おとチャンが静かすぎる

はるさん、こんにちは。
朝から仕事が忙しく、ようやくほっと一息。
明日から通常ペースに戻れるけど、ひょっとすると来週はヒマかも？
毎年2月はヒマなんですけどね。
ヒマ＝お金が入ってこない、これは辛いです。
頑張らなきゃ！


はるさん、痴漢も覗きもされたことあるんですか？
やっぱりどこにでもいるんですね、変質者が。
私は一度も経験がないんです、したことが。
当たり前か（笑）
でも暑い時期に緩いTシャツの胸元からチラ見えするブラをこっそり見えちゃったってことならあります。
あれって、女性は気付くものなんですかね？

ただ、はるさんに痴漢した奴は…
ちょっと羨ましい(^^;;
どこでされたんですか？
電車やバスの中？

もし知ってる人が痴漢してきたら、どんな気持ちになるんでしょうかね。
嫌いになっちゃうか、それとも…


駅のホームに立つハルコとツトム。
帰宅時間で人が混み合ってる。
ホームに電車が入ってくると、人の流れに押し込まれるように二人も車内へと吸い込まれていく。
ツトムはハルコを守るように両手で抱き締める。

ツトム「大丈夫？苦しくない」
ハルコ「うん…フフ、あなたの匂いがする」

電車が動き出すと、倒れないようにツトムの腕に力が入る。
ツトムはハルコの頭に顔を近づける。

ツトム「こうしてると、いい匂いがする」
ハルコ「えーっ、汗臭いよ」
ツトム「そんなことないよ、いい匂いだ」

ハルコ（囁くように）「なんだかさぁ、背中がモゾモゾする…まさか…痴漢？」
ツトム（囁くように）「俺が抱いてるのに？」
ハルコ「じゃあ、あなたの手？」
ツトム「さぁ、どうだろうね」

ツトムはハルコを抱きながら、ハルコのシャツ越しにブラジャーのホックを外す。

ハルコ（小さな声で怒りながら）「ちょっと、何するのよー。こんなところでやめてよー」
ツトム（ニヤニヤしながら）「何が？どうしたの？」
ハルコ「もー、やめてよー」

つづく