彼女の浮気

ここから1番近いトイレは公園の向いのショッピングモール内あるトイレ、多分公園奥の自販機と同じ距離くらいだろう。
もう我慢の限界ならモール内のトイレに行けばいい、但し浮気の事実は帳消しには出来ない。
もう一度公園奥の自販機でジュースを買って来るなら、お前の浮気は全て忘れて再構築を約束する。
どちらを選ぶにもお前の任意だ好きな方を選べ、と彼女に言いました。
彼女は人目も気にせずお腹を抑えながら自販機に向けて歩き出しました、もう本当に我慢の限界なのでしょう、お尻に力を入れて歩く姿は滑稽で誰が見ても変な歩き方です。
歩幅もまだらでフラフラしながら1回目の倍の時間は掛かったでしょうか、ようやく彼女は自販機に到着しました。
ベンチに座っていた人達もまたジュースを買いに来た苦しそうな彼女に注目していました、そんな視線も気にする余裕の無い彼女は乱暴に小銭を自販機に入れてボタンを押しました。
彼女がゆっくりとジュースを取り出そうとしゃがんだ瞬間、とうとうその時が来てしまいました。
我慢を繰り返し便秘であった大量の便と浣腸液が混ざり柔らかい状態になっていたのでしょう、彼女の白いショートパンツに一瞬にして茶色い染みが浮き出で来たのを私は遠目で確認しました。