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No.11 22/01/06 00:42
匿名さん0
あ+あ-

そして1945年3月、19歳の誕生日を迎えたばかりのマルゴーは、チフスと栄養失調の為、この世を去り、その数日後にはアンネも力尽き、息を引き取った。15歳だった。

そうして次々と亡くなって行く中、隠れ家の住人8人のうち、たった1人生き残ったのはオットーだった。
オットーはアウシュヴィッツ収容所で病に倒れ、他の収容所に移動させられて行く人達が多い中、そのままアウシュヴィッツに残った事が彼の命を繋いだ。
1945年1月末、ソ連軍によってアウシュヴィッツ強制収容所は解放されたのである。もし、アンネやマルゴーもアウシュヴィッツに残る事が出来ていたら助かっていた可能性が高い。彼女達はベルゼン収容所で3月頃までは生きていたのだから。

それにしてもユダヤ人虐殺は凄惨だ。息を引き取ったユダヤ人の頭蓋骨を切り開き、脳ミソが丸出しになった写真や、冷水を貯めた水槽にユダヤ人を沈め、低体温状態でどれくらい生きられるのか?また、仮死状態から甦生は可能なのか?という人体実験中の写真、ガリガリに痩せこけた子供たちを使って化学薬物、細菌の人体実験の写真など、とても見ていられない、おぞましいものだった。

隠れ家の住人を密告したのは、様々な諸説があるようだが、結局のところ誰が通報したのか、正確な事は分かっていない。
ただ、当時は戦争中で、食料事情が極めて悪く、ユダヤ人狩りに協力した者には報奨金や食料が与えられたので、生き延びる為にユダヤ人をドイツ警察に売った人も多かったようだ。

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