バイブ届きました
No.327 2018/01/24 13:26
匿名さん ( 41 ♀ )
あ+あ-
★
次の日曜日。
Hちゃんから電話がかかってきた。
「アッキー、今から出てきて」
遊ぼう、とは言われず、命令口調でそうHちゃんに言われた。
(なんの用だろ?)と家を出た。
待ち合わせたのは小学校の校門前。
Hちゃんは先に来ていて
「アッキーおそい!来てって言ったらすぐ来て!」
なんでこんなに偉そうなのか分からなかったので何も答えなかった。
「行こう」とHちゃんが歩き出して、良く分からないまま後を付いていく。
何をする訳でもなく、ただ学校の近くを歩くだけ。
Hちゃんは何も話さない。
私も話す事は特に無いので、お互い無言のまま歩き続けた。
暫くして「つまんない、帰る」と勝手にHちゃんは帰ってしまった。
(なんだったんだ??)
分からないまま私も家に帰った。
次の日の学校の休み時間毎に、Hちゃんが自分の席から「アッキー、来て」と私を呼ぶ様になった。
私は何も話さなかったが、Hちゃんはクラスの誰が馬鹿だの頭が悪いだのと一人でベラベラ喋っていた。
たまにHちゃんに「アッキーもそう思わない?」と言われたけれど、私は答えず黙っていた。
だんだんとHちゃんといる時間が増えた。
家にも連れて行かれる様になった。
別に一緒に遊ぶ訳でもなく、プロレスが好きなHちゃんは私に技をかけて来たりした。
時には台所から大きめの包丁を持ってきて私に向ける事もあった。
私はHちゃんのそういった行動の意味が何となく分かっていたので、プロレス技をかけられても包丁を向けられても怖くなかった。
要するにHちゃんは今で言う所の構ってちゃんだった。
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