Luna　piena

「………、…」
って言ったら、あんずさんは一瞬だけとまどった顔をした
私も、そう　
実はとまどってる
募った気持ちを抑えるのがつらい気がしたからはなしたけれど
すごくはずかしくて何処をみていいかわからなくて
あんずさん、どんな反応するだろうって…不安もあって…
そしたら
あんずさんは、私の顔をじっとみたまま手をつかんでくれた
「…ぁ…」
つかまれた手がふるっとして
あんずさんは私を抱きしめた
「それ…ずっと思ってた？」
耳元で囁かれた息に肩がひくんとかるく反って
「ねぇ…いつから？」
あごからくびをやさしくなでられて　囁くよりもっとちいさな声で
おしえて…ってうながされて
こたえにまよっていたら
服のうえから乳首をさぐられて
…ぁって声でちゃった
「いいよ、君の性癖…わかってるから」
ね…？
あんずさんはいいながら唇を重ねて、キスではなしかけるみたいにほら、ちゃんとお願いしてごらんって舌をからめてくれた

あんずさんに…また縛ってほしい
おねがい

こたえは…これ