忘れられない

これまた笑える話しなんだけど…

登場人物は3人。
私、ナンパ男、ナンパ男がナンパした女。

私25、ナンパ男23、ナンパされた女20。
たしかこれぐらいの年齢でした。

私とナンパ男は先に出会い肉体関係が出来てました。彼氏ではないけど、まぁお互い気はあってました。

ある日ナンパ男から、家に来てとメールが来ました。当然私はお洒落をして、夜で面倒だったからタクシーで男の家まで行きました。
アパートに着きベルを鳴らすと「空いてる～」と声が聞こえたのでドアをガチャと開けると、女性のスニーカーがありました。

うん?と思いながら中に入ると、男と若そうな女の子が床に座ってました。

「え?何?」
たぶん、私はひきつってたと思います。
「えー綺麗じゃん。やるね～」
女の子は男をからかいました。
「説明して貰える？」
「あ、私が呼んでって頼んだんです」

どういう流れかわからないけど、私を見たかったみたい。

女は私をジロジロ観察して「お姉さんのバック、ブランド物ですかー？さすがです」などと言うので「たいしたことないよ」とあしらいました。

「で、どうする?帰らせたいならタクシー代頂戴」
と言うと、情けない事に男は金がないと言いました。
仕方なく私が一番年上だし「お酒でも飲みましょう」と、場をつくろいました。
冷蔵庫から飲みかけのワインを出して、酔っ払い始めると女は「お姉さん、お姉さん」と人懐っこくなりました。

「あんた達、エッチしたの？」
「まだです。お姉さん達はしてるんですよね？」
「うん」

男はバツが悪そうな顔をして、女はふてくされました。
続きます。