愛する女性との時間～愛しい女性達～２冊目

ララさん、遅～くなっちゃってごめんね。

ここでは話しきれないこともあるし、話始めたら話したいことがいっぱい出てきて、一晩じゃ足りない位だろうね。前に、皆で話したいね、って話もしたけど、本当にそうなるといいのにね。

そうではなくても、もっと話せる場所があるといいね。
気持ちの中にあること全部吐き出していいんだし、泣いたって、怒ったっていい。
その代わり、いっぱい吐き出したら笑顔にならないとだよ(^-^)

セフレって言葉は幅が広いから、人によって受け取り方は違うだろうね。

本当にセックスだけの関係で、ホテルで逢って、すぐセックスして、終わったらそのまま別々に帰る様な関係。

セックスしたい時だけ逢う関係。

セックスありきだけど、セックス以外のこともする関係。

他にも色々受け取り方はあると思うけど、たぶん、ララさんはそのどれでもなかったんだよね。

あなたの事を愛しています。
お前の事が好きだ。

そういう気持ちがあるから、愛し合ったし、喜んで欲しいから色んな事も頑張ってやってきたんだよね。

女性は気持ちも愛されてるって感じると、ただ挿入される時とは感じ方が違う。
それは、女性が感情を大事にする生き物だから。

男性は論理的なことを大切にするから、セックスをすることが目的になりがち。

万人に当てはまる訳ではないけどね。

ララさんは彼の事を好きになったから、初めての経験からずっと彼を想って、彼を感じて来たんだと思う。
時には体調が悪くても、彼がしたがるのを優先したりしたこともあっただろうし、ここで聞かせてもらった話の中でも、ララさんは彼のために色々頑張ってたね。

そして、体調が悪い時に抱き締めてくれたり、キスしてくれたのを凄く喜んでた。
それは、それが彼が示してくれた愛情だって感じたからなんだと思うよ。

彼にとって、ララさんがどういう存在だったかは、彼の正直な気持ちを聞かないとわからないけど、ずっと、単なるセックスできる女、的な気持ちではなかったと思うよ。

２人で付き合って来た中には、セックス以外のことも色々あって、２人で笑ったり、泣いたりしてきたんだと思う。
少なくてもその時の２人は、ちゃんとお互いを見て、愛し合ってたんだと思う。