絶体絶命のピンチ!
付き合い初めて1ヶ月の彼女にドライブデートに行きたいと言われたので父親から車を借りました。
朝早く彼女を迎えに行ったら彼女はお弁当も作って来てくれてとても楽しい雰囲気でドライブデートがスタートしました。
少し遠くの水族館に行く予定だったので彼女の家の近くから高速道路にのり楽しくお喋りしながら目的地に向かっていました。
少し走ると残念な事に大渋滞にハマってしまいました、自然渋滞では無く事故渋滞なのか高速道路上で全くと言っていいほど車が動かない状態なのです。
渋滞は仕方無いと思い車中で音楽を聞きながら彼女とお喋りで盛り上がり、これはこれで楽しいなと感じていました。
しばらくするとお喋り好きな彼女が急に元気が無くなり黙ってしまいました、気になった僕は彼女の顔を見ると額にびっしょり汗をかいているではありませんか。
僕は心配になって「どうしたの?身体の具合でも悪いの?」と聞きました。
彼女は少しモジモジしながら「トイレに行きたい・・・。」と言いました。
僕は納得したと共に絶体絶命のピンチに立たされました、彼女とはまだ付き合って間もないし身体の関係もありません。
時間が経つにつれて彼女の顔は更に険しくなり苦しそうな表情をしています、ついにはお腹を押さえてうずくまってしまいました。
今の危機を脱する案も浮かばないまま僕は彼女の気を少しでもまぎらわそうと話掛けました。
「どっち?」
言葉を掛けて直ぐに後悔しました、僕もテンパっていたんだと思います、彼女は小声で言いました。
「大きい方・・・」
>> 1
男としてこの危機的状況にどの様に対処するか、男として今の彼女を救くえ無ければ男じゃない!
僕はそんな事を考えながらハンドルを握りつつも車は一向に動かない、好転しない状況に打開策を見出せないまま頭の中は絶望感でいっぱいになりました。
そんな時です、とうとう助手席の彼女は泣き出してしまいました。
僕の焦りは最高潮に達しました、出来る事ならこの状況から逃げ出したい気持ちすらありました。
でも彼女は僕よりも何倍もツライ、代われるものなら代わってあげたい。
もし彼女がここで漏らしてしまったら彼女にとって一生忘れられない傷を背負ってしまう、僕の判断ひとつで彼女のこれから生きていく人生を左右しかねないとも考えました。
お腹を抱えてうずくまっている彼女の背中に手を添えて僕は「大丈夫?」と声を掛けました。
顔を上げた彼女は額に沢山の汗をかき真っ赤な顔をして涙を流していました。
ずっと好きで猛烈なアタックをしてやっと付き合えた彼女、その彼女が想像を絶する状況の中で涙を流している・・・。
もう僕に迷いはありませんでした、自分の人生を掛けて今の彼女を救う決断をしました。
>> 3
こんな状況を冷静沈着に判断し危機を脱する男、僕はミッション・インポッシブルのトムクルーズをイメージしました。
どんな危機的状態であっても素早く判断し必ずピンチを乗り越える、僕はイーサンになっていました。
まず彼女を少しでも安心させる為「何も心配は要らない僕に任せて」と声を掛けました。
まず車を左車線に移動して路肩に停車させて外でする方法を考えました、これは物理的に他の車も動いていないので路肩に車を寄せられない事や車でガードしているとは言え外で彼女にさせる事は抵抗があり見られない保証も無い為NG。
外でする案は無しとなると車内でするしかありません、幸い父親から借りた車は大き目のミニバン。
3列目のシートは滅多に人が乗らない為、荷室としてシートが常時折りたたんでありました。
僕は思いました、そこでするしか無い。イケる。
頭の中ではミッション・インポッシブルのテーマが流れつつ、今度は車内で受け皿になる様な物を探しました、泣きながらうずくまっている彼女の状態を考えると一刻の猶予もありません。
しかし車内にはゴミ箱の様な物も無くコンビニ袋すらありません、僕は焦りました。
このまま彼女を守ってあげられないのか、彼女に一生心に残る傷を負わせてしまうのか・・・。
その時です!僕は彼女が作って来たお弁当の袋が目にとまりました、すかさず袋を開けるとそこには大き目のタッパーに沢山のサンドイッチが入っていました。
一刻を争う事態で悩んでいる時間はありません、僕はタッパーのフタを開けてサランラップに包まれたサンドイッチを取り出しました。
彼女の内容物を受け止めるには充分な大きさである事を確認し、僕は決断しました。
ほぼ思考回路が無くなっている彼女を落ち着かせミッションの説明をしました。
>> 6
彼女に僕の声が届くかどうか、僕は彼女にミッションの説明を始めた。
僕「今から折りたたんでいる3列目のシートに移動してこのタッパーにするしか無い、絶対に成功する」
彼女「なに言ってるの!そんな事出来る訳無いじゃない!」
彼女は泣きじゃくり我を忘れた様に僕に言った、僕は落ち着いてミッションの続きを説明した。
僕「真後と横の窓はスモークが張ってあるので外からは絶対に見えない、車の室内ファンを全開にして2列目の窓はめいいっぱい開けるから匂いも大丈夫だ、それに加えてカーステレオのボリュームも上げるから音も僕には聞こえない」
彼女は苦しみながらも僕の説明を聞いてくれた、しかし・・・。
彼女「やっぱりそんな恥ずかしい事は出来ないわ!私もうだめ、漏れそう!!」
彼女は再び泣き出してうずくまってしまった、僕は彼女の顔を上げて両手で頬を包み目を見ながら話をした。
僕「他に方法は無いんだ、僕を信じて欲しい、絶対に成功する。この危機を二人で乗り越えて水族館に行こう、愛してる!」
彼女は泣きながらも小刻みにうなずいた。
彼女「私も愛してる、分かったわ、凄く恥ずかしいけどやってみる!」
勇気を出して言っている彼女を僕は最高に愛おしく想い、短くキスをして抱きしめた。
ダッシュボードからテッシュを彼女に渡し、タッパーを持ちながら彼女は車の最後部へと移動したのだった・・・。
>> 8
彼女が3列目の荷室に移動したのを確認して、僕はルームミラーにハンカチを掛けて2列目の横の窓を全開にした。
エアコンのファンを最強にセットして他の車に迷惑が掛からない程度にオーディオのボリュームを上げる、渋滞は激しく車はピクリとも動かない、僕は両手で耳を塞ぎ目を閉じてシートにもたれかかった。
僕は無心で彼女が助手席に戻って来るのを待った、全て上手く行き楽しいデートが再開出来る事をイメージしていた。
何分くらい経ったろうか彼女が明るく「お待たせ!」と言って助手席に戻って来た。
その時の彼女の顔は爽やかで今まで見て来た彼女の中で一番可愛かった。
僕「良かったね、大丈夫だった?」
彼女「もう大丈夫だよ、心配掛けてごめんね」
無事にミッションをコンプリートした僕達は抱き合って喜んだ。
内容はどうであれ二人で力を合わせて絶対絶命のピンチを切り抜けた事は間違い無い、二人の絆はより深い物になった。
やがて渋滞は解消され彼女の内容物を処分する為サービスエリアに立ち寄った。彼女がタッパーを持ってトイレに行く後ろ姿がとてもエロく感じて僕は不覚にも勃起してしまいました。
渋滞のせいで時間が押してしまい目的地であった水族館には行けず、結局近くのインターで高速を降りて昼間からラブホに行きました。
そこで彼女と初めてセックスをしました。
やっぱり相性って、2人の間での性的タブーがないのが一番だと思うんです。
うちの嫁なら同じことをしてもきっと笑えないと思うし、いまだにアナルは触るのもNG。
外はもちろん車の中でもやったことないし、グッズも嫌がります。
どこまで本心かわからないけど、タブーがあるとこちらも遠慮するからね。
それこそレスになってもなかなか誘えない…
主さんの関係、本当に素敵ですよ(^^)
- << 36 気持ちの裸と肉体的な裸があると僕は思うのです、欲情に任せて行動したら単なる動物になりかねません。 本当に紙一重だと感じます。 奥様とNGワードが多くとも気持ちで裸同士になれれば幸せかと思います。 生意気言ってすみません。
男性お2人の意見に凄くホッとしてます。
女性は男性が性的欲求を自分に露にしてくると人として愛されてないような気持ちになります。
よく言われる〝体だけなのか〟と悩んでしまいます。
でも男性はどちらも必要だと思えば彼に愛されてると幸せに感じる事が出来ますから…(^^)
信用してないわけではないのですが…
自分に自信がないのでつい不安になります。
お2人のお話が聞けて本当に良かったです。
- << 34 14姉さんと話せて本当に嬉しいです。 姉さんの様な考えの女性が増えれば世の中のカップルはすれ違いも少なくなり別れずにすむ様な気がします。 明るくておおらかで何より男性に対して優しいですよね、男性を尊重する姉さんの様な女性が本当にイイ女なのかと思います。
>> 32
1さんは結婚されて何年くらいですか?
子どもさんは?おられるのでしたら小さいですか?
女性にとってもセックスは精神的な事は大きいです。
小さな子どもさんがいるとどうしてもレスになりやすいかもしれません。
後元々、好きではない人もおられますけど…
- << 37 うちはかれこれもう25年くらい。 皆さんの親の世代ですよ。 主さんと同世代の子供もいるし。 やっぱりね、子供がいると気にしますよね。 今は友達のところに泊まりに行く時などしか出来ません。 私たちより寝るの遅いし。 でも完全なレスではないです。 月1くらいはしてるし。 今も同じ部屋で寝てるし。 若い時のような激しいことは出来なくても、お互いのペースでいつまでものんびりやっていければいいかなと思ってます。
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