欲求……✩主婦日記③

今現在、妻は、田舎の私の父の介護に行っています。
母は、認知症で施設に入所しており、親戚から父が倒れ入院したとの連絡が有り、妻は即座に介護を決断してくれました。父の有り様に号泣してくれました。有り難くて、私は、胸に込み上がるものを抑える事は出来ませんでしたので、感謝の念を述べると、返ってきたのは「当たり前じゃないの、貴方のお父様だもの。」一言でした。
それは、前回の母の施設に入所の際も同じで、介護認定の手続きから、入所まで、仕事で身動き出来ない私に変わって孤軍奮闘してくれました。
手前味噌になりますが、妻の実父が病に倒れ入院そして、亡くなり、葬儀の際は私が悲嘆にくれる妻に替わって動きました。
やはり、最終的には頼りになるのは長年連れ添った、配偶者です。
親を送り、夫婦が残った時に、お互いがどれだけの信頼関係を築いているかで、老後を幸多きものに出来るか、子供の負担をより少なく出来るかが決まると私は、親の最期を看とりながらそう感じています。