関連する話題
ちんこ見た本数は?
禁断の恋 俺
こんなのでも、私への愛情はあるのでしょうか?

バイブ届きました

No.324 2018/01/24 04:39
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-

≫322



「お母さん」

居間でこたつに頬づえをついている母に声を掛けた。

居間の電気は相変わらず点けておらず、暗い中で母はため息をついていた。

「…………」

声を掛けたが無視された。

「ねぇ、お母さん、ねぇ!」

母はこちらを見もせずに

「……何……?」

と、めんどくさそうに答えた。

「あのね、お母さん、これがわからなくてね、教えて!」

教科書をこたつの上に乗せて、「これなんだけど」と言ったら、

「……お父さんに教えて貰って」

「だって今お父さん仕事じゃん。わかんないの、お母さん教えて」

はー、っと息を吐く母。

「…だから、お父さんが帰ってきたら教えてもらいなさい。お母さん、分からないから」

そう言われても私は引き下がらなかった。

「わからなくてもいいよ、いっしょに考えてくれるだけでもいいから!ねぇ、お母さん、お母さん!」

パンッ

頬を叩かれた。

「お父さんに聞きなさいって言ってるでしょ!?しつこいっ!あっち行きなさい!」

そう言うと母はまた頬づえをついて、ブツブツと何か独り言を言い始めた。



自分の部屋に戻った私はまた机に向かった。

教科書を開いて問題を読む。

ちっとも頭に入ってこなかった。

頬を叩かれて頭の中は真っ白になっていた。

訳も分からずイライラして、鉛筆を放り投げた。



結局、帰って来た父に勉強を教わる気も失せてしまった。

その日から机に向かって勉強する事は無くなり、私の机はただの物置きになった。


324レス目(500レス中)

新しいレスの受付は終了しました

関連する話題

新しくスレを作成する

注目の話題

おとなチャンネル 板一覧