No.5 2017/06/24 08:07
シバトラ ( bX5KBe )
あ+あ-
クソッ…間違えた…。
机の上に山積みになっていた書類に判子をやっと押し終わると、裕一は、一服するために外に出た。
やっと終わった…それにしても外は暑い…。
まだ6月だというのに今日は真夏日だ。
裕一は日陰に移動すると、目の前を先程の新人麗美が歩いているのが見える。
まぁ。確かに美人だ。それに…なんといってもちょうど良い大き過ぎず小さ過ぎないあの胸に、スカートから伸びるあの脚…。
裕一は麗美が見えなくなるまで目で追い、短くなった煙草を消すと、深いため息をついた。