古事記

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匿名さん
23/10/07 09:22(更新日時)

[古事記]

・天地開闢

天地開闢(てんちかいびゃく)は、何もない渦のような状態だった世界が、天と地の二つに分かれたときの話。

この時、天に浮かぶ高天原(たかまのはら)にアメノミナカヌシという名の神が出現し、宇宙のすべてを司る存在となる。

続いてタカミムスヒ・カムムスヒが現れ、しばらくするとウマシアシカビヒコヂノカミ・アメノトコタチノカミが現れた。この五柱はすべて「独神(ひとりがみ)」と呼ばれる性別の無い神で、高天原にいる神々「アマツカミ」に分類される。

・イザナキとイザナミ

イザナキとイザナミは、独神とは異なり、性別が設定された神様。二人は兄と妹であり、夫婦でもあった。アマツカミに「国生み(くにうみ)」を命じられて地上に降り立ったイザナキとイザナミは、夫婦となって日本の国土を生み出す。(近親相姦)

国生みを終えた後、イザナミは火の神を生んだために命を落とし、黄泉(よみ)の国へ行ってしまう。連れ戻しに来たイザナキに、イザナミは地上に戻る許可が出るまで、自分の姿を見てはいけないと言った。
しかし、イザナキは我慢しきれず、つい覗き見てしまう。夫の裏切りに怒り狂ったイザナミは、地上の民を1000人殺すと脅す。すると、イザナキは1500の産屋(うぶや)を建てると言って、妻に対抗した。

夫婦のいざこざによって、人間の生死のバランスが決まり、以降、順調に人口が増えることとなる。

・国譲り神話

「国譲り」神話は、地上のオオクニヌシが、天上のアマテラスオオミカミに国を献上する経緯を解説した物語。

アマテラスオオミカミは、地上を平定するために、アメノホヒノカミを派遣。しかし、アメノホヒノカミはオオクニヌシ側に寝返り、一向に帰ってこない。

次に、アメワカヒコという男神を派遣したところ、オオクニヌシの娘と結婚し、やはり帰ってこない。最後に派遣されたのは、タケミカヅチノカミと呼ばれる武神。タケミカヅチノカミは、オオクニヌシの子のコトシロヌシノカミとタケミナカタノカミを服従させ、ようやく使命を果たす。

オオクニヌシは国を譲る条件として、出雲(いずも)に宮殿を建てて、自分を祀って欲しいと願い出た。このときに建てられた宮殿が出雲大社。

・日向神話

「日向(ひむか)」神話は、アマテラスオオミカミの孫・ニニギノミコトにまつわる物語。

アマテラスオオミカミの命で、地上の主として降臨したニニギノミコトは、山の神オホヤマツミの娘・コノハナサクヤビメを見初(みそ)めて求婚。

オホヤマツミは、「姉のイワナガヒメも一緒なら」との条件付きで、結婚を許可した。しかし、イワナガヒメは醜かったので、すぐに実家に返される。(姉妹丼)

ニニギノミコトの態度に、オホヤマツミは激怒。実は、イワナガヒメは長寿の神であり、オホヤマツミはニニギノミコトの命が永遠に続くことを願い、あえて彼女を嫁がせたのだ。

その結果、長寿の神を捨てた罰として、ニニギノミコトの子孫である人類に「寿命」が設定された。(生老病死)

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No.3893699 23/10/07 09:22(スレ作成日時)

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