誘惑蝶
No.144 2014/08/21 01:38
ハル ( deZwBe )
あ+あ-
「ナツ、ちょっと胸大きくなったでしょ?」
「へ?」
ナツは息を荒げながらアキホを見た。
「水着、来てごらん」
私もアキホの言う胸が大きくなったでしょうという
言葉の意味がイマイチよくわからなかった。
言われたまま、ナツが水着を着た。
すると…
「うそっ!ちょっと大きくなってる!なんで!?」
「胸が大きくなるマッサージしたの。この間、TVでやってたんだよ。見てたら結構効果ありそうだったからさ」
「へぇー!すごいねっ」
「見よう見まねだけどね。ぼいーんにはしてあげられないけどさ、ナツ、もっと自信持ちなって!せっかくスレンダーないいカラダしてるんだからさ」
「…うん、ありがと」
ナツは少し照れくさそうに笑った。
「さ、先輩達待ってるから早く着替えて行こ!」
私達は着替えて更衣室の外に出た。
「おおっ!良い眺めですな~」
兜先輩は隠す気もなく、スケベ全開だった。
いっそ清々しい気もするが。
私達を上から下まで舐めるように見た。
「この、スケベゴリラ!」
アキホは兜先輩の背中を思いっきり平手でひっぱたいた。
乾いた音とともに、若い男の悲鳴が海に響いた。
「ハルちゃん、可愛いね。水着似合ってるよ」
「そうですか?ビキニなんて、初めて着たんで恥ずかしくて…」
私は自分の体を見られるのも恥ずかしいし、
たくましく引き締まった蛍先輩の体も直視できず、
もじもじしてしまう。
蛍先輩とは何度もエッチして
裸だって見られているのに…
どうしよう、すっごいドキドキしてる…
先輩のこと、見れないよ…
私がもじもじしていると、蛍先輩が
ふいに近づいてきて、
「水着ってさ、エッチしてるときの裸とはまた違うエロさとか、色っぽさがあるよね。俺、こんなに可愛いハルちゃん見てたら我慢できないかもよ?」
ぼそぼそと耳元でささやいた。
夏の暑さのせいか、先輩の言葉のせいか、クラクラしてしまう。
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