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誘惑蝶
No.123 2014/06/25 11:12
ハル ( deZwBe )
あ+あ-
駅を抜けて大通りに出ると、
道路が通行止めになっていて
出店がたくさん並んでいる。
まだ夕方で明るかったが、
町は溢れる人で賑わっていた。
私は蛍先輩と手を繋いで
大通りを歩く。
「…嬉しいなぁ。大好きなお祭りに、蛍先輩と一緒に来れるなんて…」
顔が、熱い。
恥ずかしけど、お祭りのテンションで
今日はちょっと大胆になれる気がした。
「俺も今日はハルちゃんと来れてよかったよ。誘ってくれてありがとうね」
「こちらこそっ!あ、蛍先輩、7時30分から花火が上がるんですよ」
「そうなんだ。じゃあそれまでに見える所に移動しないとね」
「それなら、任せて下さい!私、よく見える場所知ってるんで!」
「へぇ、そんな場所があるんだ。さすがお祭り娘だねぇ。期待してるよ!」
蛍先輩は、にこっと笑うと
優しく私の髪を撫でた。
「あ、先輩!りんごあめ食べていいですかっ?」
照れ隠しで、わざとらしく
はしゃいでしまう。
「うん、いいよ」
「やったぁ!あ、でもチョコバナナもいいなぁ…わたあめも捨て難いし…」
「はは!食いしん坊だな〜。好きな物、いっぱい食べな」
そういって穏やかに笑う先輩は、
本当にかっこいい。
そんな蛍先輩に見とれていると
慣れない下駄を履いていたせいか
転びそうになる。
「…わっ!?」
「おっと!」
蛍先輩に支えられ、
身体が密着する。
「あ、ありがとうございますっ…」
「大丈夫?気をつけてね」
「はいっ…」
蛍先輩とはいやらしい事
たくさんしてきたはずなのに
ちょっと触れ合うだけで
こんなにもドキドキする…
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