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星降る夜に手を繋ごう〜slow style〜

No.289 15/09/01 22:31
サラリーマンさん ( 40 ♂ )
あ+あ-

数年ぶりに再会したじゅんとマイ。

同窓会が開かれたのは大きな川沿いにある高層建てのホテル。決して広くもないコンベンションホール。円卓を囲むように多くの友人達の輪は幾つも出来ていた。和やかに笑い声が絶えない中に、やや控え目でもあり、決して地味でもなく、むしろ清楚な佇まいの女性が目に入ってきた。

「マイ?…マイだよね?(笑)」
「じゅん?…久しぶり♪♪」
人懐こい笑顔は相変わらずのふたりだった。

ふたりは昔話に、懐かしさと…
そして…一歩踏み出せないまま別れてしまったあの時の苦い想いを思い出していた。

幾つもの輪の中から数々の懐かし友人達とグラスを合わせているうちに、お酒があまり強くもないマイは頬を染め、少しじゅんの肩にもたれ掛かってしまった…。

そんなマイを気遣い、少し宴から離れロビーへと移動し、ソファーに座らせたじゅんは、マイに冷たい水を手渡した。

お互い、それぞれに家庭を築いているが、学生だった頃恋人同士だったせいか、過ぎ去って来た時間の流れはかき消され…自然なカップルに見えても不思議さはなかった。

落ち着いた大人の雰囲気のふたり…他愛もない会話が続く…

しかし何故か…じゅんは心の奥底に仕舞い込んで、もう忘れかけていたはずの胸の鼓動と、あの時の想いが更に強く湧き上がってきた。

じゅんはマイを欲しくなり、マイはそんなじゅんの心を見透かしたかのように意地悪な笑顔を浮かべた。じゅんはマイの手を取り、人目を避ける様にエレベーターの方へと向かった。

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