捕食者と死にたい女
暗い空から止めどなく降り続ける雪を、見送りながら俺は、女の手を握り続ける。
数秒しか経ってないハズなのに、凄く長く感じる。
鍛え上げた肉体も、もうそろそろ限界らしい。
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抱き締めたことも初だ。
ふわっと石鹸の匂いがする。
女ってみんなこんな良い匂いがするんだろうか?なんてまた1人考えていたら、
いつの間にか、暴れていた女が静かになっていて、今度はガクガク震えている。
「俺んち来るか?」
女は男の問いに答えず俯いたままだ。
(この反応は…連れて行って欲しいけど、恥じらいもあるし…てな感じか?そんなこと気にしなくていいのに。)
「気にすんな。」
といい、男は女の頭をくしゃくしゃに撫でると、担ぎ上げ連れて行くことにした。
家に着き女を降ろすと、女の身体がとても熱くなっていることに気が付いた。
男はタンスから自分の服を取りだし、女の着衣を脱がせた。
(さて、これは難問だ。パンツはどうすれば?少し濡れてるし…この家には俺のボクサーパンツしかない。いや、この女のパンツと差ほど変わらないな。ブラはしなくてもいいだろうし。なんだ悩んで損した。)
男は着替えさせたあと、自分のベッドに寝かせ出掛けることにした。
立ち上がろとすると、
「なんで邪魔したの…?」
と、女は震える手でぎゅっと男の手を掴み、虚ろな目をして男を見上げた。
「おっ…起きたの?」
「ねぇ…なんで?」
「お前が飛び降りようとする前に、本当は死にたくないって呟いてたから。」
「やっと私…決心ついたのに…。」
「そっか、ごめん。色々と…。」
「って…!服!!」
「濡れてたから…」
「もしかして…全部…?」
「あぁ。謝ったろ?」
「ねぇ…全部みたの?」
「あぁ、それよりなんか飲むか?」
女はいきなり外にまで響き渡るような悲鳴をあげ、男は女の口を押さえた。
女は数分の間暴れて、やっと落ち着いたと思ったら、また眠りに落ちてしまった。
(怒りながら泣いて眠った。なんて器用なんだ。この女は。)
女の頬っぺをツンツンして寝ていることを確認して取り敢えずシャワーを浴びることにした。
今日は色々あったなぁ。
男はシャワーを浴びながら、今日1日の出来事を振り返ってみた。
朝たまたま見た占いで、人助けが吉っていっていたから、今日は困った人がいたら助けようと心に決め、出掛けた。
通勤中に、突然そのチャンスがやってきた。
目の前をイチャイチャしながら歩くカップルが、鍵がポロっと落とした。
すぐさま俺は拾い、声を掛けた。
『落としましたよ?』って。
声を掛けただけなのに、逃げられそうになったり、転んでた人がいたから手を貸そうとしたら、凄い勢いで立ち上がり、ペコッとお辞儀され逃げられた。
ほんのちょっと傷ついた。
お風呂から上がると、男はビールを一気飲みした。
ふっ…はぁ~こりゃ旨い。
やっぱりこれを飲まないと1日が終わらないなぁ。
この渇ききった喉と俺の心を潤してくれるこの神の飲み物を飲んでっとあっ…そういえば今日女がいるんだった。
あれ…?なんか急に胸と顔が…いや、全身が熱い…それに心拍数も上昇してる。
あっムスコまで反応してる…。
男はすやすや寝ている女の顔をみた。
今日知り合ったばっかの、それも結構可愛い女と、一つしかないベッドで。
一夜を共に…?
女と初めて手を繋いで、初めてまともに話して、初めて見つめあいながら抱きあった初めてだらけの1日だったじゃないか!!
なんだ。今日は最高についてる日だ!!
それにばっちゃが言ってたじゃないか。
『この世は、喰うか喰われるかの厳しい世界。ぼさっとしってと、めんこいおなご奪われるぞ』って。
俺は…俺は、ばっちゃのいうことを信じ、全裸のまま、そして素早い動きで女の上に覆い被さった。
女は高熱のせいか気付かないない。
俺は心の中でガッツポーズを決め、ファンファーレも鳴っている。
今日で童貞と決別し、晴れて俺も大人の男に仲間入り。
素晴らしい!!
まず俺は女の頭を嗅いでみた。
あのときと同様、ふわっと香る石鹸の香り。ずっと嗅いでいたいくらいだ。
それに髪からちらっと見える耳。顔にかかっていた髪を耳にかける。ただそれだけ。それだけのに、なんて厭らしいんだろう。
あぁ痛い。痛いくらいアソコがぎんぎんに…。もう我慢出来ない…。
俺は布団をゆっくりとずらし、身体をねじり込ませる。
やばい…。毛布に我慢汁が付着してしまった。
いや、今はそんなみみっちいことを気にしてる場合じゃない!!
俺は初めてながら、とても上手にズボンを脱がすことが出来たと思う。
スウェットにして良かった。本当に良かった。スウェットよ、ありがとう。
キミは本当に脱がしやすい。
俺のボクサーパンツ…キミにはちょっと休んでて貰おうか。
これは少しテクニックが必要だったが、上手く脱がせることが出来た。
少しリアルだ。
これが…女しかないモノか。
うん。
取り敢えず太ももを借りて、俺の大事に大事に過保護に育て上げたムスコを撫でて貰うか。
うぅっ…ちょっとそのままだと突っ張って痛いな。そうだ!!我慢汁を塗りたくって…。
あぁ…いぃ…。めっちゃ良い!!あの冷たいシリコンのオモチャなんて比べモノにならないくらい違い過ぎる。
今俺は、この女の脚を犯してるんだぁ!!
うぅ…孕めぇぇ孕めぇっ…あぁぁぁ…イクッイクぅ~!!はぁはぁはぁ…。
なんて出来るハズないだろ。
だって俺はドーテーだし、ばっちゃとなんて会ったときもねぇよ。そうだよ。今の全部妄想だよ!!それにしてしまったら強姦で捕まるよ。
無理だ。泣けてきた。
それに寒い。冬…だもんね。
早くスウェット着よう。
でもホントすやすや寝てるなぁ…。
お互い早く熱下がるといいけど。
なんて呟きながら男は、冷却シートをそっと新しいのに替えてあげ、ソファーの上に横になったかとおもうと、あっという間に夢の中に入っていった。
ねぇ…。きょーくん?
んふふ♪ここおっきしてるぞぉ♪
どうしちゃったのぉ??おしっこいきたくなっちゃったのかなぁ??
それともぉ…おねぇちゃんのイヤらしいしぃおっぱいみちゃったから…いれたくなっちゃったぁ??
すごーい♪ちょっとさすってあげただけなのに、こんなにがまん汁でちゃったよぉ?
きょーちゃんえらーぃ♪
いいこいいこ♪
ふぁっ…?!
はぁはぁ…。凄い生々しい夢だったな。
男が目を覚ますと、もう日が昇っていて明るくなっていた。
スマホを見ると11時
男はパッと飛び起きたが、もう一度よく考えてみたら休日だったことを思い出し、二度寝しようとベッドに行くと知らない女が寝ている。
「あぁ腰いてぇ…ってあれ…?俺もしかしてしちゃった??」
「してない。」
寝てたはずの女が、パッと目を開けた。
「あぁ、そうか。なんか食います?」
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