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ざつ記帳

あたしは輝きたいの

No.18 22/01/10 22:16
匿名さん0
あ+あ-

母は買い物に行く途中、居眠り運転の車に引かれ、全身を強打したと警察から聞かされた。何故こんな事に?岡田は悔しさと無念さでいっぱいだった。女手一つで育ててくれた母…何も悪い事をしていないのに、ただ苦労するだけ苦労をして、息子の嫁も孫の顔も見る事なく死んでしまった。岡田は母の遺体の前で声を殺して泣いた。

葬儀は内輪だけで済ませた。母の遺骨を抱え、自宅に戻ったのは夕方過ぎだった。美智子は岡田のそばに付いていようとしたが、岡田は余計な心配をさせまいと、美智子に帰るよう促した。
「でも…」と、岡田を心配する美智子に、「僕は大丈夫だから心配しないで。君はお帰りなさい」と岡田は言った。
美智子の気持ちは嬉しかったが、岡田は一人になりたかった。皆が帰った後、岡田は母の遺骨を前に、一人で酒を飲んでいた。が、一向に酔いは回らなかった。

どれくらい眠ったのか、岡田が目を覚ますと朝を向かえていた。時計は10時を指しており、どうやら酒を飲みながらそのまま眠ってしまったらしい。カーテンが閉まったままの居間は薄暗かった。その光景に岡田は母が亡くなった事を改めて思い知らされた。朝起きた時、カーテンが開けられ、居間が明るい状態になっていたのは、母という存在があったからなのだと。今日からは自分でカーテンを開けない限り、朝になっても居間は薄暗いままなのだ。岡田はカーテンを開け、部屋に光を入れた。気が滅入りそうになったが、テレビを点け、コーヒーを飲むと幾分か落ち着いてきた。

その時、玄関の方から「ごめんください」と声がした。誰だろうと思い岡田が玄関を開けると、美智子が立っていた。

「美智子さん。どうしたの」

「ごめんなさい、いきなり来てしまって…。私、どうしても良介さんの事が心配で…」

「ありがとう。さぁ、とにかく上がって」

「えぇ、お邪魔します」
岡田は美智子を部屋に招き入れた。

「散らかってるけど、適当に座って下さい。今、コーヒーをいれますから」

「あ、どうぞお構い無く」
美智子は座卓の前に座った。

「この度は母の葬儀に参列してくれてありがとう」
コーヒーをいれながら岡田は美智子に礼を言った。

「とんでもありませんわ。当然の事ですから。でも、突然の事で、本当に何てお悔やみを申し上げて良いのか…」

「どうぞ」
岡田は美智子にコーヒーを差し出した。

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