妻が初めての旦那

国立社会保障人口問題研究所という、厚生労働省の外郭団体が、少子化対策の一環として、未婚者の性体験の年齢別調査を行っています。

それによると、30代前半の独身男性の約34％ほどは、童貞という調査結果が出ています。

年齢の上昇に従って、童貞率は幾分かは下がりますが、それでも40代以降でも童貞は珍しくはありません。

女性も同様で、30代40代の処女も珍しくはなくなっています。

昔は、親や親戚、地域社会のしがらみで、20代のうちに、半ば強制的にお見合い結婚させられました。

封建的な社会の中、丁稚奉公に出れば、先輩や親方などから、強制的に遊廓へ連れて行かれ、筆卸させられたでしょう。

そもそも娯楽自体、あまりなかったはずです。

女性とて、田舎では夜這いの風習があり、好きでもない男性と強制的にお見合い結婚させられても、体を許すことができるように、村ぐるみでいわば婚姻後の「予行練習」を、させられていたようです。

ですからむしろ昔の方が、高齢童貞/処女は稀有な存在だったはずです。

今は個人自由主義の時代ですし、娯楽も豊富です。

しがらみで、無理やり風俗店に連れていかれたり、強制的にお見合い結婚させられるようなこともありません。

趣味や娯楽も様々です。

夜這いなど、今日では立派な犯罪です。

こんな今の時代だからこそ、むしろ高齢童貞/処女は増えているのです。

主さんの旦那さんのようなタイプは、別に珍しくはないでしょう。