昨日の夢
昨日見た夢は超大作でした。
俺は刑事で連続殺人犯を追ってた。
人通りの多い街の中でバタバタと人が倒れていくが原因が掴めず…
でもやっと犯人を特定出来て、犯行現場で取り押さえようとした時にハッと気付いた。
犯人は花束を抱えた女性で、鼻の下に小さな花をくくりつけていた。
抱えた花束から有毒ガスが出ていて、それで周りの人が倒れていく。
でも犯人はその毒を中和する花を鼻の下にくくりつけてるから死なないのであった。
それに気付いた俺はもうろうとする意識の中、彼女の顔に近づき、中和する花の発する香りを思いっきり吸った。
すると周りの刑事達が倒れていく中で、俺だけが意識を保ったまま、犯人を押さえつける事が出来た。
でも…ところが、
俺は不覚にも、目の前にある彼女の唇に…
そう、彼女の唇に自分の唇を…
と、
その瞬間、彼女は大声で「やだ!」と叫び逃げ出した。
マズイ!と思った俺は犯人を追いかけ、とあるマンションの一室に逃げ込むのを確認した。
そして俺はネクタイを締め直し、ズボンからはみ出たシャツをズボンに押し込め、気を取り直してから、ピンポンを鳴らした。
何故か俺は彼女がドアを開けてくれるという自信があった。
何故なら彼女の放った「やだ!」は、犯人というより、女だったからだ。嫌だと言いつつ、期待してしまう女心を感じ取ってしまったわけだ。
そしてドアが開いた。
タグ
俺は彼女に質問した。
「植物、お好きなんですか?」
「は、はい。植物の研究をしてまして…」
「研究者さんなんですね」
「ええ、まあ…いや、好きなだけなんです」
チラッと見えたその部屋の奥には植物が見えた。
「少しお邪魔しても?」
「あ、はい。こんな部屋ですが…」
リビングは、森と表現しても間違いじゃないくらいのジャングル状態だった。
「凄いですね」
「あ、はい、すみません。ちょっと自慢の部屋です」
「いやいや、これは相当自慢していいですよ」
「そ、そうですか?」
彼女は凄く照れ臭そうに自慢気だった。
そして他愛ない会話をした。
だがしかし!
俺は刑事なのだ。痩せても枯れても。
油断させといて逮捕する正義の冷酷さを持った敏腕刑事なのだ。
そう自分に言い聞かせた。
だが…
人生というものはそう上手くはいかない。
彼女の唇が気になって仕方なかった…
だから、
押し倒した。
ごめんけど、
押し倒した。
そして彼女の上に馬乗りになって、
奪った。
無理やり。超無理やり。
すると彼女は、「やめて!」と本気の平手打ちをくりだし拒んだ。
でも、
人生というものは、たまに上手くいく。
めげない俺に彼女は言った。
「や、優しいのがいい…かも」
マジか!
それ、マジなのか!
心が踊った!
俺はもう、後戻りが出来ないくらいの美声で答えた。
「もちろんですよ、お嬢さん」
俺ってこんな声出すんだ?
って思ったけど、そんなの知ったこっちゃない。
そして彼女は目を閉じた…
俺は犯行動機を聞きたい衝動を感じながらも、彼女の髪を撫でながら、優しくキスをした。
そして、やがて…
彼女は後ろ手で手錠をかけられたまま、連行されて行った。
俺はやっぱり刑事だった…
というか、
彼女が罪を償う事を選んだのだ。
というか、
俺も強姦で自首した。
これ
誰か夢判断してくれ。
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