思い出しちゃった…
No.21 2015/03/12 20:49
通りすがり ( ♀ 972qBe )
あ+あ-
次の日の昼
おばあちゃんのご飯は 米粒が 少しだけ増えたような お粥になってた
少し ご飯ぽくなったせいか おばあちゃんは ユックリだけど 半分以上を食べ ごちそうさまをするまで待ってたら いつもより 屋上に行く時間が遅くなった
もう お兄ちゃん 部屋に戻ったかもか~と思いながら行ってみると…
お兄ちゃんと もう一人…
おじさんが一緒だった
『おせ~な~! もう下に下りようかと思ってた…』
『今日は おばあちゃんが 頑張って昼ご飯食べてたから 付き合ってた
おじさんも一緒だったんだ~』
と ぺこりと頭を下げ
『こんにちゎ 何度もジュースを頂いてて ありがとうございます』
“いゃ~ オジサンは ユミちゃんファンだから… ユウがユミちゃんとタバコ吸いに 屋上に行くって言ってたから オジサンからの差し入れだよ…”
『ありがとうございます… でも お母さんからも お小遣い貰ってるし 大丈夫ですから…』
“ユミちゃんには 親切にして貰ったし オジサンの感謝の気持ちだから… ジュースの1本なんて 安いモンだし 遠慮無く貰ってよ…”
と ニコニコしながら言ってくれた
これ以上 要らないって言うのもな~と
『じゃ~ 又 お手伝いしますね~』と 笑顔で応えておいた
『なっ! だから オッサンの気持ちなんだから 貰っとけって言ったのに 見掛けによらず 真面目なんだよ…』
『見掛けによらず は 余計なんですぅ!』
“二人は仲が良いな~! 付き合ってるの?”
『そんな訳ね~よ!』
『エッ まっさかぁ~』
お兄ちゃんと私は 殆ど同時に返事した…
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