さすらいの旅人たちへ。一歩踏み出そう！

リアル。場面は、昼下りのファミリーレストランでした。向こうの座敷で、何か人だかりが出来ていました。近づいてみると、たくさんのお客さんと店員が集まっていて、おじいちゃんが倒れている場面でした。
でもみんなオタオタするだけで、何も出来ずにいました。人をかき分けて、心肺停止が確認されたんで、早速、日本赤十字蘇生法を実施しました。当時はAEDなんて普及していませんでした。施術5分くらいだったかな。救急車が到着したんで、状況を説明して、引き継ぎいただいて、搬送されて行きました。その日はそれだけで、普通に食事して帰宅したんです。その1ヶ月後くらいに同じレストラン行って、店長の名札を付けた方がいたんで、あの方のご家族は、その後どうなったんですか？って聞いたら、あっ、その方でしたら、先日、お葬式行って来ましたよってお話でした。
そうだったんですか？残念です。あの時の心臓マッサージをしてくださった方ですか？
あっ、はいそうです。そんな会話をしたら、頼んでもいないビールが出て来ました。
頼んでませんけど？って言ったら、ご遺族の方からお渡しする様に言われましただって。
車の運転だったんで、親に飲んでもらったけどね。これ、すべてリアルの話です。
実は、他にも数件ほど、救命までの話ではないけど、知らない人を応急手当で、助けてあげたことがあります😄すべてリアルです。
また、今度教えてあげるね。