朝勃ちについての独白
匿名さん
2021/07/16 21:12(最終更新日時)
朝、勃起か淫夢で覚醒。
淫夢ならまだいい。夢の間は具体的な内容も無く、「何か美しいものによって得体の知れない快感に導かれていくだけ」だから、半分目が覚めてもその余韻で出し切ることはできる。
問題は夢が完全に覚めてしまったときと、初めから夢を見ずに興奮の中目覚めたとき。
完全受動な淫夢が終わると、何かに興奮し、突き、マーキングするという方向へ完全なギアチェンジを強いられる。
がっかりとかではなく、「結局ここへ落ちるのか…」という気持ち。
夢を見ずに朝勃ちして起きると、「絶対にこれを出さないといけない」と思う。
我慢とかじゃなくて、「出したい、もっと興奮したい」という気持を体の中に入れたまま学校へは行けない。そんなことはありえない。
仮に途中で萎えたとしても、「一度はどこかに出したいと思った事実」は消えてくれない。だから抜くしかない。一度勃ったらその後どうなろうと出し切るしかない。
「俺は悪くないはずだ」「やってやる」と思い怒りと支配欲に焦りを変換しどうにか興奮して出す。その間はそれなりの快感がある。
こんな機械的な生理現象ごときにかかずらって出かける前の時間にはしばしば余裕がない。シャワーも間に合わないこともある。(本当は入らないといけないと思っている)
学校についてようやく安心する。「今日は健康体だ。」
しかしこの年になると朝読んだ漫画の女性も教室の女性も成熟段階にあまり開きがない。自分はスタートが早い方だったので自分の性器への接触にはそこまで抵抗無く開始できた。だが、同年代と肌を重ねる想像などロクにしていなかった。時が経つに連れその行為が現実味を帯びてきていた。
場数慣れは教室のどの男子よりもしている自信があったのに、それ以上に「自身の身体成長に伴う行為の『ガチ化』が怖かった。」むしろ『ガチなシミュレーター』がスタートラインの彼らとは行為の認識に開きがあり、むしろ自分のほうがバージョンアップに延々と時間をかけていた。これまでと違い、同年代の女性で興奮している。朝まで彼女たちのような体で興奮していた混乱。死にたくなる。
女子からしたら馬鹿みたいな話。
そんなくだらないことに自分一人で振り回されていることに恥を感じる。
焦りを打ち消すために過激なものを選んでいる分余計に恥。「そんなこと自分しか知らないんだけど」。
そんな自分は軽蔑されるだろう。それが不服だとも言わない。でもじゃあそんなことを考え続けている俺とはなんだ?
そんなこと皆気にしないで勉強することを勉強しているじゃないか。君は違うのか?
自問に返す言葉がない。
健全で適正タイミングでスタートした男子は「〇〇という女優さんに教えてもらっている」などと話し、彼女も出来ていた。そういう彼らが好きだった。その健康さに焼け死にそうだった。
そういった健康さを前にすれば、むしろ自分を助けてくれるのはその外にしかないということにもなる。
結局、自分のあり方のために、寝る前にもう一度する。
現実からかけ離れた、どちらかが勝ちどちらかが負け、知らない男と女が発情してまぐわっているものを選び無理矢理発射する。
今日もどうにか自分のフィールドを守れたと思う。
翌朝、また自分の陰茎が苛立っている。
これを大慌てで処理し、一日中気にする。
以上、五年前は言えなかった愚痴から性関連のみ抽出。
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