No.17 2016/03/02 22:41
匿名さん あ+あ-
≫16
諒平が麻里から離れると麻里はすぐさま部屋の隅っこに逃げ体育座りをして泣き始めた。
一方諒平は何事も無かったように本を読んでいる。
怖い…私が抵抗しても全然ビクともしなかった。
私は明日から何をされちゃうの?
どうなるの?
「泣くな。」
麻里が顔あげて諒平を見る。
諒平は振り返らずに話し続ける
「どうすれば泣き止む?」
麻里はうつむく
ガサガサ
諒平がタンスから何かを探している。
「だから女はめんどくさい。」
何かが麻里の目の前に投げつけられた。
麻里は顔あげて見てみると、ハンカチとポケットティッシュが落ちている。