オトナによる、オトナの為の、四方山話

本日は、関西・淡路大震災が
あってから、もう２０年…。

１９９５年１月１７日…
ﾏｸﾞﾆﾁｭｰﾄﾞ７．３って当時では
図り知れないモノでした…。

それが、早朝の街を襲った…。
死者は約６４３４人｡


あの惨事になる一日前、俺は…
斑尾高原と言う新潟・長野の県境ある
スキー場にいた…。

スキーに興じ、十二分に満喫し
さて、帰路に着こうと深夜バスの乗り場に
行ったが、向こうのスタッフの手違いで
席がダブルブッキングの嵐…。（苦笑）
元々は、格安の学生が仕切っているような
ちと、頼りないベンチャーのイベント会社が主催していたから、不具合が生じても
無理はない…。

俺達は、仕方ないので次の便を待ち
それで、信州を後にした…。

ここで、不幸中の幸い
もし、予定通り、そのバスに
乗車していれば、高速が倒壊して
バスが落ちかけると言う事故に
遭遇してたであろう…。

後に悲惨なニュース映像で確認。


さ〜帰ったら大変な状態が
繰り広げられていた。
まるで、阿鼻叫喚の地獄絵図。
声を失い、そこに立ち尽くした。


俺自身の悲劇は…
また別のところにあった。

広告代理店からの要請で
イベント等で使用するアドバルーンの
ガスが、地震で全て横転…。
それで、爆発を起こしてしまった。
倉庫、近所の民家も含め大惨事に…。

普通それには、安全なヘリュームガスを
使用するのだが、コスト面とより軽い
水素ガスを使用していた…。

で、保管・使用時には
消防署への申請が必要となる
それを、怠った訳で
取り返しがつかない現実。


まさか、こんな事に…。
もう、後の祭りである。

当時、火災保険に地震特約的な
付帯条件がなかったので
補償問題は、全部自腹で
やらざるを得なかった。

そして、書類送検…。


救われた瞬間、その後
地獄を見たと言う話でした…。