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誘惑蝶

No.104 14/06/23 12:43
ハル ( deZwBe )
あ+あ-

「私、蛍先輩が今まで部活頑張ってきたのも、サッカー大好きなのも、知ってる。…だからね、最後まで全力で打ち込んでほしいの。一生懸命な先輩が、私は好きだから。これが、私の本心だよ」

するりと出てきた言葉。

それを聞いて二人は、

「ほんっっっとにハルは!」

そう言って私の頭を撫でくりまわす。

「寂しかったら、うちらが相手してあげるからね!」

「…アキホ、それ変な意味に聞こえる」

アキホの言葉にニヤニヤしながら
ナツがツッコミを入れる。

「ちっ、違うし!一緒に遊んであげるって意味で…」

「言い方変えたけど、いやらしさがあんまり変わらないような…」

「だから、遊ぶっていうのはそうゆうエロい遊びじゃなくって!」

「わかってるって〜」

二人の会話を聞いて
私は思わず笑った。

そして、素直に自分の気持ちを語る。

「…でもね、寂しいかって聞かれたら、寂しくないって言えないけど、ね」

「わかるよ!うちら、片思いファイターだもんね」

うんうん、とナツは頷く。

「片思い…?」
「ファイター…?」

私とアキホは、首を捻る。

「…あれ?ちょっと言い方クサかったかな…?片思い特攻隊とか、片思いレンジャーとかの方がよかった…?」

ナツはよくわからないネーミングを
次々とつぶやく。

「や、うちらが気にしてるのは、ナツのネーミングセンスに対してじゃなくて…」

「…?」

ナツは、きょとんとしている。
私とアキホの疑問の矛先が
わかっていないようだ。

「ナツ、好きな人いたんだ…?」

私がそう言うと、
途端にナツは顔を真っ赤にした。

「あっ…えっ?あれっ?言って…」

「聞いてないよ」

アキホがニヤ〜っとして
ナツに詰め寄る。

「ナツ、いつもうちらの事いじってばっかで自分の事は秘密だもんねぇ?」

私もアキホに便乗する。

「そこ、結託しないでよっ」

「ふふふ…誰なのぉ?」

「ちょっ、ここ廊下っ…!」

「…言わないと、躾ちゃうぞ?」

アキホがナツの耳元で囁く。

「わ、わかったよ!言う!言うからっ…」

ナツは耳まで真っ赤だ。

こんなナツ、初めて見たかも…。

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