Luna　piena

とろとろ、だよ
こんなにしてるのに
つらくないの…
あ、ほら
また…あふれてきた

あんずさんの声と中に少しだけ入った指の動きは同じリズム
合わせているのはわざとなんだか偶然なんだかわからないけど…
再開されたあんずさんのキスが私の体の感じる場所を探るようにまた深くなった
舌を絡めながら、指先は愛液を掬ったり外へ出てクリや陰唇をなぞって遊ぶみたいな動きをする
「はぁ…ぁ、」
部屋の中にくちゅくちゅと水音が響く
ぁ…ぁぁ…ん…　　
体がいやらしく動いて、きてほしい、はいってきてほしいと教えようとする
動かせない両脚に力が入って…はずみで背中がくんっとのけ反る
「きちゃ……ぁぅ、あんず…さん…ぁっ！」

こく…ん

舌を絡められたまま名前を呼んで、息をのむ
のんだ瞬間にあんずさんの指が私の奥へと挿しこまれた
「ぁ…ぁあ、」
愛液をかきまぜる音がする
私のなかから、あんずさんを欲しがる声がして
「あんずさん…もう…」
「…なに？」
私に余裕がなくなっちゃったのは
しってるのに
「きもちいいの…あんずさんの…中に、いれて」
「…ほしくなったの？」　
「うん…もう、きて」
あんずさんが私の両膝に手を掛けて左右に大きく開く
「わかった」
あんずさんは頷くと私の脚の間に体を入れてきた
「…十六夜さん」
真っすぐに視線を向けられて、息を吐くような声であんずさんが私の名前を呼んだ
ちゃんと、聞かせて
君がしてほしいこと…いまなら言える、よね？
ほら
「あんずさんの…」
☓☓☓☓☓…たくさんいれて、いっぱい突いて
お願い、私をおかしくして



お話風にしたので　☓☓☓☓にふせちゃいましたm(_ _;)m