星降る夜に手を繋ごう〜slow style〜
No.290 2015/09/01 22:32
サラリーマンさん ( 40 ♂ )
あ+あ-
エレベーターを降り、ゆっくりと進むペースは昔からのお互いのリズムム。スローに…妙に落ち着いた雰囲気のじゅんにマイは安心を覚えた。
「マイ…俺さ…今日会えるって思ってなかったから…」
「こんなに綺麗で色っぽいくなってるなんて…俺、マイとなんで結婚しなかったんだろうってさ…」
部屋へと続く静かな廊下を歩きながらじゅんはありふれたセリフを並べた。
「じゅん…相変わらずね(笑)」
マイは笑みを浮かべてじゅんの顔を見上げた。
「じゅん…じゅん…」
少し鼻にかかるマイの声と細い肩はじゅんにとって愛おしく、マイの全てを奪いたくなる衝動を止める事はもう出来なくなっていた。
「マイ…また…昔のように…愛させてくれないか…マイが欲しい…。」
じゅんは心の底でつぶやく。
じゅんは、ゆっくりと部屋のドアを開け、マイを導き入れ…ロックをした。
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