誘惑蝶
No.141 2014/08/20 19:35
ハル ( deZwBe )
あ+あ-
「…アキホ、何カップ?」
「へ?」
「おっぱいのサイズだよっ。いくつか吐けぃ!」
「私はDだよ」
「高1にしてDとは!けしからん胸だ!ハルは?ハルはいくつじゃ!」
「私もD…」
「ふたりとも…D?」
若干壊れ気味のナツ。
自分の胸に手を当てると、またため息をついた。
「…ない」
「え?」
「胸が、ない…」
「ナツ、ぜんぜんないわけじゃないじゃん」
「そうだよ、膨らみはあったよ」
「いいなあ、胸…」
「ナツ、サイズいくつだっけ?」
「B…に近い、A…」
「ハチ先輩に揉んでもらいなよっ!揉まれるとおっきくなるって言うし!」
「そうだよ、まだまだ成長途中なんだからっ」
「ふたりと海に行くの、怖くなってきた」
「大丈夫だよ、胸の好みなんて人それぞれ…」
「うう…」
テーブルに突っ伏したナツに隣に座っていたアキホが声をかける。
「なっちゃーん…?」
ナツはむくっと起き上がるとアキホの方を向いた。
「…ふたりの胸を揉めば、ご利益でおっきくなるかも」
「え?」
「アキホ、おっぱい揉ませて」
「ナツ、ここお店の中だからっ」
「いいじゃん、ちょっとくらい…」
「ダメだよっ!ちょ…!」
「やわらかい…」
「なっちゃん!手つきがヤラシイってば!…あっ!そこはっ…!ハル、ナツを止めてっ」
「面白いからみてる」
私はニヤニヤして言った。
そこに、注文を取りに来た男の店員さんが来て
気まずそうに私たちの横を通り過ぎた。
そこで私たちは恥ずかしくなり、我に返った。
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