改過自新
かいかじしん
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立而居而 待登待可祢 伊泥□来之 君尓於是相 挿頭都流波疑
大伴家持
立ちて居て、待てど待ちかね、出でて来し、君にここに逢ひ、かざしつる萩(はぎ)
立ったり座ったりして待っていたけど待ちきれずにいたところ、池主の家から出てきたあなたにここで遇えた。髪にかざした萩が美しい。
この気持ちよくわかるな
出逢えたときの歓びはいかんばかりなのかな
安須能比能 敷勢能宇良未能 布治奈美尓 氣太之伎奈可受 知良之底牟可母 [一頭云 保等登藝須]
大伴家持
明日の日の 布勢(ふせ)の浦廻(うらみ)の 藤波(ふぢなみ)に けだし来(き)鳴かず 散らしてむかも [一に頭(かみ)にいわく 霍公鳥(ほととぎす)]
明日、ひょっとして布勢の浦辺の藤の花に(ほととぎすは)来鳴かず、むなしく散らしてしまうのではないでしょうか。[一案の初句は 霍公鳥(ほととぎす)]
虚しく散りたくないよ
こんなことになると悲し過ぎるね
多知夜麻尓 布里於家流由伎乎 登己奈都尓 見礼等母安可受 加武賀良奈良之
大伴家持
立山(たちやま)に 降り置ける雪(ゆき)を 常夏(とこなつ)に 見れども飽かず 神(かむ)からならし
立山(たちやま)に降り積もった雪(ゆき)はいつまでも消えることがなく、いつ見ても飽きることはありません。神々しいからなのでしょう。
もう8か月になりますが貴女への想いは変わりません
肌を重ねあえる日のことを一日千秋の思いで待っていますが、このまま衰えていくのはあまりにも辛いです
安之比奇能 夜麻佐久良婆奈 比等目太尓 伎美等之見氏神婆 安礼古非米夜母
大伴家持
あしひきの、山桜花(やまさくらばな)、一目だに、君とし見てば、我(あ)れ恋ひめやも
山に咲く桜(さくら)の花をあなたさまと一緒に眺められたなら、こんな風に花が恋しいとは思はないのに
病気で想い人に逢えない悲しさを読んだ和歌だね
病気や辛いことがあって生死というものを考えると景色や価値観が変わるね
どんな状況でも自死という選択は避けたいね
エロという選択肢で元気が出るなら、それもいいんじゃないかな
宇具比須乃 奈枳知良須良武 春花 伊都思香伎美登 多乎里加射左牟
大伴家持
鴬(うぐひす)の、鳴き散らすらむ、春(はる)の花、いつしか君と、手折(たを)りかざさむ
鴬(うぐひす)が鳴いては散らしているでしょう春(はる)の花を、いつかあなたと手折って髪飾りにしたいと思います。
悲しい歌だね
人生何があるかわからない
病気で逢えない悲しさを歌ってるけど、思いびとがいるだけ幸せなのかな?
出逢いを目の前に延期になり、当てもなく待つしかないのも悲しいよ
いつまで待てばいいのかな?
世間波 加受奈枳物能可 春花乃 知里能麻我比尓 思奴倍吉於母倍婆
大伴家持
世間(よのなか)は、数(かず)なきものか、春花(はるはな)の、散りのまがひに、死ぬべき思へばっっっjy
この世は、はかないものなのでしょうか。春の花が散り乱れている時に死んでしまうのかと思うと。
悲しい歌だね
死は一定(いちじょう)だけど、それだからこそ悔いなく生きたいね
鵜河立 取左牟安由能 之我波多波 吾等尓可伎无氣 念之念婆
大伴家持
鵜川(うかは)立ち、取らさむ鮎(あゆ)の、しがはたは、我(わ)れにかき向け、思ひし思はば
鵜飼(うかい)をして捕まえた鮎(あゆ)のひれを私に送ってくださいな。もし私のことを忘れずに思ってくれているなら。
送ってもらう物よりも、送ってもらう気持ちが嬉しいね
便りがないのは寂しいね
許能美由流 久毛保妣許里弖 等能具毛理 安米毛布良奴可 己許呂太良比尓
大伴家持
この見ゆる、雲(くも)ほびこりて、との曇(くも)り、雨(あめ)も降(ふ)らぬか、心(こころ)足(だ)らひに
こうして見えている雲(くも)が広がり曇って雨(あめ)が降ってくれないでしょうか、満足できるまで。
干ばつのときは雨を心から願望するね
私はあなたとの邂逅を心から請い願っているよ
二上之 峯於乃繁尓 許毛里尓之 彼霍公鳥 待騰来奈賀受
大伴家持
二上(ふたがみ)の、峰(を)の上(へ)の茂(しげ)に、隠(こも)りにし、その霍公鳥(ほととぎす)、待てど来(き)鳴かず
二上山の峰(みね)の茂みにそっと静かに居る、あの霍公鳥(ほととぎす)を待っているのに来て鳴いてくれません。
このようなことが続くと悲しいね
霍公鳥は待っていればやってくるのかな?
鮪衝等 海人之燭有 伊射里火之 保尓可将出 吾之下念乎
大伴宿禰家持
鮪(しび)突くと 海人(あま)の灯(とも)せる 漁(いざ)り火の 秀(ほ)にか出ださむ 我が下思(したも)ひを
鮪(まぐろ)を獲ろうと海人が灯している漁火(いさりび)のように、はっきりと思いを表にだしてしまおうか、あの人への想いを。
思いやりのある割り切った関係がいいな
一度だけの邂逅が二度、三度となるのかはお互いの気持ち次第で良いよ
相性は良いと思うんだけどね
見麻久保里 於毛比之奈倍尓 賀都良賀氣 香具波之君乎 安比見都流賀母
大伴家持
見まく欲(ほ)り、思ひしなへに、かづらかけ、かぐはし君を、相(あひ)見つるかも
お逢いしたいと思っていたところ、かづらを飾りつけた素敵なあなたさまにお逢いすることができました。
この和歌のようになりたいな
僅かな可能性を信じて待っています
佐由利花 由利母相等 之多波布流 許己呂之奈久波 今日母倍米夜母
大伴家持
さ百合花、後(ゆり)も逢はむと、下延(は)ふる、心しなくは、今日(けふ)も経(へ)めやも
百合といえば、ゆり(あとで)。後で逢えると期待できなければ、今日という日を過ごせることなんかできません。
後で逢えると期待できるのかな?
待つのも去るのも辛いが、いつか良いことはあるのかな?
雨晴而 清照有 此月夜 又更而 雲勿田菜引
大伴家持
雨晴れて、清く照(て)りたる、この月夜(つくよ)、またさらにして、雲なたなびき
雨が上がって清く輝いているこの月夜。また雲がたなびかないで欲しいな。
2人の間に雨や雲がたなびくことがあっても、いつか繋がることがあると信じているよ
もう終わってるのかもという不安に何度も襲われ、いつまで待てるかわからなくなることがあるけど、繋がりかけた大事な絆はきりたくないよ
足日木乃 山邊尓居而 秋風之 日異吹者 妹乎之曽念
大伴家持
あしひきの、山辺(やまへ)に居(を)りて、秋風(あきかぜ)の、日に異(け)に吹けば、妹(いも)をしぞ思ふ
山辺(やまべ)にいて、秋風(あきかぜ)が日が経つにつれて一段と吹いてくると、あなたのことを想います。
風の便りもないがあなたのことを想っています
風があなたを運んできてくれるのを夢に見つつ
こんな気持ちは伝わっているのでしょうか?
瞿麥者 咲而落去常 人者雖言 吾標之野乃 花尓有目八方
大伴家持
なでしこは、咲(さ)きて散(ち)りぬと、人は言へど、我(わ)が標(し)めし野(の)の、花にあらめやも
なでしこは咲いて散ったと人は言うけれど、私が標(し)めをした(自分のものと目印をつけた)野の花のことではないでしょうね。
(他人は人の心変わりのことを色々と言うけれど、あなたは心変わりはしないですよね。)
心変わりしていないことを真剣に願っています
いつか私の気持ちは伝わるのでしょうか?
宇能花毛 未開者 霍公鳥 佐保乃山邊 来鳴令響
大伴家持
卯(う)の花も、いまだ咲かねば、霍公鳥(ほととぎす)、佐保(さほ)の山辺(やまへ)に、来鳴(きな)き響(とよ)もす
卯(う)の花もまだ咲いてもいないのに、霍公鳥(ほととぎす)は佐保(さほ)の山辺(やまべ)にやってきて鳴いています。
卯(う)の花は咲かなくても、罰当たりの愛しい霍公鳥(ほととぎす)が戻って来るのを心待ちにしてるよ
夏山之 木末乃繁尓 霍公鳥 鳴響奈流 聲之遥佐
大伴家持
夏山の、木末(こぬれ)の茂(しげ)に、霍公鳥(ほととぎす)、鳴き響(とよ)むなる、声(こゑ)の遥(はる)けさ
夏山の、梢(こずえ)の茂みで霍公鳥(ほととぎす)があたりに響くように鳴いています。その声がはるか遠くまで聞こえます。
街の喧騒を少し離れると木々の間からホトトギスの鳴き声が響き渡るよ
まだ上手く鳴けない若鳥の声も楽しいものだね
春霞 軽引山乃 隔者 妹尓不相而 月曽經去来
大伴家持
春霞(はるかすみ) たなびく山の へなれれば 妹(いも)に逢(あ)はずて 月ぞ経(へ)にける
春霞(はるかすみ)がたなびいている山が私たちを隔てているので、あなたに逢わずに月日が経ってしまいましたね。
本当に月日が経ってしまったね
2人の間を隔てる春霞を吹き流してしまいたいけど、どうすれば良いかわからないよ
春霞の時期は過ぎているけど、このまま貴女が元に戻るのを待ち続けるのか、迷惑なら去るのがいいのか、不安になると心が揺らぐよ
五月晴れの涼風が時期外れの春霞を流し去ってくれないだろうか
吾君尓 戯奴者戀良思 給有 茅花手雖喫 弥痩尓夜須
大伴家持
我(あ)が君に、戯奴(わけ)は恋(こ)ふらし、賜(たば)りたる、茅花(つばな)を食(は)めど、いや痩(や)せに痩(や)す
あなたに私は恋をしているようです。いただいた茅花(つばな)を食べても、ますます痩(や)せてしまうのです。
恋をしても痩せないことがあるね
エッチすると痩せるのかな?
打妙尓 前垣乃酢堅 欲見 将行常云哉 君乎見尓許曽
大伴家持
うつたへに、籬(まがき)の姿、見まく欲(ほ)り、行(ゆ)かむと言へや、君を見にこそ
むやみに籬(まがき)を見たくて行こうとは言いませんよ。あなたを見たいからですよ。
今も昔も恋心というのは同じだね
いつでもいけるよ
久堅之 雨之落日乎 直獨 山邊尓居者 欝有来
大伴家持
ひさかたの、雨の降る日を、ただ独(ひと)り、山辺(やまへ)に居(を)れば、いぶせかりけり
空から雨の降る日にただひとり山辺にいますと、気分がすっきりしないものです。
一緒にいれば雨でも楽しいんだろうね
今所知 久邇乃京尓 妹二不相 久成 行而早見奈
大伴家持
今(いま)知(し)らす、久迩(くに)の都(みやこ)に、妹(いも)に逢(あ)はず、久(ひさ)しくなりぬ、行(ゆ)きて早(はや)見な
今は京(みやこ)になっている久迩(くに)の都(みやこ)にいて、あなたに逢わないで時がたってしまいました。(奈良に)行って早くお逢いしたいです。
奈良を神戸と読みかえると同じ思いだな
いつでも行けるよ
暮去者 屋戸開設而 吾将待 夢尓相見二 将来云比登乎
大伴家持
夕さらば、屋戸(やと)開(あ)け設(ま)けて、我(わ)れ待(ま)たむ、夢(いめ)に相(あひ)見に、来(こ)むといふ人を
夕暮れになったらも家の戸を開いて待っていましょう。夢で会いに来るという人を。
当時は夢に出てくるというのは、相手が自分のことを想ってくれているというように考えられていた
夢にあなたが出てきて何度もセックスしてるけど、少しは想ってくれてるのかな?
人毛無 國母有粳 吾妹子与 携行而 副而将座
大伴家持
人もなき、国もあらぬか、我妹子(わぎもこ)と、たづさはり行きて、副(たぐ)ひて居(を)らむ
(誰も)人のいない国がないものでしょうか。あなたと二人で手を取り合って、一緒に行って住んでみたいものです
2人っきりになれるところに行って、貪りあいたい
百礒城之 大宮人者 雖多有 情尓乗而 所念妹
大伴家持
ももしきの、大宮人(おおみやひと)は、多かれど、心に乗りて、思ほゆる妹(いも)
大宮人(おおみやひと)はたくさんいるけど、いつも心の中にある女性はあなただけです
セックスしたい女性はあなただけです
千鳥鳴 佐保乃河門之 清瀬乎 馬打和多思 何時将通
大伴家持
千鳥(ちどり)鳴く 佐保(さほ)の川門(かはと)の 清き瀬を 馬(うま)うち渡し いつか通はむ
千鳥(ちどり)が鳴く佐保川の渡しの清らかな瀬を馬(うま)で渡って、いつか(あなたの元へ)通いたいものだ。
いつになるのかな?
いつでも大丈夫だけどね
振仰而 若月見者 一目見之 人乃眉引 所念可聞
大伴家持
振(ふ)放(さ)けて 三日月見れば 一目見し 人の眉(まよ)引き 思ほゆるかも
空を仰いで三日月を見ると、一目見たあの女(ひと)の眉を思い出します
一目も見てないけど眉と黒子が印象的です
ふとしたときに心を惹かれます
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