初体験 その1
初体験は高校二年生の時でした。
お相手は同じ学校で別のクラスの女性です。
バイト先に同じ学校の女の子がいてその子に紹介してもらいました。
第一印象は、瞳がキレイだなぁ、
わるくないなぁと思いました。
3度目ぐらいのデートで僕の方から告白し
オーケーをいただきました。
この子と出逢う前に二人の子と付き合いましたが、1人目は手もつなぐことなく別れ、
2人目は一度キスしただけですぐに終わりました。
彼女とは、特にすぐにHしようなどとは考えていませんでししたが、もちろんしたい気持ちは強烈にあります。
が、ものには順序があり、段階を踏んでいくものだと。恋はABCだと。
第一段階は手をつなぐこと。つなげました。
第二段階はキス。
周りからの視界を遮れるよい場所を見つけました。
波止場のテトラがうまく周りからの視界を遮ってくれています。そのへんの階段に座り込みました。
この時キスしようと決めました。
水面を見ながら会話をしています。
やると決めたら心臓はバクバクと騒ぎだしました。タイミングを見はかりながら会話を進めていきます。だんだんと会話が途切れがちになってきました。
そして間が空き、黙りこみ
今まで吹いていた風がとまりました。
「…キス しようか」
この言葉は口から出た感じではありませんでした。頭の方から声が出たという感じでした。
「…ぅん…」
横目で彼女の表情を見る、ほんのり赤くなり下をむく彼女、正面を向き彼女の唇のいちを確かめる、鼻をぶつけないように軌道をイメージ、向こうに夕暮れが見え彼女の顔に影をつくる、
彼女の顔に向かってじわじわ顔を近づける、
自然と目をつぶる二人、そして重なり合う。
キスってどんな味?っていうが、
感覚的には味というより匂いという方が際立っていた。ほわっと鼻にこもる匂い。
その匂いでとろけるような感覚がわいてくる。
キス、した。
空気がとまり、そしてゆっくりと動きだす。
閉じていた目をゆっくり開ける俺。そして一拍遅れてゆっくり開ける彼女。
照れ笑いする二人。ほんのり赤い二人。
俺はキスができたことで安堵する。成功した、と。
彼女はそんな安堵している俺に言った。
「それだけ?」
と笑いながら物足りなさそうに。
俺の瞳孔は開く。そんな言葉が出てくると思ってもみなかった。一瞬血が降りかけるが進むと決まれば一気に上昇する、
あの感覚を忘れる間もなく俺は再び、
一度目よりも器用に彼女の口元に向かっていった。
彼女が受け入れる、鼻から入る彼女の匂い、
とまる空気、さっきよりも長く。
、っと!?
舌に当たる彼女の舌、
不器用に絡んでくる彼女舌、
相手に合わせ俺も絡める、
舌をまわすように動かし、撫でるように動かし、
絡み合うふたつの舌、
不器用にもつれ合うふたつの舌、
なまめかしさが俺の理性を狂わせていく、
ちゅぱ、っという合図とともに俺は一気に深く舌を伸ばした、
奥へ奥へとねじ込ませる、
もっと根元でからみ合う舌、
抱き寄せるようにからみ合う舌、
ぶつけ合うようにからみあう舌、
叫び合うようにからみ合う舌、
こみ上げてくる熱い衝動、
抑制できない紅い衝動、
そして俺の理性は暴走を始める。
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