースのまま。
ですが、肉壁をズリュズリュと擦りながら、奥の気持ち良いところをズンッと打つ、的確なひと突き。
それが同じ速さで、何度もなんども繰り出されています。
「くっ…うっ!うんんっ!ヒロ、ト…ぉ!私…あっ!ああっ!も、もう、だ、めぇ…!」
下半身にブルブルと力が入ります。
膣が締まり、子宮が下りて彼のものを迎えにいくのを感じました。
ああ…い、イク…♡
ズンッ…!
突然、ピタリと動きが止まりました。
「あ、ああっ…う…」
行く直前での、寸止めです。
そしてまた、ゆっくりとソレが引き抜かれ、差し込まれて…今度はスローペースなピストンが始まります。
ズブブゥ…ズルル…ズプゥ…ズルル…
「く、うぅう…んぅう…!」
硬くて、否応無く膣に押し込まれるその感触に、あそこがムズムズします。
だんだんと膣が締まり、震え、もうイク寸前まで来ているのに、イクことができません。
目を固く瞑ってしばらくは耐えていたのですが、脳みそがとろけるような、苦しいのにぼうっとして気持ちのいい感覚に逆らえず、私は支配されていきます。
あそこの感度だけが異常に高く研ぎ澄まされていて、身体全体が膣になったかのような陶酔。
激しく突かれている時よりも、その快楽は巨大で抗いがたい、底無しの沼にゆっくり沈んでいくような、なすすべもない地獄の快楽です。
「あああ…んはぁ…はぁうん…!」
私は震える手を後ろに伸ばして、彼の太ももに手をやります。
意識が朦朧としてきました。
ズッ…ズブゥ…ズルルッ…ズブゥッ…
しかし、ピストンが止まることはありません。
痺れてわななく指先が彼の硬い太ももに触れても、まったく反応がないままです。
「あっ…ひ、ぃ、ヒロト…んふぅ…ううん」
ビクビク震える足腰も、だんだん立たなくなってきました。
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