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No.30 22/01/29 11:33
匿名さん0
あ+あ-

ロシア人カメラマンが撮影した捕虜収容所(シベリア抑留)での日本人抑留者の生活模様を記録したアルバムがある。1988年に朝日新聞社が当時のソ連から特別の許可を取り入手したもので、1990年に同社から出版されたアルバムなのだが、そこに写っている収容所の環境、日本人捕虜たちの姿に驚いた。

シベリア抑留と言えば、極寒、餓え、重労働という三重苦のイメージであったが、写真の抑留者たちは見るからに元気そうで、和気藹々と作業に取り組み、休憩時間には花札や碁などを楽しみ、お芝居やコーラスを披露し合う演芸会の模様、並々に盛られたスープとたっぷりのパンで食事をしている様子、体調の悪い捕虜には医師がきちんと診察しているシーンばかりだったのだ。それは明らかにソ連の都合で撮影されたものであり、捕虜たちの姿から、ソ連兵に指図されてポーズを取っている事は明白だった。ちょうど北朝鮮が外部向けに国民が華々しく楽しそうに生活をしている姿を意図的に撮って配信しているのと同じようなものだったのではないか?実際にこんな好環境が整っていたならば、5万人以上もの死者など出るはずがない。ソ連兵の命令で(=ヤラセで)虚偽の撮影をさせられていた日本人捕虜たちの姿に胸が痛む。

本書で朝日新聞編集委員は、「撮られた収容所の設備がかなり整っていること、抑留者がいずれも見るからに元気そうで、栄養失調に苦しんでいるような人は一人もいないことから判断して、収容設備や食糧事情が比較的に好くなった入ソ後2~3年に撮影されたものではなかろうか」「ソ連側が撮影したものだけに、シベリア抑留の連想からずいぶんかけ離れている印象を受ける。しかし旧日本兵の抑留生活のまぎれもない撮影記録なのであり、その大部分が未公開の歴史の記録として今日もその現代的意義を失っていない」と解説している。
また、ソ連による共産主義思想についての講義を日本抑留者にしているシーンもずいぶんとあり、日本兵捕虜に共産思想を植え付け、日本の民主化を妨害しようしていた事がよく分かる。

朝日新聞社はソ連から極秘情報を入手できた貴重なフィルムだとしているが、画策フィルムに過ぎない写真にそこまで価値があるとも思えない。本来、日本のメディアならば本書を批判しなければならないはずだが、朝日社の、まるでロシア側に立っているような批評に、一体どこの国の新聞社なのだ?と首を傾げたくなった。

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