No.14 2016/07/02 21:01
匿名 ( pCjEBe )
あ+あ-
健太は何故かお爺さんを可哀想になり近寄ろうとすると、
「ちっ違います。人違いでしたぁぁー。」
と健太におじぎをすると、走って行ってしまった。
…え?どうしたんだ?
「お前男のクセに、か弱い女の子を見捨てるなんてホントにアレついてんの?」
「なにいっ…」
街灯に照らされた女の顔を見た健太は、言い返そうとした言葉を飲み込んだ。
「なんだよ。ジロジロ見やがって。じゃあな負け犬。」
そう一言言い残すと、女はまた暗い道に姿を消した。
…なんだ?胸がドキドキする。